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神の怒り(キングオージャー)の編集履歴

2023-11-23 09:26:22 バージョン

神の怒り(キングオージャー)

ひとがおこしただいさいがい

『王様戦隊キングオージャー』第7話のサブタイトル及び同話で語られた災厄の事。

前後のストーリー


概要

スーパー戦隊シリーズ第47作目『王様戦隊キングオージャー』第7話。2023年4月16日放送。


あらすじ

シュゴッダム王子として歓迎されたギラだったが、再び国民から恐れられてしまう。その頃ヤンマヒメノは、ゴッドスコーピオンによって戦えなくなったキングオージャーを直そうとしていた。ゴッドスコーピオンは王様達の仲を引き裂くのか、それとも新たなを生むのか? そして、ヒメノが明かす衝撃の過去とは?


余談

この「神の怒り」のワードは第1話ダンジームが現れた際に、シュゴッダムの住人が発言している。


関連タグ

王様戦隊キングオージャー 本編開始前の事件


大消滅約23年前の戦隊で起きた大事件及び大災害繋がり。こちらはエネルギー源戦隊側のメカラスボス(厳密にはラスボスのメカ)が深く関係している。一部の視聴者の中では「これに似てる」「終盤はこれと似たような形になるのでは?」と話題になっているとかいないとか。


邂逅Ⅵ:ラスボスと缶けりドキドキ!転校生はヒーローガール!!ニチアサ同期作品の第7話のサブタイトル。


災厄としての神の怒り(ネタバレ注意)






























物語開始より15年前、大量の蝉型のシュゴッドが暴走し、チキュー全土を襲った事件の名称でもある。


イシャバーナの場合、その中でヒメノの両親だった先代国王・ディードと先代王妃・メタリーは、被害を受けた国民の治療に当たっていた。まだ幼かったヒメノも両親の手伝いをしていたのだが、突然現れたフード付きの黒いマントを羽織った人物により、両親は毒を注射されて暗殺されてしまう。

犯人はその後、ヒメノの目の前で無数のセミシュゴッドの1体に掴まって逃走したが、彼女は同時に「その男こそがセミシュゴッドを操っていた黒幕」で、両親の暗殺に使われた未知の毒がサソリの毒に似ていた事実を知る。

世間では蝗害のような自然災害の延長として認識されている神の怒りだが、実際は人間によって引き起こされた災いであった。

この事件以来、ヒメノは医療の見地からゴッドスコーピオンに執心するようになるが、一方でヤンマはこの災厄の本質を彼女から聞いた時「シュゴッドは機械に過ぎないため、悪いのはそれを悪用した人間」だと評し、彼女の秘めたる憎悪の軟化に繋げている。


第13話では神の怒りの被害はンコソパも受けていた事が判明。壊滅的な被害を受けたらしく、ヤンマがシュゴッドの制御技術を確立し、国として立て直したらしい。


その後第14話にて神の怒りはチキュー全土に及んでいた実態が明らかになる。その中で各国は国の象徴である王を失ったらしく、誰かが無理をしてでも王にならなければならない状況に追い込まれた。現在の王達の年齢が非常に若いのも、このためであると思われる。セミシュゴッドもといガーディアンシケイダーがいた状況からジェラミーの関与が疑われたが、リタの調査でジェラミーは関与していない事実が判明している。(神の怒りが起こった時には寝ていたが、寝床が観光地化していたらしい)


第15話では神の怒りによってトウフ国も大きな被害を受けたため、世界的な食糧難に陥った挙げ句、先代王殿・イロキが食料を独占したために民が飢え、カグラギは民のために反乱を起こし玉座を奪った事情が語られる。


そして第16話、神の怒りが人災であると知る囚人シロンの証言によって、犯人は法では裁けなかったため、シロンの妻で先代ゴッカン王にして先代裁判長であるカーラス・デハーンが死を偽装し、今も封印している真相が判明。しかし、その所在まではわかっておらず、釈放されたシロンはカーラスを探す旅に出た。


尚、これは第8話で判明したのだが、シュゴッダムの軍事力があれば十分対処できたらしいが、その時シュゴッダムは何もしなかったそうで、さらにはギラがシュゴッダム王家から姿を消したのも15年前だとされる。また、第6話で、ラクレスは(第8話でギラから「玉座を奪われるのを恐れて、追放したのだろう!?」と言及された時に動揺するが)、「ギラは15年前に誘拐された。」とも発言していた。これらは単なる偶然か、それともラクレスの発言が正しければ、ギラの誘拐は神の怒りに関係しているのか……?



真相と真犯人(ネタバレ注意!!)














































神の怒りから17年後にしてバグナラクとの争いから2年後。

人間とバグナラクの争いを仕組んだ宇蟲王一味の侵略が始まった。そして第30話で遂にその犯人が判明した。


それはダグデド・ドゥジャルダンの配下、「宇蟲五道化」の1人グローディ・ロイコディウムであった。

彼は「人間が生き生きして忌々しいから」という身勝手な理由で、バグナラクにソウルを食われたセミシュゴッド達の死骸を操り、この大惨事を引き起こしたのである。

カーラスはこの事実を突き止めたものの、チキューの人間ではないグローディを法で裁けず、またその危険性を考慮して「氷の封印」に閉じ込める選択しかなかった。


又、第37話で判明した事だがイロキによるトウフの食料独占の件も、当時のグローディが米に毒を混入して大虐殺を企んでいた事が発端であり、それを察知したイロキが毒入りの米を収集・処分しようとしていたのである。そしてイロキは説得に来たカグラギの前で毒入り米のご飯を食べる事で彼に真実を悟らせようとし、自らを犠牲にしたのである。


要するに神の怒りもまた人間とバグナラクの争いと同じく、宇蟲王一味が引き起こしたものだったのである。

残るギラ誘拐との関連性は(現時点では)不明だが、ハスティー一族が宇蟲王一派の駒にされていた経緯も考えれば、何がしらの背景はあると思われる。

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