ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

ドーハの悲劇の編集履歴

2023-07-09 14:51:58 バージョン

ドーハの悲劇

どーはのひげき

日本代表が1994年ワールドカップ出場権を逃した試合。

概要

1993年10月28日ドーハで行われたFIFAワールドカップ予選で日本代表が勝利なら出場が決まるという局面でイラクに終了間際に同点に追いつかれ韓国との得失点差で同大会の出場権を逃すこととなった。

加えて同年はJリーグ開幕元年であり、サッカーへの注目度が以前の比ではなく高まっていたところに起きた悲劇だったため、ファンは大きく心を痛めた。

日本は当時ワールドカップに出場したことがなく、悲願の初出場は次回大会に持ち越しとなった(ジョホールバルの歓喜)。


ちなみに対戦相手であったイラクもハーフタイム中に、フセイン大統領の息子がアポなしで現れ、「日本に負けたら全員ムチ打ちとタコ部屋労働の刑にする」と脅されていたことが後に判明した(スポーツ選手に対する人権侵害案件であることは言うまでもない)。


日本サッカー史におけるターニングポイントの一つとして未だに語られ続けており、この試合に参加していた代表メンバーは「ドーハ世代」と呼ばれることも多い。



そして20年経った2013年6月11日2014年W杯ブラジル大会出場をかけたアジア地区最終予選で日本イラクドーハで戦った。この時既にW杯出場を決めていた日本に対してイラクは最下位に落ちており、勝たなければ出場できない状況であった。だが、イラクは後半44分で日本に1点入れられ敗退、出場権を逃した。よって、この試合はイラクにとって「ドーハの悲劇」となった。


日本代表登録メンバー

※選手名は当時。

背番号選手名所属チーム名(在籍当時)備考(2022年現在の所属など)

ゴールキーパー

ディフェンダー

2大嶽直人横浜フリューゲルス現:鹿児島ユナイテッドFC監督
3勝矢寿延横浜マリノス現:セレッソ大阪サッカースクール スクールマスター
4堀池巧清水エスパルス現:順天堂大学スポーツ健康科学部准教授および蹴球部監督
5(キャプテン)柱谷哲二ヴェルディ川崎
6都並敏史ヴェルディ川崎現:ブリオベッカ浦安監督
7井原正巳横浜マリノス現:柏レイソルヘッドコーチ
21三浦泰年清水エスパルス三浦知良の実兄。現:鈴鹿ポイントゲッターズ代表取締役GM・監督
22大野俊三鹿島アントラーズ

ミッドフィルダー

8福田正博浦和レッズ現:サッカー解説者
10ラモス瑠偉ヴェルディ川崎現:東京ヴェルディのチームダイレクター
14北澤豪ヴェルディ川崎現:タレント、日本サッカー協会理事、日本障がい者サッカー連盟会長
15吉田光範ジュビロ磐田現:FC刈谷のテクニカルディレクター
17森保一サンフレッチェ広島現:日本代表監督
18澤登正朗清水エスパルス現:清水エスパルスユースの監督

フォワード

9武田修宏ヴェルディ川崎現:タレント
11三浦知良ヴェルディ川崎現役、現:横浜FC⇒鈴鹿ポイントゲッターズ
12長谷川健太清水エスパルス現:FC東京監督
13黒崎比差支鹿島アントラーズ本名:黒崎久志、現:中国超級リーグ・山東泰山ヘッドコーチ
16中山雅史ジュビロ磐田現:アスルクラロ沼津監督
20高木琢也サンフレッチェ広島
監督ハンス・オフト
コーチ清雲栄純現:法政大学スポーツ健康学部教授、ジェフユナイテッド市原・千葉のトータルアドバイザー
GKコーチディド・ハーフナー

関連タグ

FIFAワールドカップ サッカー サッカー日本代表


イラク 人権侵害


だが……



















歴史は塗り替えられるためにある

ドーハの歓喜

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました