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氷室京介の編集履歴

2023-10-28 01:41:49 バージョン

氷室京介

ひむろきょうすけ

日本の歌手。1982年、BOØWYのリードボーカルとしてデビュー。バンド解散後はソロで活動している。

俺は俺なりに矜持があってさ、それはダウンしても必ず立つってやつ。ダサくても格好悪くてもいいから、必ず立つ。無様でも立ち上がれば、無様ではなくて、それが生き様になる。そんな感じでずっとやってきた。


概要

本名:寺西修(1960年10月7日~)

群馬県高崎市出身のシンガーソングライター。BOØWY解散後、ほぼ全ての楽曲の作曲を行っているが、まれに作詞も自身で手掛けている。


高校時代は暴走族のヘッドで、地元でも有名なワルとして鳴らし、後輩である布袋寅泰は近づくことさえ恐れていた。

がっちり固めたリーゼントヘアヤンキーファッションだったが、成功を掴むため上京。洋楽に影響を受けて髪の毛を立て、うっすらメイクをするようになった。バンド結成のため氷室に呼び出された布袋はホストのような姿に驚いた。

1981年、布袋らと共に「暴威→BOØWY」を結成。

デビュー当時は「氷室狂介」という芸名だった。「氷室」は漫画ワル」(原作:真樹日佐夫 作画:影丸穣也)の主人公・氷室洋二から。

僅か七年の活動期間ながら後世のミュージシャンに多大なる影響を与えた。

現在ロサンゼルス在住。老けない病患者の一人でもある。


1992年ごろから歌い方そのものが変化し、BOØWY時代とはほぼ完全に一線を画す。

そのため多くのミュージシャンが影響を受けているBOØWY色の強い氷室京介と現在の氷室京介にはかなり違いがある。


1993~94年頃からスタッフ全員が自分の意見に従順な日本の制作環境に思い悩むようになり、ついには自律神経失調症を患うほどに心身追い詰められてしまう。それをきっかけに楽曲制作においてお互いの強い意見をぶつけ合えるロサンゼルスに制作の拠点を移すようになり、そのまま移住し現在に至る。


2004年にはNBA選手シャキール・オニールの豪邸を買い取ったニュースがアメリカ誌の記事一面を飾ったことでも話題になった(現在は売却済み)。


2006年GLAYとの共演(「ANSWER」)を境にフェスにも積極的に参加し日本に戻る機会も多くなった。


様々なメディアに積極的に出演する布袋とは対照的にめったにメディアに出演しないため、非常に厳格なイメージを持たれがちだが、実際はダウンタウンともうまくやりあえるほど話し上手で饒舌な人物である。

SNSやブログもやらない主義なので現況も分かりづらいが、彼と交流を持つLA在住の芸能人のSNSで現地で開かれているパーティーなどに参加している元気な彼の姿を載せた写真などがアップされている。

あちらで仲良しなミュージシャンはYOSHIKI(XJAPAN)、松本孝弘(B'z)など。またLA好きで知られるGLAYTAKUROともよく来米のたびにしょっちゅう会食や飲みに行くらしい。


とはいえ、基本的に数年に一度の新譜発売やライブ、ドキュメンタリーなどのメディア出演を除きプライベートがほとんど明らかになっていないのはデビューから現在に至るまでほとんど変わっていない。

さらにライブ活動終了も宣言され、音楽活動があったとしても楽曲提供など裏方の仕事になるのはほぼ確実のため今後はますます情報が少なくなっていくものと思われる。

氷室京介が長きに渡り「孤高の天才」と呼ばれ続けたのはこのためである。


2020年に発生しているCOVID-19ではLAが日本以上にウイルス蔓延が深刻で本人も年内還暦を迎える高齢なのもあって彼の健康状態を心配するファンも多かったが、長年楽曲制作のパートナーだった作詞家の松井五郎のSNSを通じて現在も元気であることが明らかになりファンを安心させた。

「氷室京介」卒業宣言

2014年7月13日山口県周南市の公演で、来年(実際は再来年になった)の最終公演を最後にライブ活動終了する旨を発表。多方面に衝撃を与えた。

後に、理由をの機能不全(トーンデフ)によるものと説明がなされた。


最終公演はBOØWYの伝説のライブと同名の「LASTGIGS」で、2016年4月から5月にかけてのドームツアーとなり、5月23日の東京ドームでファイナルを迎えた。

当時55歳とロックスターとしてはあまりに早い表舞台からの引退劇だった。


引退後は還暦を迎える2020年に向けて新作アルバムのレコーディングを進めているとのことだったが、制作が難航しているのか2023年現在でも音沙汰がない状態が続いている。

