概要
デッドオアアライブ(DOA)シリーズからまさかの新展開として2017年9月下旬、突如DMM.comにて『DOAXVV』の事前登録がスタートした、ダウンロード版PCブラウザゲーム。
VVとは『ヴィーナスバケーション』の略。公式読みにすると『デッド オア アライブ エクストリーム ヴィーナス バケーション』……長い。(汗)
そして2017年11月15日にサービスが開始された。プレイヤーは「ヴィーナス諸島」のオーナーに就き「ヴィーナスフェス」に向けて女性キャラ達とともに準備をしていく事になる。
ちなみにプレイヤーにヴィーナス諸島のオーナー業務を任せたのはエクストリームシリーズではおなじみの人物「ザック」である。
ヴィーナス島には、初期に「みさき」を含めて10人の女性キャラクターが居たが、1年毎に2~4名程が続々と追加参入し続けており、今作DOAXVVのみのオリジナルキャラだけでも今現在19人が参加。
2024年の7月現在では30名ものキャラクターが島に在籍している。
そして5周年を迎えた2022年11月には、新規コーディネートシリーズの「トゥルーカラーコーディネート」(別称トゥルーカラーアップデート、以下TCと表記)を数ヶ月毎の定期イベントとして開催。
TCではヴィーナス(キャラクター)達の新たな魅力をテーマに特別なコーディネートやエピソード、のほか、新しきモーションや音声収録など様々な新規要素を追加するというもの。
第一弾ではみさきが抜擢され、以後も該当キャラがアップデートされてゆく。
また、本作品はDMM GAMES人気ゲームランキング一位に度々輝いており、星の数ほどあるソシャゲの中でもトップクラスの人気を誇っているのだが、X(Twitter)でのタグ付きツイート数が他の人気ゲームと比較しても明らかに少ないのは、恥ずかしがり屋のオーナーが多いせいだろうか…。
動作環境
ゲームの動作に関しては、公式サイトを参照すると基本的にはWindows7以降のOS(既にWindows10がメイン環境になっている情勢だが……サービス途中からWindows11にも対応)が求められる為、スペックが高いパソコンを要求されるので、プレイを考えている方は必ず推奨環境の欄を確認の事。
そして2023年1月10日をもってDOAXVVにおいてもWindows8.1のサポート終了を告知。
後述のブラウザ版とダウンロード版ではスペックが異なる部分もあるので、お手数でも推奨環境は確認してからのプレイ及びダウンロードを推奨。
また、2019年4月23日にはブラウザ版がオープンβでサービス開始され、MacPCでもプレイ可能になった。
2019年11月19日にβ版の配信、そして2022年3月15日にオープンβ期間が終了し、正式オープンの開始がされた。
ちなみにサーバー自体はDMM版と別なのでアカウントデータも別途必要になる。
国際版もSteamより配信されているが、ゲーム内容が一年ほど国内版より遅れている仕様。
さらに2020年8月18日には国内版がSteam版からも配信が開始されている。
こちらもサーバー自体はDMM版やブラウザ版とも別なのでアカウントデータも別途必要なのは変わらず。
追加機能やサービスなど
公式による各種SNSでのハッシュタグは#DOAXVV。
2021年11月25日には、新規要素として「ラジオステーション」と「パティのおすすめラジオ」が実装。
また、「DOAXVV」で流れるゲーム内BGMが各種サブスクリプションサービスでVol.1とVol.2ともに配信中。
6周年を迎える2023年末にはVol.3も追加配信される。
2022年9月18日よりコーエーテクモゲームスの総合アプリ「コーエーテクモアプリ(KTApp)」にて、「DOAXVV」内で使えるアイテムを交換できるシステムをプレオープン中。
なおシリアルコードの利用については諸事情により、しばらく停止するとのこと。
上記の問題が解決し、2023年4月20日より「コーエーテクモアプリ(KTApp)」のシステムを再開。
アイテムの交換には「DOAXVV」と「KTApp」の連携が必須となる。
また、2023年12月26日より「コーエーテクモアプリ(KTApp)」との連携ミッションが開始。
連携後、「DOAXVV」をプレイする事で「KTApp」でのポイントが獲得でき、貯める事でアイテムとの交換等にも利用できる。
