「はどう」議論
ルカリオの使う力「はどう」は映画の影響から「波導」と書かれることが多く、特に第4世代まではこれが正規の表記だとされてきた(×波動_○波導というタグもあるほど)。
が、第5世代以降のルカリオの図鑑説明文(漢字モード)においては「波動」となっている。このためファンの間でも混乱が生じている。
これについては様々な見解があるが、公式(といってもポケモンのではない)見解としては次のようなものがある。
2014年2月3日、『スマブラ』シリーズ開発者桜井政博氏がMiiverse上スマブラシリーズコミュニティにて以下のような発言をしている。
「なお、『ポケモン』本編では”波動”という表記になっていますが、『スマブラ』と映画では”波導”という表記で合意が取れています。」
スマブラの登場キャラクターは「そのキャラクターの総合イメージが集合して出来上がったフィギュア」という設定があるが、それを考えるとスマブラのルカリオは映画の「波導」ルカリオのイメージが取り入れられているという事だろう。
つまり「映画の個体が使う方」が「波導」、「スマブラの個体は映画のイメージ」から「波導」、「ふつうのルカリオなどのポケモンが使える方」が「波動」という区別が出来る。
よほど「このルカリオはこっちのルカリオだ」という事を言いたい時以外は、どれを使っても構わないということだろう。
ただ、この発表がされた後でも、「波導」表記に拘りを持っているファンはまだ多い。
なおアニメ本編のサブタイトルでは『波導』表記が使われた。
この表記の混在のため、もしくはどんなイメージのルカリオでも合うようになのか、S.H.Figuartsルカリオのパッケージでは「はどう」とひらがなで表記されている。
なお英語では両方とも「Aura」という語で完全統一されている。どうしてこうしなかった。
表記揺れとしては
- ×波動○波導(アンダーバー無し)
- ○波導_×波動(順序が逆)
- ○波導×波動(順序が逆でアンダーバー無し)
- 二つに分けて「○波導」「×波動」
などがある。