あたしの名前?
ああ そう言えば最近……
特別なあだ名がついたの
「ピンクの妖精さん♪」
そう呼んでくれていいわ
プロフィール
概要
miHoYoのスマートフォンアプリ『崩壊3rd』のキャラクター。
前文明の対崩壊組織「火を追う蛾」の戦士にして、「火を追う十三英傑」の第二位「■■」。
崩壊獣の遺伝子を取り込んだ融合戦士と呼ばれる改造人間であり、融合戦士のみで構成された「火を追う十三英傑」を結成した副首領でもある。
本編に登場するのは本人ではなく、オリジナルの記憶から復元されたコピー人格(記憶体)。ヨルムンガンドの保有するデータ空間「古の楽園」に足を踏み入れた芽衣の前に現れ、案内役を務める。
人物
性格
頭脳明晰で花のように美しい美少女……というのはエリシアの自己評価。
自由奔放な性格で、真心と情熱を持って毎日を楽しく過ごしている。
若干ナルシスト気質で「ピンクの妖精さん」という二つ名に相応しい非常に愛らしい容姿をしており、自身の可愛さや美しさについて絶対の自信を持つ。
飄々としており、遠慮なく距離を詰めてくる積極的な態度から鬱陶しがられることもあるが、実際は誰に対しても真摯に接する博愛と慈愛の持ち主。
そのため多くの相手から好意や信頼を抱かれており、十三英傑という一癖ある人間たちをまとめ上げることができたのは彼女の性格によるところが大きい。
座右の銘は「可愛い女の子に出来ないことはない」で、美少女に対しては特に積極的になる。
彼女の死には謎が多く、事情を知っている英傑たちも「彼女が話すのを待つべき」と口を紡ぐ。
能力
十三英傑の中でも一二を争う実力を有し、十三英傑トップレベルの危険人物である千劫でさえも、
彼女には一度も勝てたことがない。
武器は何でも使えるらしいが、現在は綺麗だからという理由で弓を使用している。
ピンク色の水晶を作り出す能力を持ち、作り出した水晶は戦闘の他、物々交換やプレゼントにも使える。
末法級崩壊獣「大自在天」の因子を有し、その副作用で耳が尖り、代謝の異常によりどれだけ食べても太らなくなった。
他の大自在天と融合しようとした者たちは拒絶反応により原型を留めないほどの姿になって死亡しており、メビウス曰くこの程度の副作用で済むことはありえないらしい。
略歴
エリシアはオストク-51という街で産まれ育った。
彼女が幼い頃、ある理由で火を追う蛾が調査に訪れたことをきっかけに、エリシアは世界を知る旅へと出る。
数年後、第二次崩壊に便乗して火を追う蛾に入り、融合戦士となる。
多くの戦果を上げた彼女は、約束の惨劇の後に生き残った融合戦士を集めた火を追う十三英傑を立案する。
火を追う蛾の上層部はこれを受け入れず、折衷案として五英傑を提案するもエリシアに拒否される。
十三英傑は公式に認められることはなかったが、英傑という称号は12人の意識に変化をもたらし、人々も彼らを英傑と称えるようになった。
しかし侵蝕の律者との戦いでサクラが死亡し、エリシアも第十三律者の一件で死亡してしまう。
その後、終焉の律者との戦いで更に死傷者が出たことで十三英傑は事実上壊滅した。
活躍
前文明
エリシアはオストク-51という街で産まれ育った。
甘えん坊な彼女のことを街の人々は愛しており、エリシアも自分の世話をしてくれたみんなのことが大好きだった。
あるとき、何かを調べるために火を追う蛾の前身となる組織が町を訪れ、エリシアも含む子供たちに検査を行った。
調査の結果勘違いと判断されたが、エリシアは彼らと出会ったことで外の世界に強い興味を持ち、旅に出ることにした。
町の人々の祝福の声と共に送り出されたエリシアは世界を回り、人々の善意と悪意─人間性を知った。
ゲームにおける性能
「ピンクの妖精さん♪」
火を追う蛾の戦士としての通常モード。
異能属性。S級。物理属性のアタッカー。
通常攻撃を命中させてからからチャージ攻撃や必殺技を命中させると追加ダメージや効果を発動できる。必殺技を発動すると威力や会心率、ヒット数が一定時間上昇し、火力が大幅に向上する。ヒット数の多さからシールド破壊能力が特に高く、物理アタッカーの中でもトップクラスの火力を出すことができる。
無課金でも交換所でキャラカードや欠片が入手可能なので育成はしやすい方。一方で最大火力を出すためにはサポーターによる補助や武器、聖痕が特に重要となるため、パーティー編成難易度は高め。非常に手間はかかるが材料を集めれば、モチーフ聖痕は無課金でも入手可能。
関連人物
十三英傑最強の戦士にして信頼する戦友。
新人時代のまだ明るい性格だった頃からの知り合い。
騒動を引き起こしては諌められることも多いが、互いのことを確かに信頼している。
いろいろと寒くなったことを嘆きつつ明るい時の彼を懐かしく思っている。
特に仲の良い友人。
異能を持ち他人から恐れられている彼女に対してもいつもと変わらない態度で接している。
アポニアにとってもそんなエリシアは敬愛の対象であり、彼女の存在を覚え続けることが今の目的となっている。