2023年1月26日から同年2月9日まで期間限定で音声入力デバイスで撮影などがプレイ可能。
2023年4月27日にはツイッター連携機能とツイッターへの撮影投稿機能を停止する旨を告知。
本機能の再開などは検討中とのこと。
2023年7月2日には暫定的な機能として、公式ツイッターの投稿内容を公式サイトから確認できる閲覧サポートページを公開。
主な登場人物
メインキャラクター
オーナー:主人公かつプレイヤー。
VVでの登場人物についてはデッドオアアライブの登場人物一覧も参照。
既存キャラ
『DOAX3』から今作品に続投する初期選択キャラ。
かすみ、あやね、エレナ・ダグラス、ヒトミ、こころ、女天狗、マリー・ローズ(2023年3月TC)、ほのか、紅葉。
追加既存キャラ
レイファン:2018年7月参入。
レイファンはのちにコンシューマゲームの『DOAX3S(スカーレット)』にも参加した。
ティナ:2022年1月参入。
4周年大感謝祭の公式生放送冒頭にて作田泰紀プロデューサーから当時、ティナ追加に向けて現在開発中と明言されていた。
新規オリジナルキャラ
「みさき」はサービス開始時からの初期選択可能な登場キャラ。
2017年11月参入 2022年11月TC。ヴィーナス島で働く専属サポーターの人懐っこい少女学生。のちに『DOAX3S』にも参加。
なお漢字表記では「岬」ではなく「海咲」と書く。
2018年1月参入 2023年8月TC。ヴィーナス島のビーチに倒れていた不思議ちゃんな少女学者。
2018年4月参入。ヴィーナス島に訪れた元モデルで現デザイナーのセクシーな女性。
本作からDOA6に参戦するキャラクターがたまきに決まった
2018年9月参入 2023年12月TC。オーナーに会いに来た気品のある健気なプリンセス。
2018年12月参入 2024年3月TC。オーナーに手厳しい舞台役者。ヴィーナス島で働く妹「みさき」の姉。
なお漢字表記では「渚」ではなく「凪咲」と書く。
2019年4月参入。ヴィーナス島とオーナーを我が物にする為に現れた勝ち気な鬼の女の娘。
バカンスに来ている「女天狗」とは昔からのライバル。
のちに中の人繋がりで宇崎ちゃんは遊びたい!とコラボすることに。
2019年8月参入。オーナーにカードでの勝負を挑む謎の見習いディーラー。
2019年12月参入。ヴィーナス島での医療活動で来訪した包容力高めな看護師。
2020年4月参入。ヴィーナス諸島の島育ちの純真無垢な少女。
2020年8月参入。女神(ヴィーナス)達を見るためにヴィーナス島へと観光に来た少女学生。
2020年12月参入。オーナーに愛人契約を迫る魔性のプリンセス。
バカンスに来ている「フィオナ」とは親しき間柄。
2021年4月参入。ヴィーナス島へスカウトされた、景色を撮影するのが趣味な少女学生。
ヴィーナス島で働く「みさき」とは既知の友人。
2021年7月参入。オーナーへの指導役として現れたクールな女性。他所での元オーナーの経歴も持つエリートレデイー。
2021年11月参入。女将修業のためにヴィーナス島に訪れた、老舗旅館の若女将もこなす少女学生。
2022年4月参入。オーナーからの依頼でヴィーナス諸島へと訪れた、エンジニアも兼業する大学院生の少女。
2022年8月参入。刺激を求めてヴィーナス諸島へと来訪した、艶やかでミステリアスな女性バーテンダー。
2023年2月参入。自身の『好き』を求めてノリでヴィーナス諸島にやって来た、写真が好きなギャルな少女学生。
同じくバカンスに来ている「たまき」のファンでもある。
2023年10月参入。居場所を求めてヴィーナス島へと訪問してきた、自称コスプレイヤーを名乗る妖狐の女の子。
2024年6月参入。オーナーに対しても塩対応なクールビューティーさの雰囲気を放つ、ストイックな競泳学生。ヴィーナス諸島へはライフガードのバイトとして訪れた。
サブキャラ
ザック:ザックは今作では名前のみの登場。プレイヤーにヴィーナス諸島のオーナー業務を任せた人物。尚、DOAXの詳しい内容に関してはDOAXを参照。
おっぱいのサイズについて
格ゲー本編の初作こそ、3D格ゲー史上初?の乳揺れを強烈にアピールすべく女性キャラ全員が巨乳どころか爆乳レベルの胸の大きさだったが、作品を追うごとに徐々にリアルな大きさへとサイズダウンがされている。だがそれでも未だに「デカ過ぎでは…?」と思っているファンは少なくないだろう。
