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ライフル銃の男の編集履歴

2023-07-08 17:18:56 バージョン

ライフル銃の男

ひとがたのはいきぶつ

『ドラゴンボール』の魔人ブウ編に登場した登場人物。

※注意

このキャラクターは、その所業故にアンチが非常に多く、時折過剰なキャラヘイト表現や、「似たような人物」など本来の記事内容の趣旨からズレた書き込みが行われる事があり、それが原因となって編集合戦へと発展する事も多々あります。


原則中立性のある記事を保つ為、そして無益な編集合戦及び、演者への風評被害を防ぐ為にも、そういった悪意を含んだ書き込みは極力控えるよう、お願い致します


概要

CV:風間信彦(ドラゴンボールZ)、沼田祐介(ドラゴンボール改)


漫画『ドラゴンボール』の魔人ブウ編に登場する地球人。アニメ『ドラゴンボールZ』では254話、『ドラゴンボール改』では133話に登場する。

「ライフル銃の男」のネーミングは、『ドラゴンボールZ』のEDのクレジットから。ゲーム『ドラゴンボールZ カカロット』では「悪人」表記。


人物像

本名・年齢不明。海外版での本名は「Van Zant」。

ロン毛の金髪で後ろに髪をまとめている。どこかの金持ちの息子なのか召し使いがいる。魔人ブウ編における事実上の戦犯で、ベエを撃った張本人でもあり、人間をライフル銃で撃ちたいという、異常な願望を持つかなり危ない性格である。彼の性格や行動から、かなり甘やかされて育ったと思われる。


召し使い

CV:川津泰彦

本名・年齢不明。海外版での本名は「Smitty」。

召し使いはライフル銃の男に仕える中年の男性であり、彼の事を「坊ちゃん」と呼んでいる。

最初は主人であるライフル銃の男の命令に逆らえず、強制的ではあったが老夫婦の夫をライフル銃で射殺してしまう。だが、人を殺す快感に目覚めてしまい、召し使いもライフル銃の男と一緒になって人間狩りを楽しむ事となった。実は、召し使いの末路の方が非常にエグかったりする


召し使いの声は、『ドラゴンボール改』でも川津氏が担当している。


劇中での活躍

最初はブウの脅威から避難していた老夫婦(CV:夫・麻生智久、妻・鈴木渢)をライフル銃で狙撃して、老夫婦の妻を殺害。人を撃ち殺して喜ぶライフル銃の男は、召し使いに対して老夫婦の夫を殺害するよう命じた。なおこの老夫婦はアニメ版では都に孫がいるらしい。


老夫婦の殺害だけでは飽き足らずライフル銃の男は、全世界がブウの恐怖で混乱しているのをいいことに、ブウの襲撃の受けていないに現れてアサルトライフルで無差別発砲という凶行に走った。次々と街の人々を射殺し、殺害した人間の数を数えながら人間狩りという名の殺人ゲームを楽しんでいた。

人殺しの罪をブウになすりつけた上で、ミスター・サタンがいるにもかかわらず“魔人ブウを倒した地球のヒーロー”になろうと企んだ。


ベエをライフル銃で撃ち、さらにサタンごとミサイルランチャーでブウに集中砲火を浴びせるがブウに効くはずもない。そして怒りに燃えたサタンの前に、ボコボコにされて叩きのめされてしまう。


「何だ?あのクソバカどもは」「消えてなくなれいっ!!!」「地球のゴミめ…!」とサタンに言われた上、ナレーションにすら「アホ」(アニメ『ドラゴンボールZ』・『ドラゴンボール改』では「心ない悪党」)と言われている。その後のブウが(悪)化したことについて、ピッコロ「バカな地球人のせいで…」と発言している。


ブウの可愛がっていた犬・ベエとサタンを撃ったのが原因で恨みを買い、ブウ(純粋悪)を出現させるきっかけを作ってしまい、自分の首を絞める事となる。サタンに叩きのめされた恨みを晴らすべく、サタンに拳銃で発砲し(原作ではサタンとブウがベエの回復を喜んでる際に、アニメではブウの家に侵入し自らの悪行を棚に上げてから)、重傷を負わせて(ブウの回復能力で一命は取り留めたが)逃亡するも、後から追ってきたブウ(純粋悪)の気功波をくらって瞬殺される。召し使いも(純粋悪)から(悪)化したブウによって殺されている。ある意味「ふぅ…胸がスッとするな…


補足

ブウ編では最終的に全人類が死滅して終盤ドラゴンボールによって蘇らされるが、ベジータが「ブウが殺した中にはバビディダーブラも含まれる」「ベジータ自身も天下一武道会の観客を殺戮している」という理由で生き返らせる対象を「ブウに殺された者」ではなく「バビディ来訪以降の死者で極悪人を除いて全員」としている。その事から、「ウンと悪い奴」である彼らは死んだまま地獄行きになったと思われる。


