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龍が如く0の編集履歴

2023-06-19 20:17:13 バージョン

龍が如く0

りゅうがごとくぜろ

日本中が狂喜乱舞していた時代。「龍」の伝説は、ここから始まった。

概要

龍が如く』シリーズにおけるナンバリング作品。2015年3月12日発売。

時系列的には『1』より以前となる、いわゆるエピソード0のくくりになる。

「金、女、暴力」をコンセプトとして、バブル景気真っ盛りの1988年、昭和最後期の日本を舞台に激闘が繰り広げられる。

今作では、主人公として桐生一馬だけでなく、人気キャラクターである真島吾朗も主人公としたダブル主人公を採用している。


楽曲担当は、レゲエグループ「湘南乃風」。


ストーリー

初代『龍が如く』より17年前の1988年。


バブル景気の影響を受ける東京の歓楽街・神室町。

桐生一馬は恩師の後を追って関東最大の暴力団「東城会」でもトップクラスの傘下組織である「堂島組」に入ったものの、とりわけ夢や希望はなく、借金取りのアルバイトで食いつなぐ生活をしていた。


大阪の歓楽街・蒼天堀。

東城会の「嶋野組」に属していた真島吾朗は組織に逆らった罰として極道社会から追放され、関西最大の暴力団「近江連合」の「佐川組」に一般人として監視されて生きる事になり、赤字続きのキャバレー「グランド」の支配人を任される事になる。グランドを黒字経営に戻した事で「夜の帝王」と社会的承認を受けるも、刑務所に入った兄弟分の帰る場所を作る為に極道への復帰を望んでいた。


神室町では堂島組が「神室町21世紀再開発計画」で行われる巨大商業施設「ミレニアムタワー」建設の利権獲得の為に100億円以上をかけて周辺の土地買収を行っていたが、その中に「カラの一坪」という土地が発見され、その土地の所有者から所有権を手に入れなければ計画を実行できないという問題を抱えていた。


桐生と真島はカラの一坪を巡る抗争に巻き込まれ、同じく巻き込まれた一人の盲目の女性を守る事になる。


東城会に「堂島の龍」「嶋野の狂犬」という二つの伝説が生まれる物語が始まる。


システム

バトルアクションに加えて、経営シミュレーションが重要な要素として取り入れられている。

バトルにおいては、金を支払うことで能力を買うという仕組みを取り入れているため、シミュレーションに金を稼ぐことで、バトルを有利に進めることができる仕組みになっている。

シミュレーションにおいては、真島吾朗はキャバクラを経営することで、桐生一馬は不動産屋を経営することになる。


主要登場キャラクター

東城会

堂島組

桐生一馬(CV:黒田崇矢

主人公。後に伝説の極道『堂島の龍』と呼ばれる男。20歳。

自身と渡世の親・風間新太郎の潔白を証明し、風間を窮地から助けるべく「カラの一坪」を巡る一連の事件に巻き込まれていく。

まだ年若いゆえか、泣いて謝る相手を必要以上に痛めつけたり、理想論で啖呵を切るも相手に現実論を言い返されるなど、初代作本編の37歳の頃やその後のシリーズで年齢を重ねていった桐生と比べて、粗暴で青臭い面が描かれる。