実際に主人公のかすみのバストサイズは89と数値上はそこまで巨乳という訳でもないのだが、グラフィックが大きく向上したDOAX3以降でもどう見ても89には思えない程デカい。
「ゲームだから(笑)フィクションだから(笑)」と言ってしまえばそれまでなのだが、実は有志による検証の結果、数値と見た目はそこまでかけ離れているとは言えないという真実が明らかになった。その秘密は身長とウエストにあったのである。
ブラジャーの大きさを表すカップサイズという単位があるが、このサイズは何を基準に決まるかと言うと、トップバスト(バストの一番高い部分の胴囲の長さ)とアンダーバスト(バストの付け根の胴囲の長さ)の差で決まる。しかしながらアンダーバストの数値はスリーサイズの項目に含まれない為基本的に正確な数値を知る術はなく、アンダーバストが分からなければカップサイズも分からない…のだが、何と「バスト」「ウエスト」「身長」を入力だけでアンダーバストのサイズを推定算出し、推定カップサイズを導き出してくれる神サイトがこの世界には存在するのだ(しかも複数)。
そしてそういったサイトを駆使して本作に登場する全ての女性キャラ(正確にはしずくとれいか以外の全キャラ)のカップサイズを一覧で比較したのがこちらのツイートである。この表によれば、かすみのカップサイズは何とGカップにもなるのだ。この事実を知った上で改めてグラフィックを見てみるとどうだろう、今までデカ過ぎに見えていたキャラクターの胸が段々と妥当な大きさに見えて来ないだろうか…。
それでもまだ納得出来ないだろうか?実はその違和感は決して間違いとは言えない、何故なら本編においてもDOAXVVにおいても、キャラクターの身長は何故かグラフィックに正確に反映されていないからである。一例を挙げると、161cmの紅葉と172cmの女天狗の身長差は11cmだが、グラフィック上では全く同じ身長なのだ。更に157cmのあやねと174cmのティナの身長差は17cmなのだが、グラフィック上ではどう見てもそこまでの差があるようには見えない。
このようにキャラ毎の身長差に関してかなり矛盾が生じている影響で、バストサイズにも違和感が発生しているという事だ。技術的に難しいのかも知れないが、ファンとしてはそういった細かい所までリアリティを追求して欲しいと思ってしまうのだが…。
因みに推定Dカップのしずくが2023年10月に参入した事によって、本作はA~Kまでの全カップが網羅される事となった。正に選り取り見取りである。
種族的にも「人間」「妖怪(天狗、鬼)」「獣(狐)」と、こちらも選り取り見取り。真の多様性とはこの事であろう。
ボディメッシュ(体型)パターン
大半の3Dグラフィックスゲームに登場する女性キャラは、ベースとなる単一のボディメッシュを身長やスリーサイズに合わせてボーンを調整するのが一般的だが、本作においてはボディメッシュが3パターンも存在する。
DOA5でマリーとほのかを実装する際にそれぞれ専用のボディメッシュを製作し、それをそのままパターンとして流用した形である。
因みにスキン(肌の色)に関してはかすみとみさきを除いて各自個別に設定されている。
何故かすみとみさきだけ共通なのかは不明、姉妹であるかすみとあやねならまだ分かるが…。
タイプ | 該当キャラ | 身長幅 | スリーサイズ幅 | 推定カップ幅 |
---|---|---|---|---|
貧乳体型 | マリー、なぎさ、カンナ、ロベリア、しずく、計5人 | 147cm(マリー)~157cm(しずく) | B74(マリー)~80(しずく)、W54(なぎさ、ロベリア、しずく)~56(マリー、カンナ)、H78(マリー)~87(なぎさ) | A(マリー)~D(しずく) |
巨乳体型 | ほのか、ルナ、さゆり、つくし、エリーゼ、シャンディ、計6人 | 149cm(ルナ)~168cm(エリーゼ) | B91(シャンディ)~99(ほのか)、W55(つくし)~59(さゆり)、H88(ルナ)~92(さゆり) | G(シャンディ)~K(ほのか) |
普通体型 | 上記以外の全キャラ、計19人 | 151cm(こはる)~174cm(ティナ) | B83(こはる)~95(ティナ)、W54(かすみ、あやね、みさき、たまき、ななみ、こはる、れいか)~60(ティナ)、H84(あやね、フィオナ)~89(みさき、ティナ) | E(たまき、パティ、こはる)~I(あやね) |
