百目タイタン
ひゃくめたいたん
「部下の命など物の数ではない!」
概要
第17話から登場。
『仮面ライダーストロンガー』に登場したブラックサタンの大幹部で、第13話にてストロンガーに敗れた一つ目タイタンが、ブラックサタン呪いの棺の儀式にて再生された姿。
人質を取ったり部下を捨て駒にするなど目的の為に手段を選ばない冷徹かつ非情な性格は一つ目タイタンの時から変わらず、任務遂行を絶対とする思考から首領からの信頼も厚い。
後述する卑怯な行動が原因で、ブラックサタンの雇われ幹部の座に就いたジェネラルシャドウとは反目、最高幹部の地位を巡って互いに足を引っ張り合ることも多かった。
謎の紳士形態
サングラスと背広を身に着けた人間態「謎の紳士」モードは従来通り。
一つ目タイタン時代、百目タイタン時代双方変わらず、指揮をとる際は黒の三つ揃いのスーツに白いスカーフを着用しているが、ストロンガーと直接対決した際は黒革のつなぎにブーツとポンチョを着て登場した。
活躍
第17話から23話まで登場。
最終決戦ではタイタン時と同様に自らを以前の30倍の強さに強化、自身のホームグラウンドである地底王国でストロンガーに挑む。
返し技によりストロンガーの電気技を悉く跳ね返したが、前回と同様に無理なパワーアップの反動で肩のエネルギーの裂け目からマグマが噴出している所へダブルキックを受けて致命傷を負ってしまう。
最後手段としてストロンガーに最後の握手を…と見せかけて火口へ道連れにしようとするが、振り切られて失敗。最後は「ブラックサタン万歳!!」とブラックサタンの栄光を讃え、全身からマグマを噴き出しながら火口の中へ落ちて死亡。
数々の卑劣な手段を行ってきたタイタンだったが、命を賭けてストロンガーを最後まで道連れしようとする執念とブラックサタンに対する忠誠心から幾度も無く戦ってきたストロンガーから「タイタン、敵ながらたいした奴だった」と称えた。