「俺は俺に罰を与える」
CV:高原知秀
詳細
真名:天地開闢。産声と怒号を聞きながら*****
ビーストクラスに属するライオンを彷彿させる容姿で、城壁を模した鎧のような皮膚と怪力、指先のロケットクローを武器に戦う。また死んだファンガイアのオーラを集めてサバトとして召喚することができる。
戦闘力は極めて高く、紅音也が変身したイクサ セーブモードとアームズモンスター三人衆相手に4対1でも圧倒する程に強い。
本来は身の丈程の棍棒を武器に持っているが、作中では未使用。後にビショップが蘇らせた再生ファンガイア軍団の中の個体が使用している。
チェックメイトフォーとしての使命はキングの護衛と、ライフエナジーを奪い合う他種族の殲滅だが、現在ではもう障害となり得るような他種族がほぼいないのと、キング自身の戦闘力が高い為に自由に行動している。
というか初期の頃や過去編では圧倒的な強さを見せていたルークだが、現代編で後にエンペラーフォームやライジングイクサといった強化形態が登場すると途端に圧倒されるようになり、チェックメイトフォーとしてはその実力にはやや疑問符がつく(後に登場した他のチェックメイトフォーのメンバーはキングやクイーンは勿論だが、明らかに戦闘向きではないビショップもライジングイクサと真正面から渡り合える程の実力を見せている)。
ぶっちゃけ終盤に登場した一部の一般のファンガイアの方が強いのではないかと指摘される事もあり、少なくともキングの護衛役としては不要なレベル。これはメタ的に言えばインフレに置いて行かれたとも言える。
来歴
過去編と現代編の両方に登場。
過去編では麻生ゆりの母にして、イクサの開発者である麻生茜を前述のタイムプレイで殺害。以降、完成したイクサと何度も交戦しその度に退けるが、ゆりが仕掛けた罠(あえてイクサに変身させてシステムの負荷で消耗させるというもの)で弱体化したところを彼女が変身したイクサのブロウクン・ファングを右肩に受け重傷を負い22年間もの眠りについた。
現代編で記憶喪失の状態で覚醒するが、後に記憶を取り戻すと、再びタイムプレイを開始する。
タイムプレイにマンネリを感じ始めていた頃、たまたま公園で子供に絵本を読み聞かせている女性を見かけて「死んだ後に天国に行きたい」という夢を持つようになり、やたらいいことをしようと町をふらついてはボランティア活動を行うようになった。
最後は恵の変身したイクサに右肩を集中攻撃され、イクサジャッジメントで致命傷を負い爆散した。
その他の出演
小説仮面ライダーキバ
麻生ゆりの母を殺害したファンガイアとして登場。なお、チェックメイトフォーの設定は存在しない。
戦闘力も高く素晴らしき青空の会のハンターを何人も返り討ちにしている。
本編と異なり用心深くズル賢い卑劣漢となっている。
小説版の過去編ではイクサが登場しない為、生身の音也にファンガイアスレイヤーで急所を粉砕されて地獄送りとなった。
ウルフェン族を絶滅寸前に追い込んだファンガイアの割に、なんとも締まらない最期を迎えてしまったのも上記の性格故か。過去編で死亡した為に大ちゃんとして渡と交流することも無い。まあ本編でも渡との大ちゃんとしての交流や因縁は、その後の展開では殆ど回収されなかったのだが。
仮面ライダーディケイド
「キバの世界」で登場。『キバ』のルークとは別人。
ワタルに仕える親衛隊の一人。女性を襲っていたところを門矢士に見られてそのまま倒された。
しかし、肝心の女性はファンガイアと人間の共存を目指す中で人間を襲おうとしたファンガイアであった。
それを処刑しようとしたのを事情を知らない士が目撃し、「人間を襲おうとした」と勘違いしていたゆえの悲劇だった。
レッツゴー仮面ライダー
ショッカーの怪人軍団として登場していた。
余談
演者の高原知秀氏は超星神グランセイザーにて松坂直人/セイザータウロン役を演じた。
関連タグ
ライオン ドードー:鳥モチーフ。絶滅種モチーフが他種属殲滅担当とはなんたる皮肉であろうか?
ラディゲ…同じく井上敏樹がメイン脚本を務めた作品の敵幹部の一人で、ルーク同様に一時的に記憶喪失となった際に好青年になるも、記憶を取り戻すなり、恩を仇で返す形で世話になった一般人を殺害するという凶行を行った。
クロコダイルオルフェノク:上記と同様に同じメインライターを務めた作品に登場する幹部怪人集団・ラッキークローバーの一人で、こちらもパワー系で最初に退場したのも共通する。そして後半になるにつれ後半に登場した一般怪人の方が強いのではないかと言われた事も共通する。まあこちらはぶっちゃけ北崎以外のほぼ全員が後半はインフレに置いて行かれたが…
大妖精……大ちゃん違い
ゴーオンブルー:ニチアサ同期のライオンモチーフのヒーロー。