機体データ
型式番号 | ZGMF-2025/F |
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全高 | 19.50m |
重量 | 73.51t |
動力源 | バッテリー |
所属 | |
パイロット |
概要
ザクシリーズの後継機で、ギャンシュトロームと共に、C.E.75年代におけるニューミレニアムシリーズの系譜に連なる新型機。
なお、現在はコンパスで試験運用中との事だがザフトでも数機の運用が見られる。
メナース(Menace)とは「脅威、威嚇、猛威」の意(転じて人物・キャラを形容する際には「やんちゃ・わんぱく」という意味だったりもする)。
外観
頭部はザクに近い丸みを帯びたデザインで、ゲルググというよりは「角を付けたジン」「トサカを付けたザク」と言った印象を受ける。
背中にはザク系統の「ウィザード」も換装可能なコネクタを装備しており、オマージュ元のゲルググ同様下半身にスラスターが集中している。
コンパス所属機の左肩には世界平和監視機構コンパスのマークが施されている。
バックパック換装
ザクウォーリアと同様に、状況に応じてバックパックを選択・換装するシステムを採用している。本機及びギャンのものはボレロ(『B.O.L.E.L.O』)と呼ばれており、宇宙用の「S」と大気圏用の「A」が存在するが、開発当初から機能を分ける事を前提に極力部品や製造工程を共通化する事で生産と運用のコスト削減を図っている。
本機がザクシリーズの後継機で開発されている為ウィザードシステムもしくはその発展型の可能性もあり、実際に各種ウィザードを装備する事も可能。
ボレロA
大気圏用のバックパックで、揚力など空力特性を考慮した構造を採用し、飛行速度を重視してエンジンを多数搭載している。
ボレロS
宇宙用バックパック。
一般機及びパーソナルカラー
一般機
標準カラーと思われる青とグレーに近い緑で塗装された機体。
ヘルベルト、マーズ機の他、プラントでのクーデター時にラメント議長らを乗せて脱出するエターナルの警護に同型機が随伴している。
ルナマリアのパーソナルカラーである真紅に塗装された機体。武装もロングレンジに特化している。ルナマリアがインパルスSpecⅡに乗り換えた後はヒルダ・ハーケンが搭乗している。
武装
MAM-602 マグヌスグラディウス 特斬槍
左右の柄からビーム刃が出力される。
ビームライフル
ギャンと共通のビーム兵器。
MMI-M6336E 強化ビームライフル
ルナマリア・ホーク機機が装備する、精密狙撃にも対応したロングレンジのビームライフル。
MMI-MD95/Aレフルジェンス ビームシールド
左腕に装備された展開式のシールド。収納時は実体のフレームが折りたたまれているが、展開時は表面の内側にバリアを展開する。
試製35式改レールガン
最終決戦での出撃時に携行した実弾武器。フェムテク装甲対策で採用され、ミレニアム艦載の全機体が本武装で出撃している。この装備のみ製造名称がオーブ式のものと為っている。
大気圏用パック「ボレロA」、宇宙用パック「ボレロS」
M71 ペレグリヌス 6連装近距離誘導弾発射筒
ギャンと共通の実弾武器。大気・宇宙用パック共にバックパックの両側に備える。
大気圏突入用オプション
正式名称不明。脚部に装着され、大気との摩擦熱と落下速度を軽減するバリュートが展開される。使用後はパージされる。バックパック同様にギャンと共通。
MAM-G3L1 インフェルヌス 電磁砲
本機のボレロ専用のリニアガン。A型S型共にバックパックの左側に備えている。
劇中での活躍
ルナマリア機は序盤のオルドリン自治区での戦闘鎮圧のため出撃。イモータルジャスティスと共にブルーコスモス機から民間人を守っていた。
ファウンデーション王国との合同作戦ではミレニアム内で待機していたが、巡航核ミサイル迎撃のため出撃。1発目は撃墜したが敵の本命である2発目は本機の推力でも届かない高々度まで上昇したため射程圏外になってしまい、ミレニアム共々水中に潜って核爆発をやり過ごすことしか出来なかった。
最終決戦ではインパルスSpecⅡに乗り換えたルナマリアに代わりヒルダが搭乗。ミレニアムの護衛を行い、襲撃してきたブラックナイトスコード ルドラ4機に応戦。この内ガーネットをデスティニーSpecⅡとの連携で撃墜した。
ヘルベルト機とマーズ機は、合同作戦にてアークエンジェルの護衛をしていたものの、襲撃をかけてきたルドラ2機(サファイアとスピネル)に撃墜された。
立体物
ルナマリア機がHGCEシリーズにラインナップされ、2024年3月23日より販売を開始した。
各種武装は勿論のこと、フェムテク装甲対策のレールガンが付属する。
バックパックは大気圏内用パックのみとなっている。
ビームシールドは収納・展開状態を差し替えで再現可能。宇宙仕様を再現する場合は、ギャンシュトロームの宇宙用パックを取り付ける必要がある。
マグヌスグラディウスは柄の延長状態、収納状態ともにビーム刃を取付可能で、両刃だけでなく片刃状態も再現できる。
最終決戦の再現として他の機体にレールガンを持たせる場合、ストライクフリーダム弐式に2丁、インフィニットジャスティス弐式に1丁、デスティニーSpecⅡに2丁、インパルスSpecⅡに1丁、つまり合計6丁分のレールガンを確保する為に本機を別途買う必要がある(過去にもそんな事が在った様な…)オプションセット販売の予定も無い。
一方、レールガンのランナーだけ別になっていたことから、別の形で販売されるのではと予想されている。
ただ劇中デスティニーやストライクフリーダムが装備していた時は少し大きめのビームライフルサイズだったのだが、本キットに付属するものは明らかにそれよりも大きく、同シリーズのストライクフリーダムの連結状態のビームライフルとほぼ同サイズ(MG等の1/100に持たせると丁度良いサイズ)。同シリーズのデスティニーやストライクフリーダムに持たせると明らかにバランスが悪い。
関連イラスト
余談
- 一般機のカラーリングはこれまでの機体と違い元ネタとは異なるカラーリングとなっている様に見えるが、これはゲルググの設定画におけるカラーを踏襲したものである。
- ビームシールドを搭載したゲルググとしては、原点の宇宙世紀にもシャルル専用ゲルググが存在する。
関連タグ
マーズジャケット:SEED版火星ゲルググ