第7話から第12話までの総集編第二弾は こちら を参照されたし。
ALERT
あなたは進める子。でしょ?
この記事は2023年5月14日の『Season2もまだ間に合う!『機動戦士ガンダム 水星の魔女』スペシャル特番』の解説記事です。
※総集編の解説記事であるため、Season2(第13話〜第17話)までのネタバレが記されます!
うん、進める。進んできた。
逃げたら一つ。進 め ば 二 つ。
ALERT
概要
『Season2もまだ間に合う! スペシャル特番』
2023年5月14日、『機動戦士ガンダム水星の魔女』第17話と第18話の間に挟まれた振り返り特番第三弾。
これまでの話の流れを解説するのは、前回までのキャスティングからエラン役の花江夏樹が……
「これより 「機動戦士ガンダム 水星の魔女」、スペシャル特番をお届けする。」
Season2開始時点の決闘委員会のメンバーである、フェルシー役高田憂希、レネ役鈴代紗弓、サビーナ役瀬戸麻沙美、セセリア役山根綺、ロウジ役佐藤元と彼の相棒であるハロ富田美憂が勢ぞろいして前説が始まり、エランを始めとした前説要員に出番がないとも言及され、
「取り巻きさんを呼んだのは、人選ミスじゃないですかぁ?」
「「んだとぉ!?」」
セセリアがいつもの調子で(御三家の代表格の)取り巻きが前説にいる事こそが人選ミスではないかと皮肉り仲良く(?)フェルシーとレネがツッコミ、現れたのは……
「決闘委員会の皆さん」
「うちの子が お世話になっています」
「人選ミスって言われないように お母さんも頑張らなくちゃ」
「というわけで 本日の母の日にちなんで」
「ナビゲーターはスレッタのお母さんこと プロスペラ役の能登麻美子がお届けします」
解説
今回はプロスペラ役の能登麻美子がナレーターを担当。
「あら 水星女って私も含まれるのかしら?」「姑の胸ぐらをつかむ花嫁」と、特番お約束のパワーワードで端的かつ面白おかしく解説。
シャディクの暗躍の際には『シャディクの目的って何?』と彼の出自も含めアーシアンとスペーシアンの力関係と「戦争シェアリング」など設定や世界像のザックリ解説が挟み込まれた。
さらに、エランが任務に「失敗」したと明言されるなり『エランに何があったの?』と初登場からグラスレー寮への亡命(?)までの経緯もザックリ解説。「エラン もとい強化人士5号が命じられたのは エアリアルの入手」と初っ端から正体をバラし、「持ち前の笑顔で スレッタにしつこくすり寄る度に ドン引きされてきました」「(劇中の5号の台詞で)今度こそ 君からの好意の証しを ちょうだい」「ついに 「ペイル社」はエランに エアリアルの強奪を命じます」「(劇中の????の台詞で)あなたはダメ」「ですが その作戦も 予想外の妨害を受け 失敗してしまいます」「とうとう後がなくなったエランは 実力行使に出たもののグエルに撃退され グラスレー寮に逃げ込んだのでした」とまるで娘に近寄る虫のような物言いで説明。「だって 無駄死にしたくないもん 当然だよね」「でも このコーナー うっとうしいね!」とエランは開き直りつつも温室からの逃亡やゆかいな仲間たちのうち一名から暴行を受けるといった醜態を晒されていた。
終盤では、この決闘がミオリネの17歳の誕生日前で最後のホルダー決定戦であると明言し、グエルに父の死が重くのしかかっていると説明。(お互いに理由は異なれど不調であったため)一進一退の攻防となったところ、スレッタの想いに応えるかのようにシェルユニットが青(パーメットスコア6)に、そしてその上を行く白に輝いたが、ミオリネがスレッタの願望に心を揺さぶられながらも振り切って遠隔操作でエアリアルを緊急停止させ敗北に導いた。「これが 大切なものを守るための ミオリネの決断だったのです」あえてスレッタに用済みと言わんばかりの辛辣な言葉を浴びせ、離縁を宣言。累を自分一人で抱え、プロスペラに立ち向かう算段であったが……?
