概要
メディアミックス作品『ウマ娘プリティーダービー』シリーズに登場するゴールドシップとメジロマックイーンのコンビ・カップリングタグ。
設定では互いに「何か特別な縁を感じている」ゴールドシップとメジロマックイーン。
マックイーンはアニメではゴールドシップと呼び捨てで呼び、アプリ版ではゴールドシップさんと呼ぶ。
史実ではメジロマックイーンがゴールドシップのブルードメア・サイアー(母の父)にあたる関係だが、アニメの描写ではゴールドシップの方が年長扱いされているものが見受けられる。
アプリ版に於いてはゴールドシップは全キャラ唯一の「学年不明」だが、寮に年下の世代がいる学年なのはクリスマス時のホームボイス等で確認できる。また全体的な絡みも高等部とのものが多い。
どの媒体でも破天荒なゴールドシップの暴走に巻き込まれる形でメジロマックイーンが渋々付き合ってやるという関係性は共通しているが、媒体によって細部の描写は異なる。
アニメ版では、ゴールドシップが無用なちょっかいをかけてはマックイーンから手痛い反撃を(主として眼球に)喰らって転げまわるというのがお約束。
こともなげにあしらうマックイーンではあるがゴールドシップにどこか甘いところもあり、チームスピカに加入を決めたのは彼女に泣き落されたからという一面もある。
第6話では一緒に弁当を売り歩いたり、第7話では二人羽織でチームメイトのサイレンススズカを励ましたりと、巻き込まれる形ではありつつもなんだかんだ仲良くやっている。
アプリ版ではアニメ以上の破天荒さで自由気ままにボケ倒すゴールドシップにマックイーンは振り回されっぱなしだが、なんとか彼女の行動の意味を理解しようと頑張っている。
一方でアニメ版のようにゴールドシップが反撃を食らって痛い目に遭うようなシーンはあまり見受けられず、マックイーン自身も少なからず状況を楽しんでいることが多い。
互いの育成イベントやサポートカードイベントでもよく登場し、カラオケや映画などマックイーンの行く先にはしょっちゅうゴールドシップが出没する。
マックイーンも振り回されるばかりでなく、映画を見ている間ゴールドシップを落ち着かせておく方法を心得ているなどある程度の操縦もできている。
からかわれても「憎めない方」と笑って許すなど、一緒に過ごす時間を悪しからず思っているのが垣間見える。
ちなみに映画イベントのイベント名は「ペア割常習犯」。
アプリ版メインストーリー第一部においてはマックイーンがチームシリウスの初期メンバーで、開始直後にゴールドシップが加入してくる。
マックイーンは最初から最後まで主役級の活躍をするため、二人の絡みも必然的に多く見られる。
育成ストーリーよりもゴールドシップの仲間思いな一面が強く描かれ、トレーナーとともにマックイーンの心の支えとなっている。
2022年7月29日開催のイベント「大乱闘!?夏色⭐︎バカンス」では育成キャラとして共に水着で登場。
ストーリーでは二人のやり取りが中心で、ラストのスチルのイラストを含めたストーリー全般が、ほとんどをゴルマクが占めているという、まさに公式が最大手。大量のトレーナーとデジタルが尊死した。
二次創作では
ウマ娘同士のカップリングとしては最初期から人気・知名度ともに高く作品数も多い。
原作同様ゴールドシップがボケ、マックイーンがツッコミを演じるケースが鉄板ではあるが、マックイーンもどこか世間知らず・甘いものに目がない・熱烈な隠れ野球ファン・B級映画も好んで観るなどイジりやすい属性を多重に持っており、ゴールドシップの知識人な一面も併せてボケツッコミが逆転することもしばしば。
あえてマックイーンをボケに乗せてからゴールドシップがはしごを外す、荒唐無稽なギャグかと思わせておいて感動的なサプライズに持っていくなど、双方向に攻守が自在でギャグからシリアスまで作風の自由度が大きいことも人気の一因と言えるだろう。
直近ではマックイーンがゲーム内のイベントに登場するたびにオモシロ発言が増えてきており、時を追うごとに彼女がボケを担う傾向も顕著になりつつある。
余談
ゴルシ役の上田瞳氏はゴルシのマックイーンへの感情は「妹に対するような」ものと解釈して演技していたところ、ディレクションで「恋してるような気持ち」だと演技指導を受けたと18年7月8日のOP&ED発売記念イベントで明かしている。
タグの注意
「ゴルメジ」タグが使用されることもあるが、「メジ」の付くウマ娘はメジロライアンやメジロドーベルなどメジロ家を中心に複数存在するため、できるだけ本タグの使用を推奨。
まあ「ゴル」の付くウマ娘もゴールドシチーが既に存在しているが……
史実
ゴールドシップの芦毛はメジロマックイーンから遺伝している。
メジロマックイーンは2006年没、ゴールドシップは2009年生まれのため、実際の面識はない。
ちなみにゴールドシップの父の父であるサンデーサイレンスはメジロマックイーンと非常に仲が良かった。血統的にも縁が深い関係なのである。
戦績面においても、クラシック三冠のうち菊花賞を制している(ゴルシは皐月賞との二冠)他、4歳・5歳でマックイーンが天皇賞(春)、ゴルシが宝塚記念と同一のG1レースを2連覇、6歳ではマックイーンが宝塚記念、ゴルシが天皇賞(春)と、4歳・5歳のときに勝てなかったG1レースを初制覇したという繋がりが見られる(序に春天に関しては、マックイーンの子とステマ配合の馬含めて唯一ゴールドシップが勝っている)。
関連イラスト
関連動画
関連タグ
じじまご…史実の関係からこう呼ばれることも。ただしpixivに於いては他作品のタグが多数ヒットしてしまう上、ウマ娘の作品内でも❲スペシャルウィークとマルゼンスキーのコンビ❳、❲キタサンブラックとサクラバクシンオーのコンビ❳なども該当してしまうため、タグとしての使用は非推奨。