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おんぶに抱っこ

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おんぶにだっこ

『おんぶに抱っこ』とはことわざ及び慣用句の一つで、『負んぶに抱っこ』や『おんぶにだっこ』と表記する場合もある。(メイン画像はイメージ)

概要

幼稚園保育園に通う前の年齢な子供がおんぶをしてもらった次に抱っこを要求して甘えるように、他人の優しさや厚意に甘えて、迷惑をも顧みずに頼りきることである。

もしくはそれから転じて、目的や目標のための努力や行動を自分自身では一切せずその全てを他人に押しつける行為、もしくはそういった人間、あるいはそのような頼りっきり甘えっきりな精神を指す言葉でもある。

似たような意味合いで『お客様気分』という言葉もある。

補足

ただし『病気やケガ』をはじめとするのっぴきらならない(どうしようもない)理由や事情から目的のための努力や行動ができない、もしくは『そのための能力などの条件を満たしていない』等の場合はこの限りではない。

関連タグ

怠け者人任せ

他力本願:本来の意味では違うが、誤用としておんぶに抱っこの類似語として用いられる場合もある。

口だけ卑怯者卑劣漢悪女)、ブラック上司:おんぶに抱っこを行うことに定評のあるネガティブ要素のカテゴリー。

穀潰し寄生虫:前者は生活面でおんぶに抱っこする者への、後者は色々な意味で他者におんぶに抱っこしないと生きられない生物への蔑称。

ヒモ:経済面で女性におんぶに抱っこになっている男性を指す言葉。

ミストバーン:漫画作品『ダイの大冒険』およびそれを原作とするアニメに登場する敵キャラクター。本編終盤にて、ピンチになった途端自分を力を当てにして、逃げの一手を打とうとするかつての同僚に対して「たまには自分の手足を動かせ!」というおんぶに抱っこを行う者にとって耳が痛くなる台詞を放った。

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