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オトヒメ(ONEPIECE)の編集履歴

2024-04-08 10:54:29 バージョン

オトヒメ(ONEPIECE)

おとひめ

オトヒメ(OTOHIME)とは、少年漫画『ONEPIECE』に登場する王族である。

「信じて!! あなたの選んだ妻と ……人間を!!」


概要

リュウグウ王国王妃金魚人魚

魚人に対する差別を政治的な面から解決して人間との共存を目指した人物。魚人島民達にリュウグウ王国の海上移設に賛同する署名をするよう王国中で運動を展開した。元の自己犠牲も厭わず他者を助けようとする精神から国民に非常に愛される人物。

夫はリュウグウ王国国王のネプチューンで、娘は“人魚姫”と呼ばれるリュウグウ王国王女しらほしである。

また、息子フカボシリュウボシマンボシはリュウグウ王国の王子であり、同時に同王国軍の三強として国を守っている。


探検家にしてタイヨウの海賊団の初代船長フィッシャー・タイガーとは、

方法は違えど魚人差別撤廃に尽力した人物として並び称されている。


プロフィール

本名オトヒメ
異名愛の人
年齢享年36歳
身長224cm
肩書きリュウグウ王国王妃
覇気見聞色
出身地偉大なる航路 魚人島 リュウグウ王国
種族金魚の人魚
誕生日1月10日 (愛の人=1,10)
星座やぎ座
血液型S型
好物海藻マリネ
初登場単行本63巻 第621話『オトヒメとタイガー』
CV根谷美智子

能力

見聞色の覇気を潜在的に持っている。その相手の心が分かるという能力のため彼女は演説では映像を使わず、下界に降りて心に響く距離から演説をしている。

肉体は全力で平手打ちをしただけで複雑骨折するなど非常脆弱だが、身軽身体能力自体は高く、走りながら持ち前の覇気で銃弾の弾道を読み取り紙一重で交わしてみせることも出来る。

なお、服装のせいで分かり辛いが、人魚の特性として一定の年齢に既に達しているために尾が二股に分かれており、水気のない場所でも地上でも人間や魚人と同じように歩いて行動できる。


性格

王族が歩き回ること自体が異例とされていた当時において国民一人のために涙を流し、一度の平手打ちで手を複雑骨折をするほどの虚弱でありながら、その折れた手で平手打ちを続け悪人に改心を促すほど、“愛の人”と呼ばれる程に自己犠牲も厭わず他者を助ける慈愛に溢れた人である。


信念

極少数の人間しか知らず人間を判断してはいけないということを訴え、自分達の方から歩み寄り人間を理解していくべきだと考えている。また、大人達が恨みや憎しみを子供達に残すことは偏見を生んでしまうと考え、憎しみの根絶も主張している。

際限なく光の恩恵を受け取れる地上に島民が心惹かれていることを理解しており、そのための署名を集めていた。

オトヒメは結構な精度で心の声を聞けるので、魚人や人魚、人間、それらを襲う海賊に至るまで、それらすべての本心を誰よりも理解する事が出来たと思われる。


見聞色の覇気について

彼女が得意とし、生まれついて有する「見聞色の覇気」は相手の「心の声」を感じ取る読心術のようなもの。

彼女の署名活動も、魚人島民の心の奥底に燻ぶった「地上の世界への憧れ」、「地上の人間たちへの恐怖や絶望」といった「心の声」を敏感に感じ取ってきた末に思い立った使命感だったともいえる。

オトヒメ自身は「見聞色の覇気」を説得や政治的活動などに平和利用しているが、「見聞色」とてその気になれば戦闘悪事にも用いることは出来、実際に強大な「見聞色」の力を悪用していた前例もある。

彼らほど屈強でも悪辣でもないにしろ「同じような能力」を持ち、似たようなことが仮にできたとしたら、オトヒメもまた恐ろしい女傑だったのかもしれない。


活躍

魚人島編(本編)

