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編集内容:統合版ver1.21.30で英語の名前がJava版と同一になったことに伴い、Java版と翻訳が同じになったものはJava版の名前に、Java版と翻訳が異なる名前の場合はその名前に修正

概要

Minecraftに登場するmob(モブ)。

基本的にはにしかスポーンしないmobで、プレイヤー以外では珍しい友好的な人間。

皆一様にえらく鼻が強調された顔立ちに、常に両腕を組んでいる、あるいは服の袖同士を合わせて手を隠しているような出で立ちをしている。「フゥゥン」「ハァン」と、ため息にも聞こえるような独特な声が特徴。

実装当初は全員が統一された地味な格好をしてただ村の中をうろうろするだけの存在意義の乏しいNPCだったが、現在では職業の概念が追加され、個々が村の中で適当な職に就くようになり、それに伴い様々な服を着るようになった。 ちなみになんの職にも就かない緑色の服のニートもいる。

プレイヤーとの間で取引が可能で、収集した物品を売ってエメラルドを獲得したり、逆にエメラルドを支払って職業に応じたアイテムが入手できる。

取引の相場は「信頼度(人気度)」という画面上に表示されないステータスによって変動し、取引を繰り返して村人のレベルを上げたり、襲撃イベントをクリアする事で上昇する。

信頼度が高いと村人ゾンビを治療した時(後述)と同様に取引で要求されるアイテムの数が減り、アイテムやエメラルドを安価で入手できるようになる。

逆に村人を直接攻撃したり倒してしまうと信頼度は下がり(特に子供への攻撃は激減する)、取引でボッタクリ同然の価格を突き付けられたり、村の中に自然生成されているアイアンゴーレムから襲われるようになってしまう。

プレイヤーが死亡してリスポーンしても数値はリセットされないので、信頼度が下がり切った状態で村に入ってはアイアンゴーレムに始末されるという無限ループに陥りかねない点に注意。

どうしても村人の数を減らしたい場合はわざと敵対mobに襲わせたり、トラップに引っかけるといったプレイヤーが直接手を下さない方法がオススメ。サボテンに当てる、マグマブロックの上に移動させる、砂や砂利で窒息させるなど、事故死のようにすれば信頼度は落ちずに済む。

日中は村を歩いており、で作物を収穫したり、職業ブロックの前で仕事をするなどのアクションをとる。

雨が降ると建物へと避難し、夜になるとベッドで就寝する。これらの動きのサイクルは村人がネザーにいても変わらない(プレイヤーとは違い、村人はネザーでベッドを使っても爆死しない)。

主にゾンビが天敵であり、近くにいると距離を離して逃げようとする(ゾンビもまた村人を追跡する)。

もしゾンビに倒されてしまうと、その村人は村人ゾンビと化としてしまうことがあり(難易度がノーマルだと50%の確率で、ハードだと確実にゾンビ化する)、最悪バイオハザードさながらの連鎖的な変異が起こってしまう。

この大惨事の主な原因となりやすいのは農民で、自然生成された村だと畑が生成される場所によっては敵対Mobが湧きやすい場所にまで遠出する事があるのでゾンビに襲われやすい。また、統合版だと深夜まで外をうろつくニートもゾンビパニックの原因になりやすい。

他にも生成された地形によっては地下や崖の下など、光源の行き届いていない地面からゾンビ系のMobがスポーンするケースもある。最悪設置されている松明を借りてでも湧き潰ししたり手持ちのブロックで物理的に塞いだりなど、保護は必ずしておきたい。

ゾンビピッグマンからも逃げていたが、ゾンビピッグマンは村人を攻撃することはない。

だが、ゾンビピッグマンに変わって登場したゾンビピグリン(ゾンビ化ピグリン)からはJava版では逃げず(ちなみにJava版ではこれが仕様)、統合版ではver1.18.12までは逃げていたがver1.18.30よりJava版同様に逃げなくなった。

アップデートで登場した邪悪な村人(ラヴェジャー含む)も敵対し、村人を見つけると真っ先に攻撃を加えてくる。村で起こる襲撃イベントでは複数のウェーブで邪悪な村人が複数人スポーンする。

この他、飼い慣らしたオオカミが付いてきている時にうっかり攻撃すると村人を敵と認識して襲ってしまうし、普通にプレイしているとまず遭遇しないであろうゾグリンウォーデンウィザーも村人に敵対する。

このように、村人自身に外部からの攻撃に対する防衛能力は基本的に皆無で、プレイヤーやアイアンゴーレムに守ってもらうという間接的な方法でしか身を守れない。

一応、自分を直接狙ってくる敵対Mobが近くにいると走って逃げたり、扉がある建築物の中に隠れるといったアクションは取るものの、障害物があると身動きが取れなくなる上に難易度がハードだとゾンビや邪悪な村人は扉を破壊して乗り込んでくる事もあるので、状況によっては逃げる事すらできないままなぶり殺しにされてしまう事も。

