※タグは「アシュリー」使用が大半
CV:キャロリン・ローレンス(オリジナル版)
CV:ジュヌヴィエーヴ・ビークナー(リメイク版の英語)
CV:鬼頭明里(リメイク版の吹き替え)
概要
『バイオハザード4』の主要人物で、当時のアメリカ合衆国大統領グラハムの娘。2004年当時20歳。
マサチューセッツ州にある大学へ通う学生だったが、ある日の帰宅途中、ジャック・クラウザー率いるロス・イルミナドスの集団によって拉致されてしまう。その後、ヨーロッパ(名指しこそないが、明らかにスペイン)の片田舎での目撃情報から、大統領直属のエージェントであるレオン・S・ケネディが現地へ派遣される事となる。
バイオハザード4
現地の村を支配するロス・イルミナドス教団によって寄生生物「プラーガ」の胚を植え付けられ、村落の教会に監禁されていたが、レオンによって救助される。その後プレイヤー(レオン)はアシュリーを護衛しながら進むこととなり、彼女の拉致(ムービー中の展開を除く)や死亡によってもゲームオーバーになる。ちなみにアシュリーもレオン同様HPが可視化されており、黄ハーブでの強化も可能だが、レオンの攻撃が誤ってヒットすると威力に関わらず即ゲームオーバーとなるので戦闘中や拉致されかけの状態からの救出にも十分な注意が必要。
普段はNPC(自分についてくるかその場で待機するかの単純な指示は可能)だが、古城での1チャプターだけアシュリー操作のソロパートがある。この間も敵は少し配置されているが、前半の邪教徒に対しては部屋に置いてあるランタン(焼夷手榴弾と同性能)を投げることで攻撃が可能。後半のアルマデューラは移動とQTEで逃げ切るしかない。なお、ノーマル以上の難易度ではこのアシュリーパートの間のみ従来作品と同じ定点カメラでの視点になる。
レオンより先にプラーガに寄生されたために症状の進行が彼より早く、終盤では一時オズムンド・サドラーに行動を操られてしまうほど悪化。しかし、プラーガが完全に成長・定着する前にレオンと共に放射線治療で体内のプラーガを除去することに成功する。
性格は天真爛漫ながらも我侭で勝気なところがあるが、レオンの指示で見るからに汚いゴミ箱に身を隠すことも辞さないことから、臨機応変に事態を見極める能力もあり、柔軟性もある模様。
またかなり活動的で、危機に直面しても自力で突破口を探して幾度かレオンの危機を救い、ただ守られるだけではなくレオンと共に困難を乗り越えていく。謎解きのヒントを出してくれるだけでなく、終盤のある場面では大型の建設車両の運転という普通の大学生っぽくない芸当も見せる。
教団からレオンに警護されつつ脱出する内に、常に身を挺して自分を守ってくれる彼に対し、次第に女性として惹かれていくようになる。そのため、後にレオンとオズムンド・サドラーの戦闘中に目撃したエイダ・ウォンについては、脱出後に「あの女の人は誰?」とレオンを問い詰めている。
現時点では『4』のみの登場であるが、本作から1年後にあたる『DG』(フルCG映画作品)ではレオンがアシュリーを救出した功績で大統領から絶大な信頼を受けるようになった事が明かされている。
そして、『DG』から1年後の『インフィニットダークネス』では長らく名前のみだった大統領が登場。
また、アシュリーの写真もワンカット登場している。
バイオハザードRE4
原作では軽率な行動で敵に捕まったりしてレオンを振り回してたがリメイク版では軽率な行動が控え目になっている。城編最初のはぐれイベントはプラーガに操られたと変更された。
性格は20歳の大学生ということもあってか買ったばかりのケータイを破壊されて「最悪」と述べたりサラザールの誘いに「最低」と悪態つくなど良くも悪くも今どきの若者寄りになっている。
見知らぬ場所に監禁されてパニックになったり、ガナードの寄生に不安を抱いたり、一人アルマデューラが蔓延る暗闇の中で怯えながら探索したり、「自分が化け物になってレオンを傷つけてしまうかもしれない」と弱音を吐くなどシリーズで登場する一般人やごく普通の大学生のメインキャラと比べると弱々しいごく普通の一般人であることを原作以上に強調して描写されているなどシリーズでも珍しいごく普通の女子大生である(まぁ上記の一般人である彼らは特殊な部類ではある)。本人曰く重機操作は必修科目らしい。
キャラクターデザイン
金髪ショートヘアの白人で、20歳という年齢の割に童顔な一方、抜群のプロポーションを誇る。その体つきたるや、ルイス・セラからは初対面で「大統領の娘にしちゃあオッパイがでかいな」(直訳は「なるほど大統領は自分の娘の胸にミサイルを配備してるのか」に近い)と言われ、レオンすらも(高所から落下して尻餅を付き痛がった彼女に対して)「君の尻なら大丈夫だ」とセクハラ発言する始末。さらにはプレイヤーが低所から高所に待機させたアシュリーを見上げた時用にスカートを押さえる専用モーションと台詞(全2種)まで用意されている。ちなみにVRプラットホームのOculusQuest2版では残念ながらこの遊び方はプレイエリア外でエラーとなるので、これについてはシステム的に表現規制されて出来ない模様。HDリマスター版のPS3、PS4、PC(Windows、steam)、Switch版では可能。
通常コスチュームはオレンジの袖なしニットにカーディガンを肩で羽織り、丈が非対称なミニスカートと膝下までのブーツを着用している。一方、2周目以降に解放されるスペシャルコスチューム1ではボトムスこそロングパンツになっているものの、トップスは袖なし谷間丸出しへそ丸出しと、水着かと見間違うような布面積の少ないものになっており、彼女の豊満な体型をより強調するデザインとなっている。なお、色は上下とも白。
さらにPS2版(Wiiエディション版)以降に追加されたスペシャルコスチューム2は西洋風の甲冑であり、あらゆる攻撃を防ぐ(レオンからの銃撃も防ぐ)無敵ぶりを誇る。トラックに轢かれようが掘削機に巻き込まれようがロケットランチャーをど真ん中にぶち込まれようが無傷なのだ。挙句の果てに、連れて行こうとする敵も転ぶ程の重さである(特定のイベントを除く)。なお、デザインについてはプラーガが着用していたアルマデューラの甲冑がベースらしい。
また、こちらのコスチュームを使用するとレオンが高所から飛び降りるアシュリーを受け止めたあと腰をさするような挙動をするようになる他、隠し武器の「シカゴタイプライター」のマガジンがドラムマガジンに変化するというオマケもある。
このアシュリーを見た一定数のプレイヤーは『もう助ける必要ないんじゃないの』と思ったとか何とか。
リメイク版である『RE:4』における通常コスチュームではデザイン(ボトムスなど)が一新されている。後半になるジャケットが外されるほか、射的を始めとオリジナル版CGイラストのようにタルに座る。
上記の鎧も隠し要素として収録済み。性能は健在だが、拉致ゲームオーバー条件が「捕まれたアシュリーとの距離が離れすぎる」と変更された為、レオン(プレイヤー)自ら条件を達成してしまった可能性も。イベントムービーも鎧になる故、受け止めやカルト儀式などのムービーは妙におかしい。
関連イラスト
関連タグ
レオン・S・ケネディ ジャック・クラウザー オズムンド・サドラー
レイン・ルーベンス:バイオハザードシリーズでは、彼女の先輩と言えるヒロイン。