本記事を編集する方へ
このキャラクターには複数の通称があり、ファンの間でも扱いが割れている状態です。
つきましては、編集合戦への発展を最小限に抑えるため、
- 親記事を本記事「SM♀主」にし、基本的な情報をこちらに記載する
- 『ポケモンマスターズ』における情報については、名前が統一されていることを踏まえて、「ミヅキ(トレーナー)」に記載する
以上の点を厳守するようにお願いします。
概要
『ポケットモンスター サン・ムーン』および『ウルトラサン・ウルトラムーン』の女の子主人公。
本作では選ばれなかった方の主人公が一切登場しないため、作中で確認できる固有名詞はなく、
さらに日本・海外共に複数の通称が存在するという珍しい現象が発生している。
本サイトでは混乱を防止するため、本記事「SM♀主」をメイン記事にする形を取っている。
それぞれの通称および公式での使用例は以下の通り。
公式での使用例 | 日本語 | 英語 |
---|---|---|
| ムーン | Moon |
| ミヅキ | Selene |
| コウミ | Aliey |
また、未使用データでは「ラナ」(Hawaiian:Lana=日本語で漂う静かな水面)という名前が存在する。この名前はスイレンの英名でもある。
仮にNPCとして登場していれば、彼女はラナと呼ばれていただろう。
特徴
母親の手持ちに通常のすがたのニャースがいる。父親もいるようだが登場せず、詳細は不明。
年齢はアローラ地方の島巡りができる11歳。
従来と異なり家は町中ではなくハウオリシティはずれに建っており、近くの浜辺にはククイ博士の研究所がある。
ゲーム中では「はい」「いいえ」以外の様々な選択肢が頻繁に登場する。
ハウやリーリエ等の同年代以外の大人に対しては主に選択肢に敬語が加わるが、さりげなく年上のグズマに対してもタメ口である。
公式イラスト等では表情豊かに描かれている一方、ゲームのフィールド上では常に少し微笑んだデフォルトの表情のままでいるため、プレイヤーからは無表情だと言われることも。しかし、ムービーやZワザのモーションなどでは笑顔や驚いた顔を確認できるため、決して「無」ではない。
ネタにされがちだが、表情いじりについては快く思わない人もいるため注意。
なお、二次創作では普通に喜怒哀楽が描かれた作品が大半である。
また、今作では他の家のベッドで寝ることができ、その際に詳細すぎる感想を述べるため、アニポケデントの○○ソムリエに準えてベッドソムリエと称されることも。
メインキャラクターでは、リーリエ、マオ、スイレン、グズマ、ルザミーネ等のベッドの寝心地を確かめることが可能。
各島の食堂やレストランで食事をする際、メニューごとに詳細な食レポを披露する。
しかし、クセが強かったり極端に量が多かったりするスペシャルメニューは完食できず、途中でギブアップしてしまう。和食の店と思しきマリエシティの「ローリングドリーマー」でのみ全てのメニューを残すことなく食べられる。
物語をある程度進めると、特定のキャラクターと一緒に食事を取れるようになる。
容姿
『SM』では天辺に花が付いた赤いニット帽、花柄のカットソー(中には白いシャツを着用)、緑のホットパンツ、赤と黒のスニーカー。
髪形は内向きのボブカット。
この衣装は『USUM』でもブティックで購入することで着られるようになる。髪型もヘアサロンで『SM』のものに変更可能。
フェスサークルは前作と連動しているので、そちらでフェスコインの購入も可能。
この帽子が鶏のトサカに見えるということで、海外では「chickenchan(ニワトリちゃん)」という愛称を用いる人もいる。
ハウオリシティの船着場近くの女性からは「おばあちゃんからお菓子もらえそうな顔」と評されている。
『USUM』では赤い花飾りの付いた麦わら帽子、橙地に花柄のホルターネック、白いショートパンツにサンダル。
髪形は三つ編みのおさげ髪。マイナーチェンジ版で服装だけでなく髪形も変わっているのは初。
また、ハウオリシティのブティック「グラシデア」の「ラランテスコーデ」だけだが、通常時に着られる主人公のへそ出し衣装が復活した。
『X・Y』と同様に髪形の変更や着せ替えが可能で、選べる肌の色が1つ増え4種類になった。
また、今作では帽子も外せるようになり、女主人公限定でリップやヘアアクセサリーも付けられる。
新要素のポケモンライドでポケモンに乗って移動する時は、専用服ライドウェアを着用する。
ラプラスやサメハダー、マンタインといった水上用ライドポケモンに乗る時はライフジャケットとセパレートタイプの水着になっている。
他媒体
ポケットモンスターSPECIAL
ムーン(ポケスペ)を参照。
MV「GOTCHA!」
歴代主人公と共にシルエットで登場したほか、リーリエと共に笑顔でノーマルZのポーズを取る様が描かれた。
直前のヨウ・ハウ・グラジオのシーンと同様、作中の関係性を想起させるような微笑ましい描写には反響も大きく、この2人の場面を描いたイラストも多い。
ポケモンマスターズ
ミヅキ(トレーナー)を参照。
ポケモンエボリューションズ
第2話「ジ・エクリプス」に登場。容姿とストーリーは『USUM』準拠。
月輪の祭壇で進化したルナアーラが取り込まれてしまった際、リーリエと共にネクロズマと対峙し、立ち向かうべくモンスターボールを構えた。
声は付いていないが、モンスターボールを構える場面で部分的に目が見える。
一般トレーナー
「ミヅキ」という名前の一般トレーナーは以下の3人。
同じ作品で「主人公の通称」と「一般トレーナーの名前」が重複しているが、当時は「ミヅキ」がまだ公式名称では無かったため、このような現象が起こりえた(もっとも通称を巡る騒動はここから始まったのだが)。
これは彼女たちに始まったことではなく、過去作の主人公の通称と同じ名前のトレーナーが登場するケースは多い。現に『剣盾』でも「ヒビキ」という名前のトレーナーがいる。
ただ、この混乱は公式側にも少なからず影響を与えたようで、『USUM』では「コウタ」というトレーナーが別の名前に変更されている(「OLの ミヅキ」はそのまま)。