また、村人を狙わない敵対Mobも無関係とは限らず、プレイヤーを狙っての攻撃や敵対Mob同士の仲間割れに巻き込まれて死亡してしまう事も珍しくない。

農作物を保持することができ、その農作物を他の村人に渡すことにより繁殖し、子供が生まれる。

子供はJava版と統合版では見た目が異なり、Java版では頭身を小さくした形で、統合版では体こそ小さいが頭が大人と同じなため、頭身が異なる。

ディスペンサーを使うことによって見た目は透明だが村人に装備を着せることも可能。

雷が村人に落ちるとウィッチになる。このウィッチはデスポーンしない上に元の村人に戻せないため、複数人ウィッチ化した場合は遠距離から倒す方がいいだろう。

村人が就く職業

特定のブロックが近くにあることで各種対応した職業に就けるようになる(ニートや子供は除く)。現在は13種類と結構多く、いずれもサバイバルプレイヤーへの助けになってくれるだろう。当初は服の色違いだったが、現在は各職業に応じた様々な服を身に付けるため判りやすくなった。

職業レベルは新米、見習い、一人前、熟練者、達人の5段階あり、胸元にあるバッジでも確認できる(バッジはレベルごとに石→鉄→金→エメラルド→ダイヤモンドと変わる)。レベルが高くなるほど良いアイテムを提示してくれることも多いが、基本的に取引で要求するアイテムと提供するアイテムは各レベルごとに決まっているものの、どれが提供されるかはランダムなので、必ずしも目的のアイテムが手に入れられるとは限らない点に注意。

1度も取引していない村人のみ職業ブロックの破壊と設置を繰り返すことで厳選することは可能なので、最初に取引したいアイテムは可能な限りプレイヤーの理想のものにしておきたいところ。

また、買えるものは基本的にエメラルドが通貨として必要なので、取引である程度の資産は確保しておきたい。バイオームやプレイスタイルにもよるが農作物、魚、羊毛、生肉、棒、生肉、腐った肉は比較的集めやすく、序盤からでも稼ぎやすい。

Java版と統合版で取引リストに入る仕様が異なり、Java版は販売と買取の枠すべて対象でランダム抽選で基本的に2枠入るが、統合版ではこの仕様になっていない枠がいくつかあり、買取と販売のリストが両方あれば必ず両方とも1枠ずつ入るという違いがある。

例として防具鍛冶の村人の場合、Java版では新米で石炭を買取らず4枠ある防具のうち2種を売ることもあるが、統合版では新米だと石炭が必ず買取リストに入り、販売は防具4種からランダムになる。Java版のように買取の枠が販売の枠に上書きされたりはしないので注意。

この仕様上、Java版の場合は新米の農民がパンを売ってくれないというケースもあり、統合版では達人の矢師がエンチャントされたクロスボウしか売ってくれないこともある。

因みに統合版の職業レベルは翻訳が合わさるまで未熟者→見習い→熟練者→専門家→達人となっていた。レベル1、3、4の名称が異なり、熟練者がレベル3とややこしいことになっていたが、現在はJava版と同じになっている。

農民

職業ブロック

コンポスター

買える物

新米パン6個(1×16回)
見習いパンプキンパイ4個(1×12回)リンゴ4個(1×16回)
一人前クッキー18個(3×12回)
熟練者怪しげなシチュー※(1×12回)ケーキ(1×12回)
達人きらめくスイカの薄切り(輝くスイカの薄切り)3個(4×12回)金のニンジン3個(3×12回)

※どの効果で売り出されるかはランダム。

売れる物

新米小麦20個×16回ジャガイモ26個×16回ニンジン22個×16回ビートルート15個×16回
見習いカボチャ6個×12回
一人前スイカ4個×12回
熟練者(なし)
達人(なし)

麦わら帽子を被っているのが特徴で、主に農作物に関連するアイテムを取引できる。

トップ画像の村人は小麦をエメラルドと取引可能だがこれはニンジンやジャガイモ、ビートルートの場合もあるため、取引する前にプレイヤーが収穫できる作物を厳選すればエメラルド稼ぎが楽になる。職業レベルが上がると、スイカやカボチャもエメラルドと交換できる。

エメラルドで交換できるアイテムはパンやパイ、クッキーやケーキなど主に小麦を使ってクラフトできるアイテムが多いが、最終的にはきらめくスイカの薄切りや金のニンジンをエメラルドと交換できるようになる。

この村人のみ近くの畑で作物の収穫と種蒔きを行うことがあり、その際に農作物を保持するため、他の村人と繁殖を行える可能性も高い。その割に土を耕地にできるクワは何故か持っていないため、近くに耕地がないと特に何もしないが…。

また、自然に見られる村では畑にいることが多いため、夜間ではゾンビに襲われやすい点に注意。取引を優先するなら光源アイテムで周囲を湧き潰しするか、あらかじめ村人を避難させておく方が良い。

新米から買えることがあるパンは序盤から食料の確保に向いており、仮に余っても村人にあげれば繁殖できるため無駄にならないのが大きい。

聖職者(司祭)

職業ブロック

醸造台

買える物

新米レッドストーンダスト2個(1×12回)
見習いラピスラズリ(1×12回)
一人前グロウストーン※(4×12回)
熟練者エンダーパール(5×12回)
達人エンチャントの瓶(3×12回)

※統合版の過去バージョンではグロウストーンダストだった。

売れる物

新米腐った肉32個×16回
見習い金インゴット3個×12回
一人前ウサギの足2個×12回
熟練者カメのウロコ4個×12回ガラス瓶9個×12回
達人ネザーウォート22個×12回