2020年9月にはB'z松本孝弘のソロアルバムに収録される楽曲に作詞とボーカルで参加することが発表された。


現在では本人不在の中でも西麻布にファン集会用のバーを開店したり、非映像化ライブのパッケージ化やフィルムライブが開催されたりするなど様々な展開が行われている。


入手困難音源多数

氷室京介にとって音源の主流はあくまでアルバムであり、シングルは名刺代わりでしかないと語っている。それゆえアルバム音源に対する拘りが非常に強いアーティストでも知られる。


通常だとアルバムに収録されたシングル曲のアレンジが変更されるとクレジットに(album version)のような追記がされるが、彼の作品の場合はシングルと全く同じタイトルでもシングルバージョンとアレンジがちょこちょこ変えられているという事態が定期的にある。


例えば代表曲の「KISS ME」は以降のベスト盤に収録されているのは全て最初に収録されたアルバム「Memories Of Blue」バージョンであり、何とPVに収録されているのですら後者のバージョンで、シングルバージョンはシングルCDでないと聴けない。

逆に「STAY」は「MISSING PIECE」版はキーが一つ上げられているが、以降のベスト盤に収録されているのはシングルバージョンの方になる。

「JEALOUSYを眠らせて」は1998年に再録を行ってからは以後のベスト盤では「JEALOUSY」名義でそちらだけが収録されるようになっている。

これだけでも氏の音楽への拘りようがいかに凄まじいか分かるだろう。


それ故、貴重な音源を探し求めて中古CDなどで探し求めるガチな氷室ファンも珍しくない。

特に2000年1月発売の「永遠~Eternity/炎の化石」は珍しくトップ10入りを逃したばかりかプレス数が少なかったのもあってかなりのプレミアが付いている。


シングルバージョン含めた全音源がサブスクリプションで解禁されたことで、聴くことだけに関しては解決したが、今でも物理的な正式音源(シングルCD)を入手するとなると至難を極めるものが多い。


主な曲

ANGEL

LAST GIGSからわずか三ヶ月後に発売されたデビューシングルで、いきなり1位を獲得。

この頃はまだBOØWY色がかなり強い。

この曲が発売された7月21日はファンからも色々と特別な日として扱われている。


SUMMER GAME

夏をテーマにした疾走チューン。

GLAYとのジョイントライブではTERUと共に熱唱した曲でもある。


JEALOUSYを眠らせて

1990年年間シングルチャート10位。

「Higher Self」収録のリミックスバージョン、リミックス盤「masterpiece #12」収録の歌詞違いバージョンやイントロをカットした1998年再録バージョンなど様々なバージョンがあることでも有名。c/wのLOVER'S DAYも名曲。


KISS ME

氷室初のミリオンセラーを記録し、最大のヒット曲となった。

「ブティックJOY」CMソング。


VIRGIN BEAT

「カメリアダイヤモンド」CMソング。

PVで超高度のクレーンから命綱なしで佇む氷室の姿が印象的。

ナインティナイン岡村隆史もこのPVを真似したが、あまりの高さに怖じ気付く有様だった。

ちなみにその映像は実際に氷室の元へ届けられスタッフ一同爆笑だったという。


魂を抱いてくれ

事務所をBeatNixに移籍後初のシングルで、シングルA面曲では数少ない名バラード。作詞に松本隆を迎えている。

テレビでは「HEY!HEY!HEY!」「僕らの音楽」の二度披露された曲でもある。


STAY

CDTV」オープニングテーマ。


SQUALL

ドラマ「グッドラック」主題歌。

この曲のPVも岡村にオ室京介名義でパロディにされた。


NATIVE STRANGER

ドラマ「せいぎのみかた」主題歌。

スティーブ・スティーブンスが参加している。


ダイヤモンド・ダスト

ドラマ「氷の世界」主題歌。

「魂を~」以来の正統派バラードで、3年ぶりの30万枚越えを果たした。


Claudia

ソロデビュー15周年と二年の活動休止からの再始動楽曲。

歌詞を変更したDAIGO☆STARDUST(現:DAIGO)のデビュー曲「Maria」とは同時発売だった。


関連タグ

BUCK-TICK:高校の後輩

SIAMSHADE LUNASEA:メンバーがバックバンドに在籍(DAITA真矢

ダウンタウン:彼らが司会を務める歌番組に数回出演した。氷室にとっては今となっては貴重なTV出演である。

NEWSZERO:東日本大震災発生当時、シングル『If You Want』の制作の様子が報道され、番組内でも同曲がEDで使用された。

アサヒ飲料:顔出しでテレビCMに出演した。

T.M.Revolution/西川貴教:彼が歌唱力を認めた数少ないボーカリスト。1998年の帰国時に番組出演したのを機に友人関係に。

DAIGO:弟子

水島裕 小泉今日子 反町隆史 KAT-TUN:楽曲を提供(「光と影」「3001年のスターシップ」「ONE」「keep the faith」)

GLAY:BOØWYを強くリスペクトしているロックバンド。このバンドをきっかけにBOØWYを知ったファンも多いため氷室本人からも感謝されている。

龍が如く5:過去の楽曲が色々と使用された。

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