概要
インターネット有志による、ゲームの顔グラフィックのバグ(にしきがお)を利用した作品のうち、芸術点が高いとされるものを選出するイベント「にしきがおコンテスト」の2018年開催部門にて投稿された一作品の通称。
大本はSNKが1995年にAC(MVS)/NEOGEOで発売したサッカーゲーム「得点王3 栄光への挑戦」で、ことあるごとに写実的なカットインが表示されるのが特徴のゲームだが、有志による意図的なデータ改変により見るも無残なバグ画像が作成されてしまった。
反応
生放送での選考は、一人の司会者が、入選した作品を順番に発表、その後司会者がアンケートを開始したら視聴者が投票する形式となっている。
さて、この作品が格納されたブロックの終盤、のちに「王の挑戦」と呼ばれるようになる作品が画面に表示された途端、司会者は不意打ちを食らったのかむせるほど失笑、笑いをこらえるのに必死でほとんど感想を述べられないまま視聴者のアンケートに移る羽目になった。
視聴者らのコメントもそれまでは静かだったが、王の挑戦があらわになると一変、驚嘆の反応をしたコメントが(弾幕と呼べるほどではないが)次々と横切っていくほどであった。
選考終了前後、twitterでも王の挑戦を巡って「#にしコン2018」がトレンド入りした。
作品構成
- 画面中央
- 左側
- 右側
その後
王の挑戦の作者は3年後の2021年に開催された「にしきがおコンテスト2021」でも最優秀作品に選ばれた。「クイズ迷探偵NEO&GEO クイズ大捜査線パート2」を素材としており、画面内のメッセージから『おい見ろっ!この作品はフィクション』または、「我が子を食らうサトゥルヌス」をもじった『我が子を喰らうバグルヌス』という名称で、まとめサイトで紹介された。
関連タグ
内輪ネタ/アングラ:他へ持ち出す際はネチケットに注意して扱いたい。
外部リンク
- ヒテッマンリスペクト用語まとめWiki
- にしきがおコンテスト2018 twitterの様子 - togetter
- niconico
- にしきがおコンテスト2018(その2) - 生放送のアーカイブ。(22:35~26:00)
- 王の挑戦-ニコニコ静画
- 王の挑戦 - 診断メーカー