概要
新聞や雑誌などや、ネット上でのwikiなど、メディアには複数の記事が存在するが、その中には「果たしてこの項目はこのメディアに必要なのか?」と思われてる記事も残念ながら存在する。この言葉もそれを指し、この項目では一般的な状況を説明したのち、pixivおよびピクシブ百科事典の該当項目に関して解説する。
どのような記事が不要とされるか
そのような記事が発生する理由はハッキリ言って不明だがいくつかは想定でき、通常それを防ぐために規約・ルールが制定され、それを元にチェックを怠らないものたちがいる。
メディアの趣旨に沿わない
一般的にメディアには存在する理由や想定する読者層があり、そのコンセプトに沿って記事は執筆されている。
喩えば、一般の新聞なら事実の報道と読者への娯楽提供が挙げられている。もし「裏の取れていない怪文書をあたかも事実のように掲載する」ことは前者に反するため不要である。当然のことだが怪文書の存在やそれが流布した事件であれば、警戒するよう周知するために報道することは必要である。
雑誌では、大きく分けて広めの話題を扱うものと、専門的知識を深掘りする「専門誌」の2種類が存在する。後者にその分野から外れた記事をいくつか掲載することが不適切と指摘されやすくなっている。
需要がない
すでに掲載済みの記事の焼き直し、中の人の内輪ネタといった、誰も知りたいとは思わない情報等が挙げられる。いかがでしたかブログのように常識をさも思わせぶりに取り上げる記事もあげられるだろう。
広告記事
ほとんどのメディアはスポンサーに出資してもらうことにより活動している。出資の見返りとしてメディアに広告を出したり、そのメディアに特定の内容の記事を書かせたり逆に書かせなかったりすることもできるようになっているが、スポンサーにとっては必要でも読者は求めていないことも。
ピクシブ百科事典の不要記事
ピクシブ百科事典では、外部サイトからの転載や誹謗中傷等の利用規約に反する記事、あるいは内容がない記事等の百科事典としての役割を果たしていない記事(ガイドライン抵触)、そして個人情報の暴露やフライング記事等の法律に触れかねないような悪質な記事もしばしば立てられているが、こういった明らかに白紙化・通報すべき不要記事については、リンク先を参照されたい。
しかし、こういう規約違反・ガイドライン抵触の不要記事以外でも「需要がない」等として不要記事の烙印を押されるケースがある。しかし「不要記事」という言葉や具体的な対処の一つである「白紙化」はかなり高圧で、人をビックリさせる恐れが強い。そのため明らかな規約違反・ガイドライン違反記事以外で存在意義が微妙な記事を白紙化する際には「不要記事」という言葉を避け、コメント欄で議論を提起したり初版作成者にメッセージを送る(※)など段階を踏んでから行うのが好ましい。
※メッセージの送り方に関してはこちらを参照とのこと。
(※リンク先は『メッセージ』『メッセージを送る』になっていますが、現在は仕様変更に伴い封筒マークになっています)
上記のガイドラインでも、禁止事項として「共通規約又は本ガイドラインに違反しない記事等をみだりに消去する行為」が挙げられている。
規約違反とは言い切れないが不要と見なされやすい記事
- 自演記事
- タグが無い記事
- 一般的に作品にタグとして使われていない項目は不要記事だと判断されることがある。これについては、公式がかつて「ピクシブ百科事典は、pixivのタグについて、記事を作成できるサービスです」と説明していたり旧名の「pixipedia(ピクペディア)」時代にはタグとして使用されている単語しか記事を作ることができなかった時期があったからである。また、「タグとして機能していない・利用がない」記事は下記の「需要がない記事」にも該当すると思われている。
- 現在では、公式が編集ガイドにて「(利用規約やガイドラインに違反しない範囲ならば)どのような言葉でも記事にすることができます」、タグとして利用実績がない、タグとして使えない文字が混じっている、といった理由で記事の白紙化などは行わず、解説が記載されているページとの関連付けをお願いします。等のタグが無い記事を積極的に公認しているため、タグ利用実績が無いという理由だけで白紙化はやめた方がいいだろう。
- 記事の重複や乱立、立て逃げ
- 同じ事柄について解説している項目が複数あるような感じである。ガイドラインにて「内容の整理」が推奨されている。一般的に使われている呼称に統合し、不要となった記事は転送記事に書き換えるなどの事も検討されている。
- 需要がない記事
専用イラスト
不要記事は、下のようなメイン画像に変更されることがある。
汎用メイン画像まとめも参照とのこと。