自然に見られる村では醸造台は教会のような建造物の中に置かれていることが多い。

背中にクリーパーの顔がある紫色の服が特徴。

ゾンビ系のMobを倒すと手に入る腐った肉をエメラルドと交換できる。腐った肉の買い取りは32個と大量に必要だが、もともと使い道がほとんどないので妥当だろう。

一方エメラルドで交換できるアイテムはレッドストーンダストやグロウストーンなど、なかなか手に入らない珍しいものが多く、醸造関連のアイテムも多い。

強敵のエンダーマンが落とすエンダーパールをエメラルドで交換することも可能なので、場合によってはエンド要塞を探すのも楽になるだろう。ただし、腐った肉以外の買い取ってくれるアイテムはピグリン交易や村人ゾンビ治療に必要な金インゴットやウサギの足、カメのウロコと、なかなか手に入れづらいものが多い。買い取りが楽な腐った肉だけで職業レベルを上げるのは少々時間がかかるのが難点。

レッドストーンダストは回路系のアイテムとして、グロウストーンは光源アイテムとしても使えるため、職業レベルを上げたい場合はエメラルドでアイテムを交換することも考慮しておこう。

統合版では交換できるグロウストーンがver1.18.12までグロウストーンダストに格下げされていたが、ver1.18.30よりJava版と同様にグロウストーンに交換できるようになった。

鍛冶屋

職業ブロック

道具鍛冶:鍛治台

武器鍛治:砥石

防具鍛治:溶鉱炉

買える物

道具鍛治

新米石の斧石のクワ石のシャベル石のツルハシ(いずれも1×12回)
見習い鐘(36×12回)
一人前ダイヤモンドのクワ(4×3回)鉄の斧※(6~20×3回)鉄のシャベル※(7~21×3回)鉄のツルハシ※(8~22×3回)
熟練者ダイヤモンドの斧※(17~31×3回)ダイヤモンドのシャベル※(10~24×3回)
達人ダイヤモンドのツルハシ※(18~32×3回)

武器鍛治

新米鉄の斧(3×12回)鉄の剣※(7~21×3回)
見習い鐘(36×12回)
一人前(なし)
熟練者ダイヤモンドの斧※(17~31×3回)
達人ダイヤモンドの剣※(13~27×3回)

防具鍛治

新米鉄のヘルメット(5×12回)鉄のチェストプレート(9×12回)鉄のレギンス(7×12回)鉄のブーツ(4×12回)
見習いチェーンのブーツ(チェーンメイルのブーツ)(3×12回)チェーンのレギンス(チェーンメイルのレギンス)(1×12回)
一人前盾(5×12回)チェーンのチェストプレート(チェーンメイルのチェストプレート)(4×12回)チェーンのヘルメット(チェーンメイルのヘルメット)(1×12回)
熟練者ダイヤモンドのブーツ※(13~27×3回)ダイヤモンドのレギンス※(19~33×3回)
達人ダイヤモンドのチェストプレート※(21~35×3回)ダイヤモンドのヘルメット※(13~27×3回)

※エンチャント有(内容はランダム)。要求エメラルド数は一定数でランダム。

売れる物

道具鍛冶

新米石炭15個×16回
見習い鉄インゴット4個×12回
一人前火打石30個×12回
熟練者ダイヤモンド×12回
達人(なし)

武器鍛冶

新米石炭15個×16回
見習い鉄インゴット4個×12回
一人前火打石24個×12回
熟練者ダイヤモンド×12回
達人(なし)

防具鍛冶

新米石炭15個×16回
見習い鉄インゴット4個×12回
一人前溶岩入りバケツ×12回ダイヤモンド×12回
熟練者(なし)
達人(なし)

道具鍛冶屋は黒の前掛けを、武器鍛冶屋は左目に眼帯を、防具鍛冶屋は溶接マスクを身に付けているのが特徴。

どの鍛冶屋も共通で石炭、鉄インゴット、ダイヤモンドをエメラルドと交換でき、各種武器、防具、ツール(鍛冶屋によって異なる)、村にある鐘をエメラルドで交換できる。また、武器鍛冶と道具鍛冶は火打石を、防具鍛冶は溶岩入りバケツを買い取ることがある。

道具鍛冶のみ最初にエメラルドで買える道具は何故か石製だが、武器と防具鍛冶は最初から鉄製の装備を交換できる。どの鍛冶屋も職業レベルが上がると最終的にはエンチャントが付いたダイヤモンド製のアイテムをエメラルドで交換できるようになる(提供するダイヤモンド製のアイテムはそれぞれ異なる)。

取引内容の関係上、序盤で職業レベルを上げるのは非常に難しい(鉱石を使わずに石炭を増やすにはウィザースケルトンを狩るのが必須になる)が、最終的に貴重なダイヤモンドを装備のクラフトに費やす必要がなくなるのは非常に大きい。

エンチャントの効果が悪ければ武器鍛冶の砥石を使って解除することも可能で、そこからエンチャントテーブルで再度エンチャントを付与し直すこともできるため、少なくとも1人は雇っておくとプレイヤーがデスポーンして装備アイテムがロストしたときの備えにはなるだろう。

