ポケモンサイドストーリー
ぽけもんさいどすとーりー
概要
正式タイトルは『ポケットモンスター サイドストーリー』。
『週刊ポケモン放送局』で2002年12月3日から2004年9月28日まで全18話が不定期で放送された。サトシ以外のキャラクターを主役にしたスピンオフ作品で、本編の脱マンネリ回対策の為に実施した実験フォロー作ともいえる。
サトシ以外のキャラクターを主人公にしたという点は、後の『ダイヤモンド&パール』『ベストウイッシュ』『XY』で製作された特別編に受け継がれている。
同時期に放送されていた『アドバンスジェネレーション』と繋がっているエピソードもある。ムサシ、コジロウ、ニャースがホウエンに赴いてることから、ヤマトとコサブロウが悪役として登場することが多い。
アニメーション制作は本編や劇場版と同様にOLMが制作しているが、担当チームが各話ごとに異なっている。また、キャラクターデザインなどの主要スタッフも入れ替わりが起きている。
スタッフ
エンディングテーマ
「タケシのパラダイス」(第1話)
歌 - タケシ(上田祐司) / 作詞 - 戸田昭吾 / 作曲・編曲 - たなかひろかず
「ラプラスにのって」(第2話、第11話、第16話)
歌 - カスミ(飯塚雅弓)、ラプラス(愛河里花子) / 作詞 - 川村久仁美 / 作曲・編曲 - たなかひろかず
「前向きロケット団!」(第3話、第12話)
歌 - ロケット団[ムサシ(林原めぐみ)、コジロウ(三木眞一郎)、ニャース(犬山イヌコ)] / 作詞 - 戸田昭吾 / 作曲・編曲 - たなかひろかず
「ひゃくごじゅういち」(第4話、第14話)
歌 - オーキド博士(石塚運昇)とポケモンキッズ / 作詞 - 戸田昭吾 / 作曲 - たなかひろかず / 編曲 - 渡部チェル
「ポケッターリ モンスターリ」(第5話、第15話、第17話、第18話)
歌 - 可名 / 作詞 - 戸田昭吾 / 作曲・編曲 - たなかひろかず / 振付 - 蔦美代子
「ニャースのパーティ」(第6・7話)
歌 - ニャース(犬山イヌコ)、ゲスト:ムサシ(林原めぐみ)とコジロウ(三木眞一郎) / 作詞 - 戸田昭吾 / 作曲・編曲 - たなかひろかず
「ポケモン音頭」(第8話)
歌 - ガルーラ小林 / 作詞 - 戸田昭吾 / 作曲 - たなかひろかず / 編曲 - 渡部チェル
「ポルカ・オ・ドルカ」(第9・10話)
歌 - ニャース(犬山イヌコ)&ノルソル合唱団 / 作詞 - 戸田昭吾 / 作曲・編曲 - たなかひろかず / 振付 - パパイヤ鈴木
「ぼくのベストフレンドへ」(第13話)
歌 - 岩崎宏美 / 作詞 - 川村久仁美 / 作曲・編曲 - たなかひろかず
サブタイトルリスト
話数 | サブタイトル | 主役となるキャラクター |
---|---|---|
第1話 | タケシ! ニビジムをすくえ! | タケシ |
第2話 | ハナダジムのリベンジマッチ! | カスミ |
第3話 | がんばれ! 前向きロケット団 | ロケット団 |
第4話 | オーキド邸だいけっせん!! | オーキド博士、ケンジ |
第5話 | カスミ! ブルーバッジをゲットせよ! | カスミ |
第6話 | 出会いのミレニアムタウン | ピチュー兄弟、ニャース |
第7話 | アルバイトはたいへんニャース!? | ピチュー兄弟、ニャース |
第8話 | ポケモン捜査網! オーキド博士をさがせ!! | ケンジ、ヒロシ |
第9話 | 迷探偵ニャース参上! | ピチュー兄弟、ニャース |
第10話 | メイッコルリリは大迷惑? | ピチュー兄弟、ニャース |
第11話 | カスミ真剣勝負! 命かけます!? | カスミ |
第12話 | ロケット団 愛と青春の原点 | ロケット団 |
第13話 | もうひとつのセレビィ伝説 | ヒロシ |
第14話 | マサラタウン、ポケモントレーナーの旅立ち | オーキド博士、ケンジ |
第15話 | ポケモン研究者シゲルと復活のプテラ | シゲル |
第16話 | カスミとラブカス! ラブバトル! | カスミ |
第17話 | ナナコとリザードン! 炎の猛特訓! | ナナコ |
第18話 | 天駆ける伝説 ヒロシとファイヤー! | ヒロシ |
視聴方法に関して
本作はレンタル限定でVHS・DVD化はされているが2023年12月現在、DVDの販売化はされておらず、Amazonプライムビデオで配信はされてはいるものの、視聴不可能となっている。(アニポケ映画や短編の見れるdアニメストア、U‐NEXTでもサイドストーリーの視聴は不可能)
その為、視聴方法がレンタルDVDと本作を不定期に放送しているキッズステーションなどのCSチャンネルに限られており、容易に視聴できるとは言い難い。…というか『週刊ポケモン放送局』自体がテレビ東京系列と一部の地方局でしか放送されておらず、本作でカスミは幼少期のトラウマから苦手だったギャラドスを克服したのだが、前述したように放送地域が限られたことでその事を知らない視聴者もいる。その為、『アドバンスジェネレーション』に再登場した際にギャラドスを連れていた事に驚いた視聴者もいるようだ。