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ギャンシュトロームの編集履歴

2024-02-15 06:21:20 バージョン

ギャンシュトローム

ぎゃんしゅとろーむ

劇場アニメ『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』に登場するモビルスーツ(MS)。

アグネス・ギーベンラート「アンタだってコーディネーターでしょ!なんでそっちの味方するの!!?バカな男の影響で頭煮えちゃったの!?」

機体データ


概要

ザフトが開発したコンパス専用の量産型MS。グフシリーズの後継機で、ゲルググメナースと共に、C.E.75年代におけるニューミレニアムシリーズの系譜に連なる新型機。

シュトローム(Strom)とは「流れ、奔流、海流」の意。


グフイグナイテッドの後継機ではあるが、武装の一部にはスラッシュウィザードから継承したものが幾つか見られる。


外観

左肩にコンパスのマークが施されている。


一般機及びパーソナルカラー

一般機とイザーク機は設定のみの登場のため、本項では割愛する。


ヒルダ機

ヒルダ・ハーケンの機体。カラーリングは青。

ヒルダの専用機扱いだが、カラーリングはパーソナルカラーではなく、量産する際の一般機にも使われる予定。


アグネス機

アグネス・ギーベンラートの機体。カラーリングは白で、目元とシールドの赤のカラーリングが特徴。

元々はイザーク・ジュールが乗っていた機体であり、パーソナルカラーと思われた白い塗装はその名残。アグネスは自分寄りの機体にするべく、そこから更に目元に赤のカラーリングを塗装した。


武装

  • ビームサーベル:右腰にマウントされた大型のビームサーベル。
  • 大型シールド:ビームカッター型のビームサーベルを発振可能な円形のシールド。
  • トリデンティ 3銃身回転ビーム機銃:胸部ハッチに内蔵された2門のビームガトリング砲。トリデンティとは、ギリシア神話の海神ネプチューンが持つ三又の槍「トライデント」のスペイン語読み。グフイグナイテッドのドラウプニル 4連装ビームガンに代わり採用された近接射撃の武器だが、運用方法はスラッシュウィザードのハイドラ ガトリングビーム砲に近い。ちなみにドラウプニルは北欧神話に由来するが、ハイドラはギリシア神話が由来であるため、ハイドラ ガトリングビーム砲の系列である点は濃厚である。
  • ヒートロッド:右前腕に内蔵された近接格闘武器。グフイグナイテッドで言うスレイヤーウィップに相当する装備だが、同名の武器かは不明。
  • ビームライフル:ゲルググと共通のビーム兵器。
  • ファルクスG7 ビームアックス:腰にマウントされた大型格闘武器。元はスラッシュウィザード用に開発された装備。
  • ミサイル:ゲルググと共通の実弾武器。大気圏用パック、宇宙用パック共にバックパックの左側に備えている。
  • 大気圏突入用オプション:正式名称不明。脚部に装着され、大気との摩擦熱と落下速度を軽減するバリュートが展開される。使用後はパージされる。バックパック同様にゲルググと共通。

バックパック換装

ザクシリーズと同様に、状況に応じて出撃時にバックパックを選択・換装するシステムを採用していて、大気圏用と宇宙用の二種類がある。

本機はグフシリーズの後継機で開発されているが、一番の特徴であったはずの四肢換装は採用されておらず、ザクシリーズのウィザードシステムもしくはその発展型のバックパック換装に落ち着いている。ゲルググメナースとの互換性を始め、様々な要因が考えられるが詳細は不明。


劇中での活躍

アグネス機は序盤のオルドリン自治区での戦闘鎮圧のため出撃。このとき隊長であるキラが与えた命令は「民間人の避難誘導」だったが、近接戦特化性能を言い訳にして命令を無視し、向かってくるブルーコスモスのMSをシールドカッターやビームガトリングで返り討ちにしていた。

ユーラシア軍事緩衝地帯では、ブラックナイトスコード シヴァの猛攻でフェイズシフトダウンを起こしたライジングフリーダムをビームアックスで襲撃し大破させるが、突然現れたズゴックの攻撃で大気圏用バックパックを破壊され、シヴァに掴まって離脱した。

最終決戦では、宇宙用パックに換装して出撃。ルナマリアのインパルスSpecⅡと交戦するも、右腕とバックパック、メインスラスターを破壊され月面に不時着した。

宇宙用パックの出処は不明だが、ギャンシュトロームがザフトの開発である事を踏まえると、ファウンデーション王国がザフトのクーデター派を通して手に入れたと思われる。


ヒルダ機はユーラシア軍事緩衝地帯におけるファウンデーション王国軍との戦闘で左腕を喪失。オーブに帰還しミレニアムに収容された後も修理はされず、ヒルダはルナマリア・ホークのゲルググメナースに乗り換えた。

理由としては「他の機体の調整に時間を割く以上修理する時間がなく、それならば空いている機体に乗ったほうが早い」「フェムテク装甲にビームが効かない以上、ビームガトリングが無意味になる」「子分たちのゲルググを撃墜したブラックナイツへの意趣返し」などが考えられる。


立体物

アグネス機がHGCEシリーズにラインナップ。

各種武装と大型シールドは勿論のこと、ファルクスが付属する。バックパックは宇宙用パックのみとなっている。大気圏仕様を再現する場合は、ゲルググメナースに付属する大気圏用パックを塗装し直して取り付ける必要がある。

2024年4月発売予定。


余談

  • ギャンとグフはどちらも白兵戦がメインの機体でありゲームでも『格闘戦が得意なパイロットをグフからギャンに乗せ替える』というプレイを行う人も多い為グフの後継機がギャンというのは違和感がないだろう。
    • 本当に『グフを参考にギャンが出来た』という考察をしている人もいる。

  • グフイグナイテッドとスラッシュウィザードを融合させた発展機である事から、イザーク・ジュールも搭乗するのでは無いかと予想されていた。
    • アグネスに渡される前の白いギャンがイザークの機体であった事が判明している。

  • ヒートロッドを搭載したギャンとしては、原点の宇宙世紀にもRFギャンが存在する。


関連タグ

機動戦士ガンダムSEED FREEDOM

ゲルググメナース

ニューミレニアムシリーズ

ライジングフリーダム

イモータルジャスティス


グフ

ギャン

ガルスJ

R・ジャジャ

RFグフ

RFギャン


R・ギャギャ:ビルドファイターズシリーズより。シールドがビームカッターを発振可能である点で酷似。

パラス・アテネ:機動戦士Zガンダムより。外見や装備がギャンに酷似した部分に加え、パイロットが彼女と似た部分があるため、隠しオマージュではないかという指摘もある。


バビ:ギャンに似た顔をしたザフトの爆撃用可変MS。

ミストバーン:カラーリングや形状が似ていると話題となりトレンド入りする事態となった。

ビルトシュバイン:同じく左腕に円形のビームカッターを装備しているリアルロボット。

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