難点は防具鍛冶屋と道具鍛冶屋で、防具鍛冶屋は熟練者と達人でリスト入りするダイヤモンドのヘルメット、チェストプレート、レギンス、ブーツは4箇所からランダムであり、防具全身を確保するのは最低でも2人以上の防具鍛冶が必要になること(統合版のみ)、道具鍛冶屋は一人前でリスト入りするダイヤモンドのクワと、熟練者でリスト入りするダイヤモンドのシャベルがランダムで他のアイテムとの択になるため、交換できないことがある。

そのため、厳選する場合はゾンビ化と治療やステータス効果の「村の英雄」を利用して取引に必要なアイテムを先に値下げしておくと負担が減る。ダイヤモンド製のアイテムは職業レベルを上げないと取引できないので、他の職業よりも厳選が面倒なのはつらいところである。

武器鍛冶のみ鉄インゴットを使わずに職業ブロックを作ることが可能で、一人前以降の取引内容も固定されているため、先に育成しておくと今後の冒険が楽になりやすい。

また、村によっては近くに砥石が置かれている家もあり、そこにあるお宝のチェストは鉄製のアイテムを始め豪華なことが多いので、序盤で見つかればサバイバルが楽になること間違いないだろう。特にタイガの村は砥石が置かれている構造物も多いため、狙い目ではある。

また、アイアンゴーレムトラップを製作していれば鉄インゴットでの稼ぎが捗るため、仮に買えるものが外れてもエメラルドの量産に一役買ってくれるのは大きい。

司書

職業ブロック

書見台

買える物

新米エンチャントの本※本棚(9×12回)
見習い エンチャントの本※ランタン(1×12回)
一人前 エンチャントの本※ガラス4個(1×12回)
熟練者 エンチャントの本※コンパス(4×12回)時計(5×12回)
達人名札(20×12回)

※エンチャントの種類はランダム。すべて要求エメラルドは5~64からランダム。購入する時は本も要求される。すべて12回まで取引可能。

売れる物

新米紙24個×16回
見習い本4個×12回
一人前イカスミ5個×12回
熟練者本と羽根ペン(本と羽ペン)
達人(なし)

本を模した帽子とメガネをかけているのが特徴。

紙や本をエメラルドで交換できるほか、本1冊と一定数のエメラルドでエンチャントの本を交換してくれる。

このエンチャントの本にはエンチャントテーブルで付与できない『宝のエンチャント』のひとつ、「修繕」も対象に入っているため、これを求めて厳選するプレイヤーは多い。

Java版ではこれらの宝のエンチャント(ソウルスピード、スニーク速度上昇を除く)に加え消滅の呪い束縛の呪いも対象に入っている。統合版ではver1.19.31までは呪いは含まれていなかったが、ver1.19.40より含まれるようになった。

いずれのエンチャントの本も提供する効果はランダムなので、狙った効果のものが欲しい場合は根気よく厳選する必要がある。また、宝のエンチャントは価格が2倍になる補正がかかるため、修繕本がかなり高額になることも普通にある。

職業レベルを上げてもほぼ常にエンチャントの本が選ばれる可能性はあるが、エンチャントの本が選ばれなかった場合は透過ブロックのガラスや光源アイテムのランタン、オーバーワールドの時間を確認できる時計などを交換できることもある。

最終的にはMobのデスポーンを防ぐのに役立つ名札をエメラルドで必ず交換できる。1つエメラルド20個と高めで一見すると割に合わなさそうに感じるが、名札の入手手段は現在も少なく、釣りで手に入れるのもまた根気がいるため、取引内容が確定しているのはありがたい。

釣り人

(イラスト右)

職業ブロック

買える物

新米タラ入りバケツ(3×16回)焼き鱈6個※1(1×16回)
見習い焚き火(2×12回)焼き鮭6個※1(1×16回)
一人前釣竿※2(8~22×3回)
熟練者(なし)
達人(なし)

※1 購入する時は生の状態の同じ魚も要求される。

※2 エンチャント有(内容はランダム)。

売れる物

新米糸20個×16回石炭10個×16回
見習い生鱈15個×16回
一人前生鮭13個×16回
熟練者熱帯魚6個×12回
達人フグ4個×12回ボート×12回※

※どの種類のボートを要求されるかは住んでいる場所のバイオームで決まる。平原はオーク、砂漠とジャングルはジャングル、雪原とタイガはトウヒ、サバンナはアカシア、沼地はダークオーク

釣り人の帽子と魚の描かれた前掛けが特徴。生魚を買い取り、エンチャントされた釣竿を売ってくれる。石炭も鍛冶屋や肉屋より少し安く買い取ってくれる。

新米の時点で鱈入りバケツをエメラルド3つで売ってくれることがあり、鉄インゴットが足りないときに役に立つ。見習いではエメラルド2つで焚き火を売ってくれることも。

一人前以降の取引内容は目ぼしいものが少ないのが少々残念なところ。とはいえ熟練者で熱帯魚、達人でフグも買い取ってくれるため、がすべてエメラルドの供給源になるのはありがたい。

なお、一定数の生鱈や生鮭をエメラルドで同数分焼き魚にしてくれることもあるが、こちらの利用価値はほぼ皆無同然。それなのに釣りを生業にしていないと職業レベルを上げづらいという欠点があるのはなんとももどかしい。

