「ゴッドハンドの大サービスや! いくでえ!」
CV:田中一成
概要
『龍が如く0』に登場する大阪・蒼天堀招福町南にある整骨院「ほぐし快館」の店長。盲目の女性で物語の重要人物である「マキムラマコト」を従業員として雇っている。
筋骨隆々で坊主頭、さらに右腕に赤竜、左腕に青竜(どちらも五本爪、中国ではそれぞれの足に5つの爪がある竜は多くの王朝において皇帝の象徴だった)、背中に関帝の刺青が彫られているという恐ろしい外見とは裏腹に愛想の良い性格で、蒼天堀で暮らす在日中国人(主に日本へ密入国した者)を取り纏めている。また、整体師としての腕も一流で「ゴッドハンド」の異名を持つ。戦闘では中国武術を用いた攻撃の他、鍼灸用の鍼も使用してくる。
過去には大陸系の組織に雇われた殺し屋として活動しており、半年前に韓国系の売春組織と対立した際に、ある人物に売られ監禁されていたマコトを救い、目が見えず逃げ出せなかった彼女から腕を掴まれて「ありがとう」と言われたことで、若くして病気で死んだ一人娘のことを思い出し、掴まれた手を離すことが出来ずに庇護する。その後は殺し屋を辞めて「ほぐし快館」を経営するようになり、自らを「マキムラマコト」と名乗り、彼女を脅威から守っている他、地元の家出少女(主に学生)らを売春組織の手から守るという活動も行うようになる。
劇中の活躍
近江連合の幹部・佐川司の命令で自身を「マキムラマコト」を誤認して殺しに来た真島吾朗に対し「標的(マト)の店で気ぃ抜いてるトーシローの殺し屋」と揶揄し交戦するが、本物のマコトを攫いに来た鬼仁会が乱入し、銃撃され瀕死の重傷を負い、マコトを真島に託す。そしてそのまま死んだと思われていたが生きており、その後真島と合流を果たし、マコトを守るために背格好の似た結婚詐欺師の女をマコトに見せかけて殺害する計画を真島に持ちかけるも拒否され、計画を知った真島を口封じに殺そうとするも敗北する。
その後、暗殺計画は何者かが代行したため、事なきを得たかに見えた矢先にその代行者が鬼仁会会長・西谷誉であった事に加えて、真島に殺害を命じた佐川にもマコトの生存を知られてしまい、佐川に脅迫・買収された仲間の中国人の手引きによって襲撃を受けてしまう。
そして、マコトを蒼天堀から脱出させる際に車にエンジンをかけた直後、佐川によって爆弾が仕掛けられていたことに気付かず、爆死する。
余談
『龍が如く4』に登場する真島の兄弟分・冴島大河に酷似しており、意図してデザインされている可能性が高い。