うちら声優やぞ
うちらせいゆうやぞ
GooglePlayのPR番組「GAME WEEK 2016 春」に、リズムゲーム『 アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ 』(通称:デレステ)から代表として出演した津田美波(小日向美穂役)、青木瑠璃子(多田李衣菜役)、佳村はるか(城ヶ崎美嘉役)の3人。GooglePlayや『デレステ』の魅力を紹介するという趣旨に則って進行する番組において、前半のメインとなる企画「Live Groove Google Burst」の中でそのフレーズは飛び出した。
企画の内容は、『デレステ』に実装されている楽曲から3人がそれぞれの「持ち歌」をプレイし成功させた上で、さらに代表1名が当時イベント楽曲として実装されたばかりの『 ハイファイ☆デイズ 』の最高難度 MASTER+ に挑戦しクリアする、というもの。
少々無茶な内容に怯む3人は、なんとかして難度をひとつ下のMASTERに変えさせようと早くもスタッフに圧をかけ始める。そのなりふり構わない悲哀混じりの姿に、現場ではどこからともなく笑い声が聞こえてくる始末。彼女らの要求の姿勢がみるみるストレートになっていく中で、なかなか色よい返事をしない制作サイドに向かって津田が苦し紛れに訴えたのが――
うちら…… うちら声優やぞ!
奥の手とばかりに繰り出されたこの一言で収録現場は爆笑に包まれる。言い放った本人さえ笑ってしまいながらも、「もっと言って」という青木の煽りに応じて、
小日向美穂だぞ! いいのか! いいのか! そんなことでいいのか!
と、終いには自身が演じる美穂の名前まで出す津田ネキ。
これに対し運営側は「要求を受け入れる代わりに、成功時のご褒美として出すカードは『R(レア)』まで」と駆け引き。台本どおりにMASTER+でクリアすれば出演者全員にレアリティを問わず好きなカードをプレゼント、というハイリターンな内容を知らされ、「SSR」の甘美な響きが3人を魅惑する。ちなみに上記の提案だと、難度を一つ下げたら(MASTER+ → MASTER)ご褒美のレアリティが二つ下がる(SSR → SR → R)ことに気づいた演者側はまたしても抗議の声を上げるのだった。本当に反応が良い。
最終的には、失敗する恐怖に震えながらも果敢に挑んだ青木がMASTER+を一発クリアしたことにより、それぞれに好きなカードがプレゼントされた。そして番組後半のサイコロパートでも津田ネキの受難は続く……。
ニコニコ大百科にて「津田暴走シリーズ」という記事が作成される程度には荒ぶっている津田ネキだが、2016年12月30日に放送されたアイドルマスター年越し特番「 ゆくM@S くるM@S 2016 」にゲストとして出演した際にも迷言を残している。
シリーズの拡大と演者の増加に伴うゲスト交代制を導入した番組内で、すっかり宴会ムードになっている会場に、シンデレラガールズ組として原優子(向井拓海役)と一緒に陽気に登場した津田。先んじて出演していたミリオンライブ組(藤井ゆきよ & 高橋未奈美)との入れ替わりの最中、「みなみ」繋がりで駆け寄ってきたほろ酔いの高橋を津田は突き放すと、
お前はミリオン、そして私はシンデレラ
と、やたらイケボで謎すぎる宣戦布告を仕掛ける。セリフの頭が高橋の茶番にかぶってしまっているのはご愛嬌。「みんなアイドルだよー!」という高橋のゆるい応対で即時終戦、画面は流れるように魔窟「スナックちあき」からの混沌にまみれた中継映像に切り替わり、直前の小芝居の余韻を跡形もなく吹き飛ばすのだが、それはまた別の話……。
現在では「 シンデレラ一門 」としての津田ネキを紹介するときの材料として、「うちら声優やぞ」 「小日向美穂だぞ」に並ぶフレーズとして同等に扱われている。
声優の盾:ある意味声優であることを盾にした発言だからか?
どけ!!!俺はお兄ちゃんだぞ!!!:こちらは某、呪いを祓う作品に登場するとある呪術師が放った一言。
別表記 : 小日向美穂だぞ
シンデレラ一門 : このひと言で入門。