また、達人で買い取るボートは村人の服装に依存しているため、使わなくなったボートを売ることもできる。現在では対象の原木15個(作業台込みでも16個)で最大数まで取引できる(板材60個に加工→ボートは同じ板材5つでクラフトできる)ため、コストは良いが肝心のボートはスタックできないアイテムなのが難点か。

革細工師

職業ブロック

大釜

買える物

新米革の上着※(7×12回)革のズボン※(3×12回)
見習い革のブーツ※(4×12回)革の帽子※(5×12回)
一人前革の上着※(7×12回)
熟練者革の馬鎧※(6×12回)
達人鞍(6×12回)革の帽子※(5×12回)

※染色済み(色はランダム)。

売れる物

新米革6個×16回
見習い火打石26個×12回
一人前ウサギの皮9個×12回
熟練者カメのウロコ4個×12回
達人(なし)

革を加工して作られたであろう茶色の手袋と前掛けが特徴。

主に革関連のアイテムを取引できるが、問題なのは販売の多くが革製の防具であること。革製の防具はダメージ軽減としてあまりにも頼りないため、現在でも役に立つ機会が限りなく少ない不遇な職業である。現在では革製の防具を1箇所でも身に付けていると粉雪の凍結を受けずに済むが、防御力が低すぎるせいで役に立ちづらいのは変わらない。

一人前で革よりも手に入れづらいウサギの皮が、熟練者で同じく手に入れづらいカメのウロコが取引の買い取りリストに入るため、職業レベルが上げづらいのも難点。

一応、最高レベルの達人になると鞍を売ってくれることはあり、Java版ではそれが確定しているのが幸いだが、統合版ではあろうことかその鞍を売ってくれる可能性すらランダムであること(2択で革の帽子を売ることがある)、その鞍も確定でドロップするラヴェジャーがいることから、例え鞍が目的であっても正直オススメできないレベルになっている。余った革は紙と合わせて本にし、それを司書の村人に売る方が良いだろう。

羊飼い

職業ブロック

機織り機

買える物

新米ハサミ(2×12回)
見習いカーペット4個※(1×16回)羊毛※(1×16回)
一人前ベッド※(3×12回)
熟練者旗※(3×12回)
達人絵画(2×12回)

※どの色で売り出されるかはランダム。

売れる物

新米黒色の羊毛18個×16回白色の羊毛18個×16回茶色の羊毛18個×16回灰色の羊毛18個×16回
見習い黄緑色の染料12個×16回黒色の染料12個×16回白色の染料12個×16回空色の染料12個×16回灰色の染料12個×16回
一人前赤色の染料12個×16回薄灰色の染料12個×16回黄色の染料12個×16回橙色の染料12個×16回桃色の染料12個×16回
熟練者青色の染料12個×16回青緑色の染料12個×16回赤紫色の染料12個×16回茶色の染料12個×16回緑色の染料12個×16回紫色の染料12個×16回
達人(なし)

ヒツジをイメージした白の前掛けと茶色の帽子が特徴。羊毛や染料を買い取り、羊毛で作れるアイテムを販売する。

作業台を使わずにクラフトが可能な唯一の職業ブロックであり、更に新米の時点で鉄インゴットが2つ必要になるハサミをエメラルド2つで販売してくれる、と地味にありがたい存在である。が、見習い以降の買い取る染料はランダムであることから職業レベルを上げづらく、以降の販売アイテムもクラフトで簡単に作れるものばかりなので、革細工師ほどではないが不遇な職業である。

一応、一人前でベッドをエメラルド3つで売ることがあり、統合版では16色からランダムとはいえ、確定で販売しているためマルチプレイ用にリスポーン地点を増やしたり、村人を手軽に増やすのには向いているのが大きい。

また、ベッドをエメラルドで買えるということは建築に使うことが多い板材の節約にも向いていると考えれば、決して聞こえは悪くない。しかし、それでも買い取りの方は依然としてランダム性に難があり、各色の染料が16色からランダムで1種、更にそれが12個も必要なので、エメラルドを稼ぐにしても総じてバイオームに依存されやすいのが難点。

バイオームにもよるため当てにしづらいが、砂漠でサボテンから取れる緑色の染料や、草地で大量に咲いている花(ヤグルマギクやタンポポ、ポピーなど)から作れる染料が、運よく買い取りリストにあればありがたいと思っておいた方が良いだろう。

取引を進めたい場合は対象の花を骨粉で増やしてその花から染料にクラフトするのが一般的で、一部の色の染料は花以外から入手する形になる。

黒はイカからイカスミを手に入れることで染料に加工可能。茶色はジャングルバイオームで手に入るカカオ豆からクラフト、緑は基本的にサボテンの製錬のみ、黄緑は白と緑の合成以外にシーピクルスの製錬でも手に入る。

また、2マス高の花は1つクラフトで染料が2つ手に入る。ただし、2マス高の花に骨粉をかけてもその花が1つアイテム化するだけなので、この方法では染料を増やしにくい。

かつて統合版では2マス高の花であるヒマワリ、バラ、ライラック、ボタンを幸運エンチャントで破壊すると何故か破壊した花が増えるというバグのような現象が起きていたため、それらをクラフトしてできる染料(黄色、赤色、赤紫色、桃色)が買い取りリストに入っていれば、運次第ではあるものの骨粉すら不要でエメラルドを無限に稼げていた。

