データ
概要
第3世代から存在する技。
自身が習得しているわざを使えなくしてしまう。
時々間違われるが、この技自体は自分にかけるものであり、相手の場にかけるものではない。
そのため変化技の一切をシャットアウトする「おうごんのからだ」に対しても問題なく作用する。
シングルでは多すぎる技のせいで相手をかなり選んでしまうので、主にダブル以上で使用される。
相手が自分と同じ技を持っていないと効果が出ないが、この効果は自分が倒されるか交換するまで続く。
第4世代までは自分が持っている技を相手が持っていない場合は失敗していた。
恐らく、第4世代以降倒れたポケモンがいた場合の処理が変更されたため、ふういんの処理を分かりやすくするためと思われる(当時は既に相手がいなくなっていた場合、いなくなった相手の分も含めて封印する仕様となっていた)。
しかし失敗する=自分が覚えている技を相手が持っていないことが分かるため、
失敗しても使ったことに意味が無いかといわれればそういう訳でもなかった。
第5世代以降は発動自体は成功するようになり、上記の方法は使えなくなったが、相手が交代しても使ったポケモンを倒すか交代させない限り効果は消えないためむしろメリットが増えたといえる。
採用する場合はめざめるパワー・でんじは・みがわり・まもるなど汎用性の高い技を同時に習得すると効率が良い。
また、ドーブルがこの技を使った後でへんしんすることで変身された相手の技をすべて封じわるあがきによる自滅を狙うといった変則戦法もある。
だいばくはつのダメージが凄まじい『ダイヤモンド・パール』まではゴーストタイプかつ耐久力の高いサマヨール、ヨノワールに使用させることで、まもる(スペースに余裕があればみがわりも)を封じつつ隣のポケモンが次々にだいばくはつをするという荒技が猛威を振るっていた時期もある。
特に第3世代の頃においてはみがわりを習得できるポケモンが限られていたのもあり対処が難しく、実際にポケモンコロシアムにおいてはこのコンボを使用するトレーナーが登場する。
教え技によりみがわりが解禁されてからはやや対処しやすくなったものの、それまではマルマイン、レジロックくらいしか扱いやすいポケモンがいなかった当初より一転、ゲンガー、カビゴン、メタグロスなども加わったことによりむしろ戦力面では大きく強化されていた。
第4世代・第5世代では技発動時のエフェクトが言語によって異なっている。
日本語版は「封」の漢字が書かれた赤いバッテン印であるのに対し、英語などの他言語版では封蝋になっていたが、第6世代からはすべての言語において封蝋に統一された。
ポケダンにおいては相手をようすみ状態(一切の行動ができなくなる)に変える危険なわざ。
救助隊においては10ターン以上も持続していたが、探検隊では5ターン程まで下がった。ただしドーミラー系がこれを低レベルで覚えるのもあって危険度に関してはむしろ増している。
イッシュ地方のポケモンにはふういんを覚えられるものが非常に多かったためか、マグナゲート以降は本家と同じ性能へと変更されて大幅に弱体化した。