ニンジャークソード
にんじゃーくそーど
ニンジャークソード!
CV:濱野大輝
概要
ドンムラサメが使用する変身アイテム(?)兼メイン武器であり、彼の本体。忍者刀とも。
ドンモモタロウの武器であるザングラソードに酷似した、赤い(というより赤に近い濃いマゼンタ?の)刀身とクリアスカイブルー(シアン?)の刃を持つ忍者刀で、外側には鮫の歯を思わせる鋭く小さな刃が無数に生えている。
鍔にはトジルギアを思わせる歯車パーツ「ギアディスク」が取り付けられている。
普段は意識をこの刀に宿しており、戦闘時には単独で飛行し戦場へと乱入。隙を突いてアバター戦士・ドンムラサメへと実体化(アバターチェンジ)する。
機能・性能
切れ味は勿論だが、鍔に付いたギアディスクと、柄についたトリガーの組み合わせで様々な能力を発動する事が出来る。
現時点では、以下の能力が判明している。
アルターチェンジ
Mash up!
トリガーを長押ししながら、ギターを掻き鳴らす様にギアディスクを何度も回転させる事で発動。
ドンムラサメアルターにアルターチェンジする。
ドンモモタロウアルターやドンドラゴクウアルターと異なり、アバタロウギアを使用せず、ドンムラサメ自身のボディを直接アルターに変化させる。
必殺技
斬ル(KILL)!EVERYBODY!!
- 一鮫・斬鮫(いちシャーク・きりさめ)
ギアディスクを1回転させた後、トリガーを引く事で発動。
ニンジャークソードを地面に突き立てる事で、潜水するかの如く地中に潜り込み、自在に移動する事が出来る様になる。某有名なサメ映画よろしく、部分的に身体や刀身を地上に出す事も可能。
この能力でのかく乱戦法により、キジブラザーを始めとしたお供達を一掃した。
- 二鮫・暴鮫(にシャーク・はやさめ)
ギアディスクを2回転させて発動。
ニンジャークソードの刀身にエネルギーをチャージしつつ、ソコから4本の光のアンカーを射出。
打ち込んだ相手を引き寄せながら、強化した刀身で敵をすれ違い様に切り裂く。
ザングラソードの必殺技に引けを取らない威力がある様で、ドンモモタロウが劇中にて初使用し爆竜鬼をほぼ一撃で撃破している。
- 三鮫・群鮫(さんシャーク・むらさめ)
ギアディスクを3回転させて発動。
地面を斬りつける事で、3つの斬撃をサメの如く地中に潜行させる。
斬撃は上部を地上に露出させて泳ぎ回り標的に襲い掛かる上、飛び掛かる事で空中の敵も切り裂く事が出来る。
尚、劇中で初使用したのはムラサメでは無くソノザ。
- 四鮫・流鏑鮫(よんシャーク・やぶさめ)
詳細不明。
DX版とメモリアル版に収録の音声としてのみ確認できる。
立体物
DX版
ザングラソードのリデコ品で、2022年にプレミアムバンダイ限定品として発送。2023年には第2発送もされた。
付属にはバルシャーク、ガオブルー、ジュウオウシャークのアバタロウギアが付属し、3枚とも戦隊ブルー且つサメモチーフである共通点がある。
※なお、スーパー戦隊46作品の歴史上限られているサメ戦士の内、どう言う訳か1人だけハブられている(但し、この1人は海洋生物全般で純粋なサメモチーフでは無いとする声もある)。海外版まで範囲を広げればもう1名存在するが、純然たる日本のスーパー戦隊の中では彼1人だけが……。
ドンムラサメとマザーのセリフも収録(トリガーを押しながら電源を入れる事で発動出来る)。
ドンブラスターと連動させる事で、「裏・アバタロ斬」を発動させる事も可能(勿論、虎的盾鑼も連動可能だが、虎的盾鑼から出る音声の都合上、ジュウオウシャークギアを使用するとジュウオウザワールドの音声が流れるので変になる)。
只、何故か機能が細かく変更されている(必殺技とアルターチェンジの発動方法方法が真逆)。
また、流鏑鮫発動時の音声が翻訳すると 「皆殺し」 となるのが引っ掛かったのか「KILL!EVERYBODY!!」から「WOW!」に変わっている。
メモリアル版
プレミアムバンダイ限定として、TV本編と同じ大き目のサイズである大人用の「ニンジャークソード -MEMORIAL EDITION-」が2024年3月に発送。
アバターチェンジとアルターチェンジに加え、ブラックオニタイジンムラサメの合体遊びと妖刀ムラサメ遊びが追加収録。
セリフはムラサメとマザーの他、つよし以外のドンブラザーズメンバー5人と脳人3人のセリフも収録。
さらにマザーの音声14〜18音目は新規収録で労ってくれるマザーの台詞が入っている。能登氏ファンには最高のご褒美だろう。
はるかが描いていた「初恋ヒーロー」の漫画原稿風シート10枚も付属。
ザングラソードのメモリアル版と同じく、DX版の連動は出来ず、ドンブラスターのメモリアル版との連動が可能。
余談
- 名前の由来は忍者+シャーク、或いは忍者+邪悪だと思われる。
- 現時点では、犬塚、ソノニ、猿原が持つと全員暴走してしまうが、何故かタロウだけ意識を乗っ取られず、逆に力を取り戻し使い熟している。また、「ドンムラサメとドンモモタロウ、ニンジャークソードとザングラソードが似たよ様な姿形をしている」、「何故かタロウはニンジャークソードを使い熟せ、ジロウはムラサメと意気投合している」、「不殺の獣人を唯一倒せる」等の点から、このニンジャークソードは「ドン家が獣人の製作に失敗した為に元老院がドン家の技術を元に対獣人様に生み出した兵器では?」と推測する声がある。
- 裏・アバタロ斬の発動や音声は長らく玩具のみ(Youtubeの遊び方動画や待機音切り抜きでも聞ける)と思われていたが、必殺待機音のみなら後に本編で意外な形で使用されることとなる。