…が、ver1.20.70でJava版と同じ仕様になったため、貴重な稼ぎの手段が減ってしまった。

なお、このバグは当初は不具合ではなく仕様となっていたが、後にバグ報告が再開され修正された。

ただし、アイアンゴーレムトラップを製作している場合、ゴーレムが死んだときにドロップするポピーが赤色の染料になるため、赤色の染料が買い取りリストにあれば変わらず無限に取引は可能。そういう意味では革細工師よりまだ救われているだろう。

石工

職業ブロック

石切台

買える物

新米レンガ10個(1×16回)
見習い模様入りの石レンガ(4×16回)
一人前鍾乳石ブロック(4×16回)磨かれた安山岩(4×16回)磨かれた花崗岩(4×16回)磨かれた閃緑岩(4×16回)
熟練者16色の彩釉テラコッタ※(1×12回)16色のテラコッタ※(1×12回)
達人クォーツの柱(1×12回)クォーツブロック(1×12回)

※どの色・模様で売り出されるかはランダム。また、各色・模様は独立したリストとなっている。

売れる物

新米粘土玉(粘土)10個×16回
見習い石20個×16回
一人前安山岩16個×16回花崗岩16個×16回閃緑岩16個×16回
熟練者ネザークォーツ12個×12回
達人(なし)

黒の前掛けと手袋、腰には石の加工に用いるであろうハンマーが特徴。

新米のみ石ではなく粘土関連のアイテムの売買だが、見習い以降は名前の通り石関連のアイテムを取引できる。ブランチマイニングをしているなら少なくとも1人は就職させておきたいところ。

丸石は何故か買い取ってくれず、それを精錬してできる石も見習い以降でないと買い取ってはくれないが、余りやすい石を買い取ってくれるのは非常に大きな存在である。ツルハシにシルクタッチのエンチャントを付けると、石をそのままアイテム化できるようになり丸石を精錬する手間が省けるので、より取引が捗るだろう。

職業レベルが熟練者・達人になると、何故かネザーにしかないはずのネザークォーツやクォーツブロックも売買するようになる。どこかから噂でも耳にしたのだろうか。

ver1.19.0以降は統合版も粘土ブロックが再生可能資源になり、その粘土は土から作れるため、今までより格段に取引しやすくなった。土から粘土を作るにはガラス瓶と鍾乳石が必要になるため、作成するのにやや手間はかかるが、身近にあるブロックがエメラルドの供給源になるのは革新的と言えるだろう。

ただ、粘土が簡単に作れるようになったせいで販売の枠はかえって需要が減ってしまったのが難点。ver1.17で追加された鍾乳石ブロックを売ってくれることはあるが、一人前で且つランダムなので当てにしづらい。

製図家

職業ブロック

製図台

買える物

新米白紙の地図(7×12回)
見習い海洋探検家の地図※1(13×12回)
一人前森林探検家の地図※1(14×12回)試練の間の地図(トライアル探検家の地図)※1(14×12回)
熟練者額縁(7×12回)旗※2(3×12回)
達人旗の模様(地球の模様)(8×12回)

※1 購入する時はコンパスも要求される。

※2 どの色で売り出されるかはランダム。

売れる物

新米紙24個×16回
見習いガラス板11個×16回
一人前コンパス×12回
熟練者(なし)
達人(なし)

金のモノクルが特徴。

司書と同様、紙をエメラルドで買い取ってくれる。

コンパスとエメラルドで海底神殿森の洋館、試練の間(トライアルチャンバー)の居場所を示す探検家の地図を売ってくれる。まだ訪れたことがない場所を優先し、その場所へ辿り着いた後に1度商品の補充を行うと更に別の場所のものを売ってくれるようになり、利便性が上がった。

なお、一人前で購入できる森林探検家の地図と試練の間の地図(トライアル探検家の地図)は統合版では確実に両方とも売ってくれるが、Java版ではなんとそれがランダムであり、運良く両方手に入ることもあれば、運が悪いと片方しか売ってくれないこともある。

また、達人になると地球の模様の旗の模様を販売する。この模様はクラフトで手に入らないため、これを手に入れる目的としても意味がある。統合版ではver 1.18.2まで他の旗の模様を取り扱っていたが、ver 1.18.10よりJava版同様地球の模様を販売するようになった。

肉屋

(イラスト左)

職業ブロック

燻製器

買える物

新米ウサギシチュー
見習い焼き鳥8個(1×16回)焼き豚5個(1×16回)
一人前(なし)
熟練者(なし)
達人(なし)

売れる物

新米生の兎肉4個×16回生の鶏肉14個×16回生の豚肉7個×16回
見習い石炭15個×16回
一人前生の牛肉7個×16回生の羊肉7個×16回
熟練者乾燥した昆布ブロック10個×12回
達人スイートベリー10個×12回

白のエプロンと頭に赤いハチマキを身に付けているのが特徴。主に生肉を買い取り、エメラルドで食べ物を売ってくれる。

肉屋という割に肉関連の取引は何故か一人前までしか行われないが、熟練者で乾燥した昆布ブロックを、達人でスイートベリーを買い取るようになる。スイートベリーはタイガで生えているため、該当するバイオームでは結構需要がある。

