概要
身長約3メートルの巨漢だったと言われる。
その最期は、石を眉間に直撃されて昏倒し、その隙に己の刀で首を切られる、というものであった(ちなみに、かのミケランジェロのダビデ像は、まさにゴリアテへ石を投げつけんとするダビデである)。
とてつもない強者であったはずだが、その倒される様があっけないことから(元々神と神を信仰する者たちを嘲る役割であったので、勧善懲悪及び、後のダビデ王の華々しいデビュー戦としてのわかりやすい観点からそのように用意されたのかもしれない)「小さい存在が大きい存在に勝つ」「でかいだけの見掛け倒し、かませ犬」の比喩として使われることもある。
ちなみに、最新の研究ではゴリアテの身長は7フィート10インチ、センチメートルにしておよそ238cm程度だったとする結果が出ている。
ゴリアテの身長は「4キュビトと1スパン」と表現されている。キュビトとは古代より西洋の各地で使われてきた長さの指標で、地域によってその長さが異なることで問題を複雑化していたが、彼の故郷であるイスラエルのテルエスサフィにおいてはおおよそ53cmであると判明した。また2スパンで1キュビトに当たるため、4キュビトと1スパンに当て嵌めおよそ238cmという結論が出されたのである。
ちなみにNBA史上最も身長が高い選手が231cmであり、現代基準でも滅多にお目にかかれない類稀な高さであると言える。しかし実在した最高身長の人物は272cm、存命の人物でも252cmを記録しているため、流石にこの領域には及んでいない。
ゴライアスとの関連
ゴリアテ(Golyat)の英語表記が「ゴライアス(Goliath)」であり、この名前がついたものも現実架空に多数存在する。
近現代におけるゴリアテ
詳しくは「ゴリアテ(兵器)」を参照のこと。
空想におけるゴリアテ
Fate/GrandOrder
原典通りダビデの打ち倒した相手であるが、どのような人物かは不明。
天空の城ラピュタ
詳しくは「ゴリアテ(ラピュタ)」を参照のこと。
東方非想天則
2009年中頃から、東方Project作品である『東方非想天則』内にて、アリス・マーガトロイドが操り登場する巨大人形が「ゴリアテ人形」と名付けられており、このタグのヒット件数が増えている。
悪魔城ドラキュラ 奪われた刻印
「巨人の棲み家」エリアのボスキャラクター。主人公・シャノアの2倍以上もある、筋骨隆々とした巨体の持ち主。背中には巨大な水晶が生えている。登場時は鎖に繋がれている。
巨体から繰り出される拳や岩石を降らせるなど、パワーを活かしたパワフルな攻撃が得意。
倒すと北斗の拳のラスボス・ラオウ昇天のようなポーズで消滅する。悪魔城シリーズではこんなやられ方をする敵キャラはけっこういたりする。特にこの敵は髪型・髪の色・体格など、ラオウそっくりである。
ドラゴンクエストⅪ
シルビア(DQ11)の本名。
詳細は先述の項を参照のこと(※ネタバレ注意)。
夜桜さんちの大作戦
『夜桜さんちの大作戦』の登場キャラクター。夜桜家の飼い犬。
ドールズフロントライン
スマホゲーム『ドールズフロントライン』に登場するエネミー。
ブルーアーカイブ
スマホゲーム『ブルーアーカイブ』に登場するエネミー。
アニメでは特注品がボス格として登場した。
関連タグ
超重戦車マウス:命名のコンセプトが同じ。