概要
ポケモンの中には、一つの身体に複数の頭を持つ種類がいる。
複数のグループである群体ポケモンと違い、こちらは完全に一つの肉体として胴体を共有。多くの種族はテレパシーで脳を繋ぎ意見を合わせているが、万が一喧嘩すると身体の主導権を奪い合って身動きが取れなくなる。
主な多頭ポケモン
元祖多頭である、飛ばないとりポケモン。
昔は一つの頭だったらしいが、突然変異で頭が分裂。それが後世に遺伝してゆき、いつしか多頭がデフォルトの生物になった模様。
進化の突然変異によって、双子の小さいドガースが連結して現れた、所謂バニシングツインにあたるふていけいポケモン。
ポケモン図鑑によれば稀に3匹になる事があるらしいが、現時点でゲームには登場していない。
6匹1組のタマタマが進化したポケモンで、3~4つの個体を頭に、共有した木の胴体を持つようになる。ある程度成熟すると頭が増えてどれかが落ち、それが新たなタマタマ(のタマゴ?)になるという。
尾先の小さな頭は意志や思考能力を持たず、警戒用の感覚器官として使われる。
リキキリンに進化すると頭が二重に重なり、脳も一つに繋がって知能を増すが、別に意志が増えたりはしない。
弱点らしい黒い尻尾には目らしきものが付いているが、別の意志がある頭なのかは、現在に至るまで不明。
生まれてしばらく経つと、どちらかの頭はもう片方に栄養を吸われて縮んでゆき、進化の直前にはただの実として落ちてしまうのだという。
2体の溶けかけたバニリッチがくっついて進化したポケモン。意見が合わないとフルパワーも移動もままならないが、最悪片方が没しても問題なく生きられる模様。
モノズが進化して双頭となったポケモン。お互いの頭は非常に仲が悪く、いつも凄惨な喧嘩を繰り返している。サザンドラへの進化で三つ首となるが、脳は中心の一つだけに戻り、両側の頭は実質的な腕として使われる。
類似した未来種も存在するが、同じ原理・生態なのかは不明。
腹部の大口に顔を持つが、その上にも更に小さな頭が付いている珍しいタイプの多頭。意志はあくまで一つのようだが、上側の頭が急所らしい。
カプサイジが進化し双頭となったポケモン。どちらの頭も辛み成分の影響で狂暴化しており、火を噴きながら暴れ回る。