データ
演 | 石橋けい |
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概要
第6話「楽園行き」に登場。
「楽園」と呼ばれる地下社会で充電されたバッテリーを地上にいる契約者に食料や生活必需品と引き換えに売り渡している謎の女性。地上では黒装束に身を包んだ鈍い女性社員を演じているが、地下で暮らす人々にとっては素性の知れない謎の人物とされている。なお何人かいる模様。
取引をしたい店は取引額に応じた目印を置くと配達人がやってきて契約を取り交わすと言う仕組みらしい。
「楽園」と地上をつなぐ経路を知っている唯一の人物で、「楽園」で暮らすことを望む地上の人間を招待する役割も果たす。
ネズミ捕りとは敵対関係にあり、格闘戦でネズミ捕りを撃退し「楽園」に迷い込んだ剛一の地上脱出を手伝った。
だがその際剛一のカメラの映像を削除し、「楽園」に関する秘密を抹消してしまった。
安楽の園、楽園
彼女がいざなう東京の地底にある地下都市「楽園」。元々は建設中に中止となって放棄された地下街跡でいつの頃からかそこに人が住み着くようになり、横に穴を掘って拡張することで今や迷路のような地下都市となった。
現代社会に疲れ切ったサラリーマンなどの人々が多く住んでおり、総人口は約100人を超えているらしい。彼らはここで静かに死ぬのを待っていると言う。誰かが死亡すると鈴が鳴る。
開発途中で捨てられたが改良された大容量バッテリーに近辺の共同溝などから電気を貯めて、配達人はそれらを契約している店に売りさばいており、大きい店舗ではこのバッテリーにより数十万も経費が浮くらしい。