核心に触れてしまうのか「白い光」は「更に エアリアルは かつてない輝きを放ち…」と、エアリアルからの謝罪「ごめんね」に関しても明言を避けている(後者に関しては『ゆりかごの星』に触れていればある程度推察出来るが)。
「「機動戦士ガンダム 水星の魔女」、第13話から第17話を振り返ってみましたが、いかがでしたか?」
「Season2の前半戦も、毎週衝撃的な展開ばかりでしたね!」
「ダイジェストでは語りきれなかった部分は、ぜひ本編をご覧ください。」
「我が社の出番! 少なかったわね。」
「見る目のないスタッフねぇ。」
「強化人士5号なんて、ネタコーナーにされていましたよ。」
「役に立たないわね。」
「どういうことかしら? レディ・プロスペラ。」
「当然です。「水星の魔女」の主役は、私のかわいい娘たち…なんですもの。」
「このあとも、更に驚きの展開が続きますよ。」
「あら、まだまだ大変そうね。」
「そろそろ「ペイル社」の方に…」
「「「「風向き、変わりそうねぇ。」」」」
「なんなの? この原稿?」
ペイル社CEOによるボケを披露した後ニューゲンによるツッコミが炸裂、最後の最後でペイル社CEOに笑いを提供された視聴者は今後の期待と不安を胸にSeason2後半戦を待ち望むのであった。
「ということで、「機動戦士ガンダム 水星の魔女」第18話『空っぽな私たち』は来週5月21日、日曜午後5時放送です。」
「お楽しみに。」
「ナビゲーターは、プロスペラ役の能登麻美子でした。」
「それでは最後に皆さん、ご一緒に!」
「せぇ〜の…」
「「「「「バイバ〜イ。」」」」」
余談(一部、第18話以降のネタバレ注意!)
- 前説のエランが「スレッタとの日々」を語ろうとする場面で第15話のフィリップがビームから庇うシーンと第14話でソフィに邪魔をされる場面が挿入され、エランからは(高熱で)とろけるような日々でも周囲からは単なるセクハラに過ぎないと至極当然な反応であった。
- 冒頭の「主人公のスレッタと 花嫁のミオリネが 和解し すてきなラストを 迎えるかと思われたSeason1」はその後の「衝撃的なラスト(要約)」からお前が言うなとされていたが、第18話でプロスペラの本心が垣間見えてからは『エランに何があったの?』と併せ、このナレーションも彼女の本心の表れを示したものではないかと思われる。
- 前回の『今から追いつける! Season1総復習ダイジェスト』がゴア判定を食らったためか、YOUTUBEなど一部サイトでは「あのシーン」に規制が設けられている。ニコニコ動画等に関しては現状規制は行われていない(各サイトの状況提供求む)。
- これに関連するかは不明であるが、ニコニコ動画の『ニコニコチャンネル』での配信が通常の回と同じ2023年5月18日の木曜配信となっていた。参考までに、TV放送された総集編は他サイトの配信と同時であった。
- 放送終了後、2023年5月14日配信の『魔女ラジ』特別回『ジェターク寮ラジオ(通称グエラジ) vol.2』では冒頭でプロスペラとナレーターを演じ分ける能登の演技力の高さが評価されていた。
- 総集編中のラウダの「お前が来てからおかしくなったんだ 何もかも わかっているのか 水星女!」に対するツッコミに対して、大塚が恐怖したという。能登こわいよ能登。
- 2期前半の総集編があればグエル→シャディクと来たため御三家最後の1人(の中の人)がナビゲーターを担当するのではないかと予想されていた。
関連タグ
決闘委員会(第13話)
強化人士5号 / フェルシー・ロロ / レネ・コスタ / サビーナ・ファルディン / セセリア・ドート / ロウジ・チャンテ / ロウジのハロ(CV:富田美憂)
今回は賑やかしとツッコミ(?)に転じた。
まさかの出落ち要員。