暗黒聖闘士
ぶらっくせいんとまたはあんこくせいんと
概要
読みは漫画では「ブラック」、アニメでは「あんこく」。
聖闘士の力を私利私欲のために使う悪の集団で、大半が聖闘士の力を表面だけ体得し称号を与えられなかった者(つまり落ちこぼれ)や、聖域の掟に反した振る舞いによって聖闘士の称号を剥奪された者である。
漫画ではほぼただのゴロつき集団として描かれているが、アニメでは教皇アーレス(サガ)と結託して悪事を働いていた。
実力に関しては正規の聖闘士同様にピンからキリまでいるので、下は雑兵よりはマシ程度(聖衣無しの星矢に複数人がかりでもぶちのめされるレベル)から、上は黄金聖闘士に匹敵するものまでいる。太平洋にあるフェニックス諸島デスクィーン島を本拠地しているが、俗世に出て悪事を働いているものも大勢いる模様。また、デスクィーン島はギルティーやジョーカらの仮面の一族によって守護されており、彼らの力の前では暗黒聖闘士は力を失う。
セインティア翔では、本拠地以外の島を襲撃して民間に被害が及びそうになったことが示唆されているほか、暗黒聖闘士版の聖闘少女「暗黒聖闘少女(ブラックセインティア)」の存在が判明している。
この際にある程度強力なメンバーがいたようで、島の住人や弟子を守ろうとしていた聖闘少女のカシオペア座のレベッカにより撃退されたものの、レベッカも命を落としている。
ネトフリ版ではグラード財団の科学力で作り上げられた青銅聖闘士と同等の力を持つ戦士という扱いで、身も蓋もない事を言うと強い鋼鉄聖闘士ポジションである。
メンバー
暗黒鳳凰星座(ブラックフェニックス/あんこくフェニックス)
- 聖闘士星矢に登場、漫画版ではフェニックス一輝の影武者で5人登場、実力は雑兵よりマシ程度。
しかしアニメ版では一輝がデスクイーン島に一時帰宅するエピソードにて、一輝を苦戦させるほどの力を持った真打ちが登場(一人)。白銀聖闘士並かそれ以上の実力を持っていると思われる。
デスクイーン暗黒(あんこく)スリー
ジャンゴの手下三人組。アニメ版聖闘士星矢オリジナルの暗黒聖闘士。
ジャンゴ
漫画ではデスクイーン島本来(?)の支配者として登場。チンピラ程度の存在として描かれ、一輝にあっさりフェニックスの聖衣とデスクイーン首領の座を奪われてしまう。
だがアニメでは逆に一輝が去った後にデスクイーンの支配者となった男として登場。それなりの実力を持っていた。CVは銀河万丈が務めた(『ライジングコスモ』では鷲見昂大が担当)。
デスクィーンインフェルノという燃え上がる拳を使った必殺技を持つ。
ネーロ
LC冥王神話外伝に登場。イタリアのヴェネツィアで犯罪組織を運営していた。トップのアヴィドは黄金聖闘士並の実力を持っている。
暗黒聖闘少女
『セインティア翔』に登場。「虐殺の3姉妹」の異名を持つ。本編開始前にカシオペア座のエルダに倒され、邪神エリス配下の邪精霊(ドリアード)に転生したが、大した実力は有しておらず、再び3人まとめてエルダに倒された。なお、二つ名は邪精霊としてのもの。
- 虐殺(マサカー)のアンドロクタシア
- 略奪(プランダー)のレイラ
- 欺瞞(ディシード)のパティ
暗黒聖闘士の同類共
悪の戦隊・スーパー戦隊シリーズに登場する悪側の戦闘集団。
記念すべき悪の戦隊第一号で、後にジューノイド三獣士へ改組された暗黒聖闘士の先祖。
ジューノイドに次いで出番が多く、ここから暗黒聖闘士の子孫となる。
見掛けに拠らず残忍な性格で、カクレンジャー達を苦しめた。
1話限りの登場ながらインパクト絶大だった。
後半の強敵で、数話に渡りメガレンジャーを苦しめた。
無印第45話に登場したダークキングダム最後の切り札にして最強の戦士。暗黒聖闘士共とは逆にセーラームーンを除く4人のセーラー戦士を倒した。
ダークプリキュア5(YES!プリキュア5シリーズ)