ただし、熟練者での乾燥した昆布ブロックは10個も必要で、都合コンブを90個も焼かないと買い取れないのが難点。

肉の販売もエメラルドを払ってまで必要かというと、少々微妙なところ。とはいえ、使わない生肉を買い取ってくれたり動物Mobを過剰に確保する必要がなくなるため、エンティティの削減に繋がり、ひいてはワールドの容量も減らせるため、相対的にゲームプレイが快適になりやすくなるだろう(特にスイッチ版)。

因みにプレイヤーは肉も(生肉だろうと腐った肉だろうと)普通に食えるが、村人は何故か肉を拾わない。構造物には動物たちを飼っているフェンスやフェンスゲートもあるのだが…。

矢師

職業ブロック

矢細工台

買える物

新米火打石10個※1(1×16回)矢16個(1×16回)
見習い弓(2×12回)
一人前クロスボウ(3×12回)
熟練者弓※2(7~21×3回)
達人クロスボウ※2(8~22×3回)矢5個※3(2×12回)

※1 購入する時は砂利も要求される。

※2 エンチャント有(内容はランダム)。

※3 効能有(内容はランダム)。購入する時は普通の矢も要求される。

売れる物

新米棒32個×16回
見習い火打石26個×12回
一人前糸14個×16回
熟練者羽根24個×16回
達人トリップワイヤーフック8個×12回

狩人のような羽付き帽子と、えびらが特徴。棒、火打石、糸、羽根を買い取り、弓や矢、クロスボウを売ってくれる。

木々を伐採して原木を板材に、板材から大量に作れる棒で簡単にエメラルドを稼げる。棒は買い取るのに32個と聖職者の腐った肉に並び大量に必要だが、棒への加工は作業台を使わずに行えるため、序盤から就けておきたい職業としてはオススメ。序盤では強敵のスケルトンを倒さずとも矢を大量に確保できるのもありがたい。

最高レベルの達人になると、使い道が少ないトリップワイヤーフックを買い取ってくれる他、一定本数の矢をエメラルドで効能付きの矢に変えてくれることもある。ステータス効果はランダムだが、エンドに行かずとも効能付きの矢を手に入れることが可能なので、手間がかからずに済むのは大きい。

統合版では大釜にポーションを入れることが可能で、そこから効能付きの矢が手軽に且つ大量に作れる他、販売の枠がエンチャントされたクロスボウとの択になっているため、Java版より有用度は減っているが、効能付きの矢の中にはサバイバルでは作れない「衰弱の矢」を作ってくれることもある唯一の存在であるため、育成して損はない。ただし、Java版にはある低速落下の矢は含まれていない。

Java版では延長やIIのクラフト可能な全てのポーションの効果の矢を作ってくれることもある。

求職者

無職の村人その1。各バイオームに依存した服装をしており、村人の基本の姿でもある。

厳密には職業ではなく、その名の通りどの職業に就くかをまだ決めていない状態で、取引はできない。

前述の通り、近くに職業ブロックを置くことで様々な職業に就かせる事ができる。

一度も取引をしていない村人は、職業ブロックを破壊する事で再び求職者に戻る。

なお、村人は平原、砂漠、雪原、タイガ、サバンナ、ジャングル、沼地の7つのバイオームで異なる服装をしており、繁殖では基本的に各バイオームに依存した服装の子供村人が誕生する。

このうちジャングルと沼地は村が自然生成されないバイオームなので、他5箇所のバイオームの服装よりも見かけづらくなっている(各バイオームを跨ぐように村が生成されることで、見かける可能性はある)。後述する村人ゾンビもスポーンした場合は基本的に各バイオームに依存した服装となっている。ゾンビ村の村人ゾンビも同じくバイオームに依存している。

ニート(無職)

無職の村人その2。緑色の服装が特徴。

こちらは求職者とは異なり、職業ブロックを置いても絶対に就職しない。

当然取引もできないので、繁殖以外は何もできない。

後天的にニートになる村人は基本的におらず、Java版だと村に最初からいるか村人ゾンビを治療した時に時々発生するが、統合版ではこれに加えて繁殖した際にも低確率でニートの村人が生まれてくる事がある。

行動パターンも独自のもので、昼間は他の村人よりも遅くに起きて(起きるタイミングはJava版は求職者と同じだが、統合版だと少し遅く起きる)、何をするでもなく寝る時間になるまで外をぶらついている(寝るタイミングはJava版は求職者と同じだが、統合版だと深夜まで起きている)。

亜種

村人は数少ない人間だが、敵対する村人に似た存在は結構多い。

村人ゾンビ

村人がゾンビ化した敵対Mob。とある方法で元の村人に戻す事もできる。

詳細は上記リンク先を参照。

ウィッチ

詳細はリンク先を参照。

襲撃イベントでは難易度ノーマル以上でスポーンすることがあり、回復のポーションを投げて邪悪な村人の体力回復を行う支援者となる。しかし、こちらに悪性状態を与えるポーションを投げた際に近くに邪悪な村人がいると、その邪悪な村人がウィッチに敵対することがある。

