ついに…我々の待ち望んだ真の勇者が誕生した!
その名も、勇者王ガオガイガー!!(number.01 勇者王誕生!)
概要
宇宙メカライオンギャレオンがサイボーグ・ガイとフュージョンしメカノイド ガイガーへと変形、その後、3機のガオーマシンとの合体、通称『ファイナルフュージョン』を行い誕生する重機動スーパーメカノイド。
ファイナルフュージョンに際してはGGG長官の承認が必要不可欠である。
勇者シリーズでは(一部を除いて)お馴染みのトリコロールではなく黒を基調としたカラーリングである。
また、胸のライオン、肩の新幹線、脚部のドリルなど歴代の勇者ロボの集大成と呼べるような外見をしている。
ゾンダリアン側からは当初「黒いロボット」と呼ばれていたが、11話の北海道苫小牧での粒子加速機イゾルデ攻防戦で名称を認識し、以降呼称もする。
フュージョンするサイボーグ・ガイの四肢の延長と同時に、三次装甲とも呼べるもので、あらゆる攻撃に晒されても頭部と胸部を完全に保護する様に施される。基本的な攻撃方法は右腕で破壊し、左腕で守る近接戦闘。勇者ロボでは珍しく剣武器を一切使わない。
ギャレオンからもたらされた対ゾンダー用のジェネシックガオガイガーの設計図を基に開発された機体である。
しかし、異星のオーバーテクノロジーを地球の技術で無理やり再現した機体ゆえ、序盤は何度も不具合に見舞われ、初出撃の時点でのファイナルフュージョン成功率も限りなく0に近い有様であった。
また、ゾンダーロボの動力であるゾンダー核に関する情報が皆無な点もあるが、序盤でGGGが保有する兵器の中では本機しかゾンダー核の摘出機能は有しておらず、先んじて開発されたツールも単純な破壊力しか持っていなかったため、結果として全ての戦闘で必ず負荷がかかる必殺技ヘル・アンド・ヘブンを発動せねばならず、ゴルディオンハンマー及びゴルディーマーグが完成するまでの間、凱は何度もヘル・アンド・ヘブンの負荷による生命の危機に瀕していた。
実戦を繰り返すたびに機体のアップデートが施され、その結果、原種大戦後の時点では、初出撃時と比べて外見以外は別物と言っても良いほどの性能を得た。原種大戦の頃には地球の技術解析・発展も進み、元であるジェネシックガオガイガーには無かった装備や、原型はあったが大きく運用が変わった装備も搭載される。
脊椎原種戦中のアクシデントから、大気圏外行動が可能な宇宙用装備ステルスガオーⅡと合体し『スターガオガイガー』になるが、劇中は従来のまま呼ばれ続ける。
あくまでも『機械の兵器』『オーバーテクノロジーの不足分を機械で補った巨人』であり『完全無欠』ではない。故に人類の成長と勇気と共に改良、パワーアップが行われる。この点は、戦いと共に機体を改良し強化していく、マジンガーZのオマージュ。
合体機構を持つロボットアニメでも、自力での分離が出来ない珍しい特徴を持ち、合体したまま帰還して基地内で分離を行う。エリアⅣ水陸両用整備装甲車での分離作業の様子はnumber.02で詳しく描かれている。
界
ゾンダー及び機界新種の脅威が去ると、護はギャレオンと共に宇宙へ旅立ったため、本機の存在は事実上消失。地球防衛の役目は、ガオファイガーへと受け継がれた。
ガオファイガー就役後も、ガオガイガーを構成していた旧ガオーマシン達は引き続き戦力として活躍していたが、帰還した護……と思われたレプリジンによってレプリガオガイガーを構成するために強奪されてしまい、新旧勇者王同士の死闘を得てすべて破壊され喪失。
本物のギャレオンも本来の姿へ改修され、地球版ガオガイガーは完全に失われた…
が、約10年後の覇界王キングジェイダー戦にて、ソムニウムが過去から呼び出したGGGの初陣となるEI-02と戦闘直後のギャレオンを用いて現代のガオーマシンとファイナルフュージョンすることで再び戦場へ舞い戻ってきた。タイムパラドックスの懸念からEI-02選での破損個所やブラックボックスの修復は行われなかった為、能力は低いままだが、性能を凱がエヴォリュダー能力で補い、更に最適化され切った最新のガオーマシンと合体してるため、本編のガオガイガーよりも戦闘力は格段に上がっている。
覇界王ジェネシックとの最終決戦時にも使われ、決戦後ソムニウム・ライにより元の時代へと返された。
基本データ
分類 | 勇者ロボ |
---|---|
形式 | 重機動スーパーメカノイド |
全高 | 31.5m |
重量 | 630.0t |
内蔵タンク総量 | 264.2t |
最高走行速度 | 時速172km/h |
最高飛行速度 | M3.0(補助ロケット噴射時) |
飛行システム | 翼端インパルスドライブ(推力:1200t×2) |
最大出力 | 10000000馬力以上(750万kw+) |
合体コード | ファイナル・フュージョン |
内蔵GSライドクラス | 機密(Gストーン動力炉) |
構造機関 | Gドライブ結合 |
動力 | GSライド接続 |
構造 | 結合Gボックスキャストフレーム |
ファイナル・フュージョン所要時間 | |
0~プログラムプログラムドライブ | 2.459秒 |
ENTフィールド噴射 | 2.610秒 |
0~完了 | 62.328秒 |
完了~フィールド解除 | 0.672秒 |
バリアシステム | プロテクトシェード |
最大エネルギー衝撃負荷 | 7.788×10の15乗ジュール |
物理的防御システム | レザーコーティングスーパーG装甲 |
物理的防御システム最大攻撃負荷 | 7.822×10⁸ |
メインコンピューター | 獅子王凱 |
マシンコンポーネント | サイボーグ・ガイ、ガイガー、ステルスガオー、ライナーガオー、ドリルガオー |
主兵装
専用ハイパーツール
必殺技:
関連タグ
マジンガーZ:同じく黒いスーパーロボット。本機のオマージュ元。
ゴッドグラヴィオン:ガオガイガーの没デザインが再利用されたという噂のあるスーパーロボット。
キングエクスカイザー、グレートエクスカイザー:胸に獅子の意匠を持つ勇者。
ゴッドマックス:ドリルニーが装備されている勇者。
ウルトラレイカー:左右肩部が新幹線で構成