概要
誘導系アクションゲームで、キャラクターを歩かせてゴールを目指す。
ドラえもんゲームにしては珍しく、ドラえもんが最初からプレイアブルキャラではない。(一定の条件を満たすと使用可能になる。)
ストーリー
のび太は秘密道具の「ランプのけむりロボット」に洗濯物の片づけを任せようとした。しかし、けむりロボットが落雷により暴走し、しずかがけむりロボットに誘拐されてしまう。
ドラえもんとのび太はジャイアン、スネ夫の二人を呼び、天空世界へしずかの救出に向かった。
ゲームの仕様
キャラ性能
各キャラクターには性能差があり、一定条件を満たすとドラえもん、しずかが使用可能になるが、それを勘案してもスネ夫の移動速度が高いため、ゲームを攻略する際にはスネ夫一択になることが考えられる。一応、移動速度の低いジャイアンは敵の移動スピードも遅くなるうえに、ボス戦での画面移動も遅くなるので攻撃が当てやすいという仕様はあるが。90年代のドラえもんゲームではスネ夫がゲーム攻略上有利になるケースが多いが、これも例に漏れなかった。
残機周りの設定
残機は特定のタイム以内にクリアすると1UPする。ゲームに慣れたプレイヤーは序盤で残機を確保し、終盤で残機を失ってもあまり痛くない設定になっている。
しかし、セーブ機能を使用すると残機が2機ストックにリセットされる。また、残機を使い果たし、コンティニュー機能を使用した場合はワールドの最初のステージからやり直しになる。
残り時間
1ステージの制限時間は120秒。しかし、残り時間が30秒を切るとキャラクターは慌てるのか移動スピードが上がり、制御が難しくなってしまう。実質の制限時間は90秒であるため、ミスのない正確なプレイが要求される。
一応鈴を取ればタイムは回復するが、鈴を取ることを前提としているような設計になっているステージも多く存在する。
ドラゲー屈指の難易度
この手のキャラゲーは低年齢層プレイヤーが遊ぶことを想定し、難易度が低いものが多い。しかしこのゲームは難易度が高く、ドラえもんの看板がありながらも骨太な内容に挫折した子どもたちも多いだろう。ゲームの腕前に自信のあるドラえもんファンはぜひ挑戦してみてはどうだろう。
関連タグ
ドラえもんカート…同じGBのドラえもんソフトの一作。