奇跡を越えた奇跡のドラゴン!
時の革命ミラダンテ!!
効果
時の革命ミラダンテ |
LEG 光文明 コスト8 |
進化クリーチャー:エンジェル・コマンド・ドラゴン/革命軍 13500 |
進化−自分の光のクリーチャー1体の上に置く。 |
T・ブレイカー |
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のクリーチャーをすべてタップする。それらは次の相手のターンのはじめにアンタップしない。 |
革命0−自分のシールドが1枚もなければ、相手はクリーチャーを召喚できない。 |
概要
『革命編 第2章 時よ止まれミラダンテ!!』にて登場した進化クリーチャー。
光文明は守りに長けた文明で、どちらかと言えばシールド増加等が得意な為、そのままでは革命効果が使いづらい。
しかし破壊時にシールドを身代わりにする『エスケープ』効果も存在する為、構築次第ならある程度はシールドの枚数調整も可能。
適当な光のクリーチャーから進化できる為、ドラゴンで固める必要が無い。
そして肝心の効果だが、出た時にホーリー・スパークのようなオールタップが可能な上に、次のターンのアンタップを封じる、シンプルに強力なロック効果。
呪文も封じるミラクルストップのGゼロ条件も、ミラダンテが存在すれば簡単に満たせる為、後述の革命0と合わせて高いロックを完成できる。
そして革命0効果。
相手のクリーチャー召喚を完全に封じる事ができ、コスト踏み倒しによる『召喚ではない』展開には無力だが、自然文明の大量のマナから展開する、コスト軽減を多用して高コストクリーチャーを出す、といったデッキも少なくないので、まったく無駄になる事は無い。
後に革命チェンジで手軽に出せる時の法皇ミラダンテⅫが登場。
あちらは呪文の踏み倒し効果を有し、より簡単に呪文ロックや『ファイナル革命』を交えた制圧力の高さが凶悪。
こちらは進化元が必要だが、前述の通り進化条件が緩いのは扱い易い点と言える。しかし光の進化クリーチャーを踏み倒す、スロットンの心絵に対応しないコスト8なのはキツイ。
ただし、呪文コンボに依存しないタップ効果を内蔵している点、ゼニスのような超大型クリーチャーの召喚を封殺可能な点で勝る。
以上の事からサブフィニッシャー・保険として採用するのがベストか。
後に魔光神官ルドルフ・アルカディアが登場した事で輝いたカードの1枚。
ルドルフ・アルカディアは墓地から進化可能なクリーチャーを自身に重ねられ、進化クリーチャーであるこのカードを活かせられる。
百鬼の邪王門等で相手ターンに出せば、ルドルフ・アルカディアの効果で進化してオールタップに繋げられ、火文明を入れる事になるものの、邪王門を使う状況なら革命0が発動する為、ミラダンテⅫにはできない動きを狙える。
活躍
『VSR』にてルシファーが使用する切り札。
赤城山バサラとの対決で初使用。
直前に時間龍ロッキンスターでバサラの呪文を封じ、次のターンに時の玉ミラクから進化。
アンタップ封じでバサラの轟く侵略レッドゾーンを、革命0効果で後続のクリーチャー召喚を封じ、バサラの反撃の手を全て封殺した「タイムストップデュエル」を完成させる。
そしてクリーチャーによる総攻撃を仕掛け、ミラダンテでとどめを刺して勝利した。
その後もルシファーの切り札として活躍しており、寄成ギョウが対タイムストップの戦術を披露した際も、ミラクル・ミラダンテでタップしたギョウのクリーチャーをロックし、呪文ロック役のロッキンスターをミラクルストップで代用して封殺する事で勝利した。
背景ストーリー
ランド大陸の「未来」の革命ゼロに目覚めたクリーチャーであり、革命天王ミラクルスターの奇跡によって時を越えて呼び出された光のドラゴン。
「現在」の革命ゼロである燃える革命ドギラゴンと、「過去」の革命ゼロである魔の革命デス・ザ・ロスト、2体のドラゴンと合流する事でレッドゾーンの撃退に成功する。
その後は「九極の侵略者」を撃破し、S級侵略者との戦闘にも勝利する等、革命軍の主力として活躍。
黒幕である伝説の正体_ギュウジン丸が完成させた「最終侵略ウイルス」も、ドギラゴンとの友情から生み出した最強のバリア、完全防御革命で無力化する。
しかし、奮闘虚しく伝説の禁断ドキンダムXが目覚めてしまい、続く革命ファイナル編では奇跡の時間の終了、という事で未来に強制送還されてしまった。
余談
上記した通り、ミラダンテは「未来」の世界からやってきたドラゴン。
しかし革命ファイナル編での死闘の結果、世界の構造が変質してドラゴンが絶滅しており、本来ならミラダンテ自身も存在しない事になる。
別の時間軸・世界線から来たとも考察されていたが、モルトの娘であるグラッサが、存在しないドラゴンの龍解に成功しており、意外と早くドラゴンが復活した可能性も出てきた。