久瀬大作(CV:小沢仁志

堂島組若頭補佐。本作における桐生の最大のライバル。

「カラの一坪」を巡り、残りの堂島組若頭補佐と共に桐生と真島を付け狙う。


阿波野大樹(CV:竹内力

堂島組若頭補佐。久瀬、渋澤と共に桐生、そして真島の前に立ちはだかる。


渋澤啓司(CV:中野英雄

堂島組若頭補佐。残りの二人とは違い、目立った動きは見せなかったが……


風間新太郎(CV:渡哲也

堂島組若頭。桐生や錦山の育った孤児院「ヒマワリ」の創設者でもあり、彼らが親と慕っている。

本作では刑務所にて服役中のため表立った登場は少ない。


錦山彰(CV:中谷一博

桐生の幼馴染にして兄弟分。今作では桐生最大の理解者にして協力者として、「カラの一坪」を巡る事件に巻き込まれていく。


堂島宗兵(CV:江川央生

東城会直系堂島組組長。若頭の風間や若頭補佐の三人を従えている。


嶋野組

真島吾朗(CV:宇垣秀成

後に「嶋野の狂犬」と呼ばれることになる男。24歳。

従来は桐生のライバルとして出演していたが、今作ではもう一人の主人公として活躍する。

マキムラマコトとの出会いから、「カラの一坪」を巡る事件に巻き込まれていくことになる。

あの「真島吾朗」という強烈なキャラクターが完成するに至るまでの経緯の描写が物語の見どころの一つ。


嶋野太(CV:楠見尚己

真島吾朗の「親」にして、直系嶋野組組長。

兄弟分の佐川を通じて、真島に「マキムラマコトの殺害」を命令する。


日侠連

世良勝(CV:大川透

東城会直系日侠連の総裁。

表向きには代紋を掲げずに、東城会のいわゆる「裏」の仕事を請け負う。


近江連合

佐川司(CV:鶴見辰吾

近江連合直参佐川組組長で嶋野の代紋違いの兄弟分。極道に戻りたがる真島の前に何度となく立ちはだかり、その邪魔をする。

一方で、真島の極道としての生き方に強い影響を与える。


西谷誉(CV:藤原啓治

近江連合直参鬼仁会会長。佐川と共に真島に影響を与えた人物。


立華不動産

立華鉄(CV:井浦新

「カラの一坪」を巡る中心人物の一人。不動産屋として神室町でその影響力を増している。

桐生を「カラの一坪」を巡る事件に巻き込んだきっかけとなった人物。


尾田純(CV:小西克幸

立華の部下であり、彼を強く慕う男。


一般人

マキムラマコト(CV:沢城みゆき

「カラの一坪」を巡る中心人物。大阪の蒼天堀で整体マッサージ師として働いている。

真島を「カラの一坪」を巡る事件に巻き込むきっかけとなった人物。


李文海(CV:田中一成

マコトが勤める整骨院「ほぐし快館」の店長。

整体の腕も確かであり、巷で「ゴッドハンド」の異名を持つ。


評価

龍が如くの中でも特に評価が高く、龍が如くシリーズ最高傑作と呼ばれている。

特にシナリオ面での評価が高く、作品の主人公として従来の主人公であった桐生一馬に加え、シリーズ中でも最高の人気を誇る真島吾朗の二人を据えており、二人の視点を交互に重ねることでストーリーを進める構成となっている。


『1』の過去を描いていることから、作品中では死亡していたキャラクターの生きている姿や、彼らの活躍も描かれており、桐生一馬のストーリーにおいては錦山との友情がクローズアップされている。

真島吾朗のストーリーにおいては、「『4』で描かれた真島の過去」から「『1』()』」までの空白期間に何があったのか、個性の塊のような現在の真島がどのようにして形成されたのかが明かされ、またその過程で、真島の悲恋も描かれる。


各章

1(桐生編)盃の掟
2(桐生編)闇の不動産王
3(真島編)輝く監獄
4(真島編)極道の証明
5(桐生編)白への道
6(桐生編)極道たちの生き様
7(真島編)黒の流儀
8(真島編)争奪戦
9(桐生編)大包囲網
10(桐生編)男の値段
11(真島編)ドブ川の底
12(真島編)欲望の巣窟
13(桐生編)罪と罰
14(桐生編)不滅の絆
15(真島編)木洩れ陽
16(真島編)愛の証
17(最終回)白と黒

作品の前後

作品制作上の前後

龍が如く維新!

龍が如く0 誓いの場所

龍が如く極


物語時系列上の前後

←なし

龍が如く0 誓いの場所

龍が如く(龍が如く極)→


関連タグ

龍が如く バブル景気

桐生一馬 真島吾朗

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