「ザ=デッドマン……お前だけは許さない!!行くぞ!ガイギンガ!!」
概要
DMEX-15『20周年超感謝メモリアルパック 魂の章 名場面BEST』にて登場した火の呪文。
カード名はアニメ『デュエル・マスターズVS』の主題歌である、ガガガSPの楽曲『こんちきしょうめ』内の同一のフレーズからの引用。
DMEX-15版のカードイラストは『デュエマVS』4巻内のコマからの引用。切札勝太と《熱血星龍ガイギンガ》が描かれている。
DM23-RP2再録版(メイン画像)は勝太がモルトに置き換えられている。
カード効果
レアリティ | P |
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コスト | 火文明(7) |
カードタイプ | 呪文 |
効果 | G・ゼロ:相手のシールドが自分のより4つ以上多ければ、この呪文をコストを支払わずに唱えてもよい。 |
火のコスト7以下のクリーチャーを1体、自分の超次元ゾーンから出す。そのクリーチャーは、相手のシールドを1つブレイクする。 |
G・ゼロ内臓で、超次元ゾーンから火の7コスト以下のクリーチャーを1体呼び出し、相手のシールドを1枚ブレイクさせる。
コスト7と重いためG・ゼロでの詠唱が前提となるが、上述の通り条件の癖がやや強い。とは言え、相手が自身のシールドを削っていくデッキでなければ、《鬼ヶ大王ジャオウガ》や《逆転のオーロラ》で容易に達成できる。また、G・ゼロで唱えることが前提であれば、火のマナを要しないことも長所のひとつ。
自分のターン中にしか使えないため、ビートダウンへのカウンターとしては頼りない。そちらは《百鬼の邪王門》等をはじめとする、手札誘発型の防御札である鬼エンドや革命0トリガーに任せて良いだろう。加えて、これらのカードは能動的に自身のシールドを減らしていくスーサイド戦略とも相性が良い。
肝心の呪文能力は、火のコスト7以下のクリーチャーであればカードタイプを問わず出すことができ、サイキック・クリーチャーやドラグハート・クリーチャーは勿論のこと、超次元送りにされたクリーチャーも復帰させられる。
特にドラグハートをいきなり龍解状態で出せるというのは強力で、《熱血星龍ガイギンガ》を直に呼び出せるのはなかなか頼もしい。
連続での詠唱を防ぐためか強制ブレイク効果も付いている。シールド送りで相手のシールドを増やして、できるだけ連続で唱えられるようにするのも手。
一方で、S・トリガーを踏むリスクを孕んでいるのがネック。シールドピーピング系のカードで確認してから安全にブレイクしたい。ピーピングハンデスとシールド送りを同時に行える《パクリオ》や《猟奇と耽美の人形劇》とは好相性。
また、仕込みを行わずとも先述の《ジャオウガ》や《オーロラ》で自軍のシールドを空にすれば、相手のシールドを事前に減らしていない限り最大2枚までG・ゼロで唱えることができる。火の5コスト以上のスピードアタッカードラゴンを超次元ゾーンから出すことができるため、【邪王門ノヴァ】のような革命チェンジ主体のデッキにも適性があると言える。
《逆転のオーロラ》でマナを伸ばした後、超次元ゾーンから呼び出したクリーチャーを進化元もしくはコストに、《母なる星域》で《燃える革命ドギラゴン》などの革命0持ちを着地させるのも良いだろう。《激天下!シャチホコ・カイザー》を進化元にすれば、《時の革命ミラダンテ》や《魔の革命デス・ザ・ロスト》にもアクセスできる。
G・ゼロ条件を満たしている状態で、何らかの要因によりシールドブレイクが出来ない場合、シールドの数が変動しない為、連続で詠唱できる。
また、超次元ゾーンから呼び出したクリーチャーがブレイクを行うので、超次元送りにされた《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》を復帰させた場合はシールドを焼却できる。
採用候補としては、先述の【邪王門ノヴァ】やの他にも、《ドギラゴン》の無限攻撃と敗北回避でワンショットキルを狙う【オーロラドギラゴン】にて進化元を0コストで呼び出す手段として検討できる。また、自軍バウンスでマナ回復と強力なcip持ちクリーチャーを使い回す【オンセンループ】ではループの核となる《激沸騰!オンセン・ガロウズ》を0コストで呼び出せるカードとして注目されていた。