大親友。「エリ」という愛称で呼ばれている。
よく一緒にお茶会を開いたりプレゼントをもらったりしている。
また、エリシアの着ている服はエデンがデザインしたもの。
エリシアが自身の弱音を呟ける唯一の人物にして、エリシア曰く「一番大好き」。
他の人と同じように彼女の歌も好き。
特別な存在であるエリシアに興味を示している。
第二次崩壊に関する勘違いで火を追う蛾との全面戦争を始めた彼女を捕まえたのもエリシア。
工房の音は美しくない。
自分を凌ぐ実力を持つエリシアのことを認め、「信用できる人物」と評す。
『千劫の仮面にまつわる100の謎:入門からマスターまで』という本を作ってばらまいたこともある。
エリシアの前に来るとある程度落ち着くらしく、エリシアは敏感な年頃的な認識をしている。
エリシアの偉業に感服している。
いつも目を閉じているから寝てるのか起きてるか分からないし、説法が長くて退屈。
だからスウが話してる時にどっか行く。
存在を好まれていなかった自身に対しても分け隔てることなく接してくれたエリシアに感謝している。
もちろん彼女のことも好きだが音楽の趣味はちょっと……。
無口な後輩。
エリシアのことを「頼りになる先輩」と評している。
『無口な少年にまつわる100の謎』という本を作ってばらまいたこともある。
大の仲良し。
彼女からは裏切り者と呼ばれ、ウザがられているがそんなことは気にせず、毎日のように彼女のことを振り回しては抗議を入れられている。
実際はひねくれているだけでエリシアのことが好き。
メビウスにピンク色の服を着てほしいから彼女のクローゼットの中身を入れ替えたりする。
「エリシアお姉さん」と呼ぶようにしてもらった。
エリシアを尊敬している。
弱くて上層部からも「誰それ?」という程度にしか組織に認知されていなかった自分を英傑として迎え入れてくれたエリシアのことを「エリの姉ちゃん」と呼び慕い、「めちゃくちゃ凄い」と尊敬している。
面白いものを売ってる。
痕
第九律者との戦いで死亡した先輩。
ディストピア
コズマと同期の後輩。
入隊祝のパーティーでコズマが全く喋らないせいでお見合い状態になっていたのでからかって距離を縮めて上げた。
前文明の真実を探しにきた芽衣の前に現れ、案内人を名乗り出た。
ツンツンしてる芽衣に対してもエリシアは意に介さず懐に入るなど、次第に信頼関係を築いていく。
十三英傑の中で最初に現れたのは相性が一番いいからとのことだが……
角触らせて
関連イラスト
余談
- 十三英傑プレイアブル化の際には彼女が解説動画のナレーションを務めている。
- 本国語版で声優を担当している宴宁は、同時に崩壊3rdの同社作品である原神の主人公蛍の声優も担当している。
- 「古の楽園」篇と同時期に実装された原神スメール篇の蛍の新しいボイスは、どこかエリシアに似た活発さがあると、一時期本国で話題になっていた。
- 『伝説の英傑の伝説』という自伝を書いたことがある。(ピンクの妖精さん♪装甲物語より)
- 実はこれまでに出てきた明るいキャラはアホの子ばかりだったので頭がちゃんとしてる陽キャは彼女が初めて。
- 日本語版で声優を担当している井上麻里奈は、miHoYo作品の常連であり、エリシアとはそれぞれまったく違うタイプのキャラクターを演じている。
- 作中において精神的にも物理的にも最強格かつ最重要人物でありながら、その愛くるしい容姿と声に加え、他者を受け入れ愛する性格、背負った宿命やそれをまっとうする強さを持つキャラクター性から、多くのプレイヤー・HoYoverseを虜にしており、今なお公式書下ろしイラスト提供やあらゆるグッズが定期的に作られ優遇されるなど、miHoYo作品屈指の看板かつ大人気キャラである。
- 公式のお気に入りキャラでもあり、「エリシア」という言葉一つのみで国境を超えて意思疎通できるほどである。
- 事実、miHoYo社員の大半が社員証のごとくエリシアのバッジを付けて仕事をしているなど、公式からの愛されぶりも尋常じゃないんだとか。
- シナリオ担当の焼鳥氏も、大のエリシア好きで有名。
- 崩壊学園でも一部のキャラクターのスキンとして登場した。
—作中はもちろん、現実でも愛される、それがエリシアというキャラクターなのである。
- そして、ついに太陽系の外の宇宙を描く物語だと判明した作品崩壊:スターレイルの新章オンパロス編にて、彼女の並行同位体であるキュレネの登場が発表された。見事に容姿と声と口調が一致しているが、詳細はまだ謎に包まれている。
- また、ゼンゼロの公式PV「奇跡のはじまり」でもエリシアらしきエルフ耳の人物(同PVのサムネイルにもなっている)が一瞬映るが、詳細は不明。
関連動画
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以下、彼女の正体についてのネタバレ注意
あたしから始まり、あたしで終わる(リンク先ネタバレ注意)