ブウ(純粋)戦後、サタンが生き残ったブウ(善)をベジータから庇おうとした際に「悪いヤツになったのは、バカなヤツがこの犬(ベエ)を殺したからなんだ!」と言われ、邪悪なブウを誕生させ事態を悪化させた元凶扱いにされている。


台詞

『ドラゴンボール改』ではカットされている台詞や、『ドラゴンボールZ』オリジナルの台詞も含む。


「イエーイ!一発で命中!!」

老夫婦の妻を射殺した時の台詞。


「バーカ、かまうもんか!世界中の人間が魔人ブウに殺されてるんだぜ。あれだって魔人ブウが殺したと思うさ。前から人間を撃ってみたかったんだ!最高だぜ!!」

人殺しの罪をブウになすりつけた上、人間を殺したいという欲望を満たそうとする台詞。


「さあ殺れ!これは命令だぞ!!」

老夫婦の夫をライフル銃で射殺するよう召し使いに命令する時の台詞。老夫婦の夫を殺害した事により、召し使いも人を殺す快感を味わう事となる。


ヒャッハー!死ね死ねー!!38匹…!39匹…!40匹!!ハッハー!!!どうだ!!!!」

街に現れてアサルトライフルマシンガンで人々を殺し、殺害した人の数をカウントする時の台詞。人を「匹」で数え、残酷極まりない人間狩りを楽しむ姿は極めて邪悪である。


「面白いぜ、こっちから乗り込んでいってぶっ殺してやる!」

ブウの居場所に向かう時の台詞で、殺る気満々である。


「ハッハー!一匹退治ィィッ!!」

ベエをライフル銃で撃ち、崖の上から勝ち誇った顔で叫んだ時の台詞。


「フン、そんな事知った事か!まとめてぶっ飛ばしてやるさ。俺たちがサタンに代わって新しいヒーローになるんだぜ?」

サタンごとロケットランチャーで、ブウを狙い撃ちする時の台詞。上記の台詞から、ライフル銃の男はサタンを尊敬していないと思われる。


「地球を魔人ブウから救った新しいヒーローの誕生だぜ!ハハハハ!!!」

ブウをロケットランチャーで吹っ飛ばした時の台詞。だがこの後、ブウの逆鱗に触れる事となる。


「裏切り者め!正義の味方面してブウの手下になんかなりやがって!!」

アニメ版のみ。逆恨みでサタンを拳銃で撃ち殺そうとする時の台詞。


「てっ てめ・・・!!!」

ブウ(純粋悪)に拳銃で発砲する時の台詞で、いわゆる最後のあがき。拳銃の弾が尽きた直後に至近距離の気功波をくらい跡形も無く消し飛ばされる。


ドラゴンボール改でのライフル銃の男

変更点

  • 役名:ライフル銃の男(Z)→若い男(改)
  • 声優:風間信彦(Z)→沼田祐介(改)

東映アニメーションのドラゴンボール改・公式HPの各話あらすじ(第133話、第134話)では「悪党」「心無い男」と紹介されている。上記の海外版の名称は逆輸入されていない。


老夫婦の殺害や無差別発砲による人間狩りはカットされており、ブウの家を襲撃するシーンからの登場となった。「人間を銃で撃ちたい」といった言動もカットされているため原作と違い快楽殺人者というより独善的な英雄願望を持った人間といった風の描写になっている。なお、ベエを撃つシーンはそのまま放送されている。


その他

ライフル銃の男の声を担当した沼田氏はグレゴリーの声を兼任しており、同じく『ドラゴンボールGT』のベビーの声でもある他、『ドラゴンボールZ』ではセルジュニアやイダーサなどの声を担当していた。後に『ドラゴンボール超』ではキテラの声を担当した。


また、同じ鳥山明の代表作『Dr.スランプ』の第1巻収録の『熊さん友だち!の巻』で、則巻アラレが檻に閉じ込められていたクマを助けだし、仲良くなったクマを山に帰した直後に、クマはハンターに撃たれてしまい、いつも明るいアラレが怒りを露にするエピソードがあるが、そのハンターにも彼の事を「坊ちゃん」と呼んでいる連れがおり、設定がライフル銃の男に似ている。セルフオマージュとも言えるシチュエーションが展開された(ハンターたちは怒ったアラレによって、アフリカのライオンの群れの中へ投げ飛ばされた)。

ちなみにこのエピソードはアラレが初めてボディをロストした(撃たれたクマが脳死に至っていなかったため、千兵衛がサイボーグとして蘇生を試みようと、アラレの部品を転用した)話である。鳥山明作品最初のヒールであるDr.マシリトがこれを知ったらさぞ悔しがっただろうに……(マシリトもビルスにまで逆らう身の程知らずだし…… )


関連タグ

ドラゴンボール ドラゴンボールZ ドラゴンボール改 吐き気を催す邪悪

英雄って言うのはさ、英雄になろうとした瞬間に失格なのよ:まさにこれ。

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