邪悪な村人

詳細はリンク先を参照。

村人に敵対する数少ない敵mobでいずれも強敵なので、特に基地が近くにある場合はしっかり守っておきたい。

行商人

未使用の邪悪な村人、イリュージョナーに似た青い服装の村人。村の中心付近でもスポーンすることはあるが、村のない場所でも確率でランダムな位置にスポーンする。

かつては理論上はオーバーワールドのほぼどこにでもスポーンすることがあった(海上や洞窟内でもスポーンすることがある)が、統合版はver 1.8.30から海上や洞窟内でスポーンしなくなるよう修正された。スポーンした際はリードで繋げた特別なラマを2匹連れている。

職業に就いている村人と同じように取引を行えるが、こちらは村人との取引では手に入らないものが中心で、その代わりにプレイヤーが持つアイテムの買い取りは行えない。行商人から何かしらのアイテムが欲しい場合はエメラルドをある程度確保しておく必要がある。

交換できるアイテムはスポーンするたびにランダムだが砂やサンゴブロック、苗木、青氷など特定のバイオームに行かないと手に入らないものが非常に多く、必要なエメラルドは多くても1つにつき6個と比較的安価なのも特徴。

村人と同じくゾンビなどの敵対モンスターからは逃げ出すが、統合版ではその際に透明化のポーションを飲んで逃れる。また、プレイヤーから攻撃を受けた時もポーションを使用して透明になる。

Java版では夜になると(ネザーやジ・エンドにいるときに)透明化のポーションを飲み、朝になるとミルク入りバケツを飲んで透明化を解除する。

また、攻撃されるとお供のラマが反撃する。

村人と同じく友好mobではあるがスポーンから一定時間が経過すると、たとえ行商人を名札で名付けしていてもリードで繋げたラマと共に必ずデスポーンするという珍しい存在でもある。

このラマは「行商人のラマ」としてサバンナでスポーンする野生のラマとはまた異なる個体となっているが、野生の個体と変わらず繁殖は可能。スポーンエッグもあり、もともと装飾が付いてはいるが、カーペットを装着させることも可能

統合版では長らく様々な仕様変更があったがver 1.90.10より仕様がJava版に合わさり、リードから外れた行商人のラマも距離で自然デスポーンする。ただし、行商人のスポーンエッグを使用すると、統合版では必ず行商人のラマを2匹連れてスポーンするという違いがある。

ちなみに行商人はゲーム内では村人と別の存在として扱われているので、攻撃したり倒しても村人からの信頼度が下がる事はなく、ゾンビに殺害されてもゾンビ化は発生しない。また、透明化のポーションやミルク入りバケツ(ミルク バケツ)を飲もうとする際に倒されると、それぞれ飲もうとしたアイテムを稀に落とすことがあるため、その気になればポーションやバケツのために殺害するという邪悪な村人のような外道なこともできてしまう。

行商人から買えるアイテムは以下の通り。

アイテム要求エメラルド数取引可能な回数備考
小麦の種112
ビートルートの種112
カボチャの種112
スイカの種112
カカオ豆112統合版限定。3個セットで売っている
骨粉112統合版限定。3個セットで売っている
イカスミ112統合版限定。3個セットで売っている
カボチャ14
サトウキビ18
赤色のキノコ112
茶色のキノコ112
シダ112
小さなドリップリーフ152個セットで売っている
スイレンの葉152個セットで売っている
ツタ112
112アリウム・スズラン・タンポポ・チューリップ各色・ヒスイラン・ヒナソウ・フランスギク・ポピー・ヤグルマギク。2マス高の花は販売しない
苔ブロック152個セットで売っている
根付いた土152個セットで売っている
染料112各色すべて3個セットで売っている
188個セットで売っている
赤い砂164個セットで売っている
鍾乳石152個セットで売っている
グロウストーン25
シーピクルス25
コンブ38
サボテン38
サンゴブロック各種38ノウサンゴ、ミレポラサンゴ、シカツノサンゴ、ミズタマサンゴ、クダサンゴ
ポドゾル363個セットで売っている
氷塊36
スライムボール45
苗木各種58ツツジ、開花したツツジは対象外
オウムガイの殻55
熱帯魚入りバケツ54熱帯魚の種類と色はランダム
フグ入りバケツ54
青氷66

余談

個人差や一部例外はあれどプレイヤーにとって有益な存在である事は確かなのだが、その風貌や声など全体的なビジュアルが嗜虐心をくすぐるからか、手慣れたプレイヤーからは何かと雑に扱われる傾向にある(無駄に繁殖させられる、大量虐殺される、コマンド等の検証・実験の材料にされるetc……)。

実際、村人を様々な方法で酷い目に遭わせた末に死亡させる動画が国内外問わず投稿されており、ゲームシステムの関係で容易に数を増減させられるだけあって命が軽い。

無論、そのような扱いに抵抗を示すプレイヤーも少なくないので、例えネタであっても表に出して語る時は自己責任で。

関連タグ

Minecraft 村人

Mob(Minecraft)

ゾンビ ウィッチ

アイアンゴーレム:村人の守護者。

村人に敵対する邪悪な村人たち:ピリジャー ヴィンディケーター エヴォーカー ラヴェジャー

イリュージョナー:唯一の未使用で且つJava版のみに実装

編集内容:統合版ver1.21.30で英語の名前がJava版と同一になったことに伴い、Java版と翻訳が同じになったものはJava版の名前に、Java版と翻訳が異なる名前の場合はその名前に修正