原作の時系列上、10年前に死亡したキャラクターなので本編での活躍は無いが、国民からの支持は未だに強く、新魚人海賊団から踏み絵を強要された国民の多くがそれを拒んだ。


魚人島編(過去編)

今を堪え忍び未来を変えようとするオトヒメは啓蒙活動街頭演説で少しずつ国民の理解を広げていき、世界会議提出するための署名を集める。しかし、未来を捨てて今苦しむ同族の奴隷達を救い出したフィッシャー・タイガーの影響で結果的に首をしめられ署名は集まらず、アーロンによりその死の間違った噂が広がったことで、5年以上かけて集まった署名も全て取り消された。


苦難の日々を送っていたが、天竜人であるミョスガルド聖の船が難破して魚人島にやってきたことで事態は激変。

魚人島に住む多くの元奴隷は天竜人に恨みを持っているうえ、海底には海軍の目も届かない。それゆえ天竜人に復讐しようが誰も報告しなければ地上ではただの海難事故と見做され海軍大将がやってくることはない。ミョスガルド聖に狙いを定めた元奴隷は確実に引き金をひいた。


だが元奴隷により放たれた銃弾はオトヒメが身を挺してミョスガルド聖をかばったことで不発に終わる。


オトヒメは見聞色で痛いほど奴隷の心情は分かるも、次の世代に恨みを残さないため必死で彼らを説得する。そんな中、立ち上がったミョスガルド聖はオトヒメに銃を向けるが、突如開花したしらほし能力で巨大な海王類が何体も出現。その衝撃からミョスガルド聖は気絶し、事態は収束した。その後、元奴隷のアラディンの数週間にわたる治療でミョスガルド聖は一命をとりとめる。


しかし、奴隷と思っていた存在に生殺与奪の権利を握られたミョスガルド聖は当然に内心が穏やかでない。そこでオトヒメは不満を解消して人間との繋がりを持つため、彼に同行することを決意。ネプチューンは虚弱なオトヒメを地上に行かせることに反対したが、人一倍体の弱い自分が帰ってこれると証明してこそ意味があると考え、夫の意に反して地上に向かった。


そして島民が百日にも感じる一週間が過ぎた後、オトヒメはついにミョスガルド聖をなだめ、魚人島の“希望の光”といえる世界貴族の署名への賛同書を手に入れて、リュウグウ王国に戻ってきた。


それ以来、島民の署名は次々に集まり子供達にも成長の兆しが見えて、全てが順調であるかのように思えたが、皮肉にもオトヒメは人間により暗殺されることとなる。だが、その死にはある人物の影が…。


しかし、死の瀬戸際もオトヒメは恨みを残すなという自己の信念を貫き通し、自分を殺した者に対して怒りや憎しみを残さないで欲しいと願う。

が自分が以前言ったことを実現してくれている姿を見た彼女は笑顔で生涯を終えた。


…………!! もう一息よ 本物の“タイヨウ”の下まで…!!!


世界会議

世界会議にてミョスガルド聖は再登場する。ミョスガルド聖から「自分を人間にしてくれた恩人」と敬意を持たれており、これによって後に娘のしらほしはチャルロス聖の魔の手から助けられる。オトヒメの憎しみを受け継がないという意思は確かに実を結んでいた。


ワノ国

回想シーンで名前のみ登場、まだ王妃ではない。当時からネプチューンの手を焼かせる活動家だったらしい。


余談

娘のしらほしは赤ん坊の時点で既にオトヒメよりも数倍の巨体であり、人魚としてもかなり小柄なオトヒメが一体どうやって出産したのかは謎。

またオトヒメ王妃は、巨乳が多いONEPIECEの女性キャラ(幼女少女を除く)では珍しい貧乳である。(他はミス・ゴールデンウィークだけで、娘のしらほしは巨乳。)


関連項目

ONEPIECE 人魚 リュウグウ王国 フィッシャー・タイガー

ネプチューン フカボシ リュウボシ マンボシ

しらほし


ミョスガルド聖

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