概要
既存のキャラや人物に対してのパロディとして生み出されたキャラ。単にモデルにしたというより、造形から設定まであからさまに元ネタを意識させるデザインにするパロディ要素の強いものがこう呼ばれる。
性質上、この手法はギャグや風刺などのために用いられることが多い。
似た言葉にカップやきそば現象、外の人繋がりといった語も存在するが、単に偶然似ただけ、あるいは見た目のモデルになっているだけのキャラはパロディキャラとは扱われない。見る者に元ネタを意識させ、そのことがネタとして成立するキャラがパロディキャラとなる。
逆に間違いなくモチーフにしていたとしても、パロディとしての要素が薄く、パロディ元に依らない個性を確立したキャラはパロディキャラとは呼ばれることはあまりない。例えば「ワンパンマン」の主人公サイタマは作品タイトルとその見た目、そして最初に倒した敵が「ワクチンマン」と一見すると「アンパンマン」のパロディキャラの様にも見えるが、実際にはサイタマはサイタマとしての個性が強いキャラであるため、アンパンマンのパロディキャラとして扱われることはほぼない。
パロディキャラの一覧
パロディキャラが多数登場する作品
- 浦安鉄筋家族
- 銀魂
- けっこう仮面
- 首都高バトル(パロディ車も多数存在する)
- 超人キンタマン
- Dr.スランプ
- にゃんこ大戦争
- バトルギア(3まで存在したが正確にはパロディ車で隠し車種の大半が頭文字Dのパロディ車である)
- 半熟英雄(主にエッグモンスターが該当)
- ムダヅモ無き改革
- 桃太郎電鉄
- 行け!!南国アイスホッケー部