CV:沢海陽子
概要
ベネリットグループ御三家の一つ、ペイル・テクノロジーズの4人のCEOである初老の女性たちの一人。パイロットとしてエラン・ケレスを擁立している。
人物像
首から側頭部の部分が機械化もしくは何らかの器具でカバーされており(公式では人工的な部位がGUNDであるかは明言されていない)、紫色のバイザーが特徴。
動向
第1話の時点で会議への出席という形で登場したが、セリフがあったのは第2話から。
おおむねニューゲンらと共にまとまって行動している事が多く、CEO全体の行動はニューゲンの「動向」の節も参照されたし。
彼女の行動としては、スレッタ・マーキュリーが尋問される際に「魔女とは思えない」と発言。
処罰したエランの再調整が終わっていない事から「エラン」にパーティに出席してもらうよう要請、プレゼンでは彼女本人に操縦技術を尋ねた。
余談
- 2023年4月1日のエイプリルフールでは沢海のTwitterアカウントで迷台詞をネタにしていた。
- その後、2023年5月14日の『Season2もまだ間に合う!『機動戦士ガンダム 水星の魔女』スペシャル特番』放送後再び触れていた。
関連項目
ALERT
ネタバレは見せられるわけないよな。うっかり知っちまったらそれこそ大騒ぎだ。
※Season2以降のさらなるネタバレ注意!!
ばあさんたちから伝言。「ネタバレを見る以上、覚悟を決めてこい」って。
ALERT
Season2以降の解説
プラント・クエタ襲撃後、ニューゲン、カルとともにジェタークCEO代理を務める事となったラウダ・ニールにモビルスーツ流出の責を問い、その後のアスティカシア襲撃も含めベネリットグループの不祥事が報道された際には、アスティカシア襲撃に巻き込まれ病み上がりのラウダに「フォルドの夜明け」の手掛かりすらつかめずグループに貢献出来ていない事実に皮肉をぶつけていた。
シャディク・ゼネリを擁立するグラスレーの弱小勢力から総裁選協力を求められ、「ガンダム」をベネリットの基幹事業に据えると告げられた際には驚きのあまりか裏返った声で「ガンダムを?!」と口に出していた。その後、彼の養父サリウスの意向に反するのではないかと疑問を呈した。
最終回
宇宙議会連合と結託し、惑星間レーザー送電システムによりクワイエット・ゼロ諸共、プロスペラや邪魔者達を全て葬り去ろうと画策するが、ミオリネが「ベネリットグループを解散し、資産は全て地球に売却または合併する」と発表した事で計画は失敗。
慌てるも時すでに遅く、ペイル社CEO4人の資産も既にきれいさっぱり売却済み。更にオリジナル・エランが「他社にヘッドハンティングされたから」と辞表を提出してさっさと逃げ出すのを、ポカンと口を開けて見送った。
3年後のエピローグでは4人そろってあまりうれしくない私服姿を披露。
全員いつもの被り物をつけておらず、あれは単なるファッションだったようである。
地の髪の色はグレー。トレードマークのバイザーは変わらずつけていた。