概要
無印の金銀編序盤にて初登場。金銀編のライバルヒロインポジション
ワカバタウン出身の新人トレーナーで、コガネ弁(関西弁のような方言)で話すのが特徴。何かと野球にたとえたがる。
プロ野球チーム・コガネエレブーズ(阪神タイガースのオマージュ)の大ファンであり、常にエレブーズのユニフォームと帽子を着用している。それだけに、黄色で縞々模様のポケモンがお気に入り。一方で、ドラゴン系のポケモンはあまり好きじゃない様子。
タケシには「8年後が楽しみ」と言われているため、どうやら美人になる素質がある模様。
サトシたちと初めて出会った際、サトシに「エレブーズって確か万年最下位のチームじゃん」と馬鹿にされて腹を立て、サトシにバトルを挑むも経験の差と手持ちポケモンのレベルの差で完敗。
その後、落ち込んでいたところをロケット団に騙されてサトシに再度バトルを挑むが、その隙にピカチュウとチコリータを狙われたところをサトシの手持ちポケモンに助けられて、2人で協力してロケット団を撃退したことで互いに和解した。
その後は虫取り大会で再登場し、このときにはサトシがゲットしたスピアーを譲り受ける。シロガネ山では念願のエレキッドをゲット。このときにサトシをサポートしたりなど、一人前のトレーナーとしては少しずつ成長している様子。
一応サトシのライバルの立ち位置であったのだが、残念ながらジョウトリーグにまでは出場しておらず、この点から最終的にライバルというよりはゲスト止まりな扱いになってしまっている。
ただし人気があったのか、アドバンスジェネレーションでは本編の登場こそなかったものの、同時期に「週刊ポケモン放送局」にて放送されていた「ポケモンサイドストーリー」にて何度か登場。エレブーズの試合を観戦するためケンジとハナダシティを訪れ、カスミに送りつけられた手紙を巡る事件を解決させた。
別の回では主役となり、肩を痛め野球選手引退寸前で、育て屋の手伝いをしていたエレブーズ選手のツヨシ(CV:神奈延年)と、育て屋に預けられていた弱気なリザードン(ニックネーム:ドン)を勇気づけ、ツヨシが再びマウンドに復活するための勇気を与えている。
ちなみに、ツヨシは文字通り火の玉ストレートを投げることから、オマージュ元や「引退寸前にまで追い込まれるも再起」「火の玉ストレートが武器」な点もありこの選手を連想させるという声もあるが、もちろん放送年はJFK結成(2005年)以前である。
というか阪神のツヨシといえばこの人のはずである。引退騒動を引き起こしただけでなくオープン戦のみだが投手経験もある。間違ってもこっちではない。
ヒロシ同様、2004年を最後に以後、1度も出番がなく、再登場を望むファンも多い。
余談
ちなみに、ナナコが初登場した1999年の現実のセ・リーグはというと、エレブーズのネタ元の阪神は暗黒時代真っ只中(2年連続最下位)。一方でサトシはスターミーズとコイキングスが強いと述べていたが、広島も同様低迷期に入った時期なので果たしてポケモン世界でも本当に強かったのかは謎。またドラゴン系は好きではないと言っていたが、前年スターミーズの後塵を拝し、1999年にリーグ優勝したチームはどこかと考えると実に面白い話である。っつーかそう言えばあの数字のポケモンもドラゴンタイプだよな……
……あれ?本来のライバル球団は??っつーかアニポケ開始年の日本一チームは??
なお、暗黒期脱出は2003年なので、アニポケでいうとアドバンスアドベンチャー後期であり、その年に放送された番外編では「今無敵や!」と話すシーンがある。
手持ちポケモン
関連イラスト
関連タグ
サトシのライバル ポケットモンスター(アニポケ第1シリーズ)
モエ(アニポケ)…同じくジョウト編に登場したコガネ弁の女性トレーナー。エレブー系統とジョウト御三家の1匹を所持している点も共通している。