貧乳体型は一目で分かる程にスレンダー。なぎさとしずくは数値上は割と巨尻のはずなのだがとてもそうは見えない。胸はサイズによって皿型とお椀型に分かれている。
巨乳体型は垂れ乳と垂れ尻が特徴。面積が広いので数値以上に大きく見える。だが決してぽっちゃりではなく、くびれはしっかりある。胸は釣鐘型。
普通体型は正にボンキュッボンを体現したかのようなメリハリの利いた体つきが特徴。胸は最も美しいと言われる半球型。
姿勢や腕の干渉による胸の変形もボディタイプによって違いがあり、特に巨乳体型はかなり形が変わる。上下左右に自在に揺れ動く様は正に極上の乳と言えるだろう…。
各種平均値
※れいかを含めた全30キャラ
年齢だけやたら異常値になっているのは言わずもがな天狗(1018歳)と鬼(1014歳)のせいである…。因みに2人をそれぞれ18歳・14歳として計算すると平均年齢は19歳となる。
デッドオアアライブの記事に載っている各種平均値と比較すると、意外にもスリーサイズの値がほぼ同じである事が分かる(何ならバストはDOA6の方が上)。身長は本作の方が少し低い。
公式コラボレーション
DOAシリーズとコラボした外部作品はいくつか存在するが、何と本作DOAXVV名義でコラボを行った作品群も存在。
また、下記のタイトル以外にも複数の作品で本作とのコラボは行われている。
アリス・ギア・アイギス及びデスティニーチャイルド:この二作品とはDOAとしてではなく、DOAXVVとしてコラボを行った一例と言える。
宇崎ちゃんは遊びたい!:コラボでSUGOIDEKAIが収録された。ある意味でもコラボ先としては間違っていない。
閃乱カグラシノビマスター:DOAXVVとDOA6、それぞれの名義でコラボしている。
ドルフィンウェーブ:2024年1月29日よりコラボを実施。しかも、こちらは片方ではなく相互コラボと言う形。詳細は常夏の楽園へ!女神とドルフィンの休日を参照。
アズールレーン:まさかの公式コラボが開催。ただし、コラボの方はアズールレーン側でのみ開催という箇所にご注意。詳細はバケーションレーンを参照。
公式漫画
漫画家の津々巳あや先生とアシスタントのリョウコさんによるDOAXVVの
実況プレイ風の感想コミック「やわらか4コマ☆ブイブイ」がVV開始時から基本週一(隔週の場合もあり)の水曜日に連載中。
2020年2月22日には書籍化され発売、電子版も配信された。
ちなみに津々巳あやさんとリョウコさんは他のゲスト声優と共に、後述する公式番組に数度、出演した事がある。
2020年以降の6月7日には津々巳先生の誕生日フェスというイベントも行われており、2021年には漫画内での姿を模した津々巳あや氏とリョウコ氏の信楽焼きの家具も登場した。
公式番組
DOAXVVの公式放送がニコニコ生放送とYouTubeLive、TwitterLive、Steamのミラーリングにて隔月程度に公開されている。
また、グローバルを見越しての、主にアジア圏に向けた国際版生放送もある。
後に2024年4月から公式ミニ放送の「ブイなま!」もやわらか配信(?)がされている。
時期によっては生放送ではなく収録による放映。公式によるハッシュタグは#VV生放送や#ブイなま。
番組MCは国内版では織永さわさん、国際版ではRAMEN→おぼろさん、そしてVVでの新規キャラCV等をゲストに進行していく。
他にも番組ゲストには津々巳あやさんやリョウコさん、本作プロデューサーの作田泰紀さん等も出演する機会がある。
2024年6月には初めて、合同スペシャルプログラムにより、国内版・国際版の両方で同時登場となる、グローバル版開発チームが主導した新ヴィーナス「れいか」が発表される。
また、声優のブリドカットセーラ恵美さんはVVやXシリーズを含むDOAシリーズのキャラクター声優として出演した機会はまだ無いものの、
実は本作品のファンであり、公式番組にもゲストとしての出演や「ブイなま」での番組MCとして出演した事も。
備考だが、セーラ恵美氏個人としてのDOAXVV用のアカウントも存在しており、VV内ではとくに「つくし」のファンらしく『#つくしにつくしたい』というハッシュタグを作成するほどの推し愛さ加減…。