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かってに桃天使

かってにももてんし

1998年にコナミより発売されたテレビゲーム。正式名称は『Dancing Blade かってに桃天使!』
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概要編集

1998年にコナミより発売されたプレイステーション専用ゲーム。


1999年にドリームキャスト、2006年にPSPでも発売。続編が1999年にプレイステーションとドリームキャストで発売された。1998年のコナミ組織再編でお蔵入りした青山ラブストーリーズの代替作品として開発・発売された。


アニメーションは、後に京都アニメーション制作の『らき☆すた』で監督を務め、キャラクターデザインを担当した武本康弘氏。


ゲームシステム編集

インタラクティブアニメと呼ばれるジャンルで、選択肢によりアニメーションが進行していく。(ゲームシステムが同一だったからこそ青山ラブストーリーズの代替作品と言える。)

選んだ選択肢により途中でストーリーが2つに分岐する。間違った選択肢を選んでもゲームオーバーになることはなく、その場で再度選択肢を選び直すことになる。


ストーリー編集

基本的にドタバタコメディ調で話は進むが、中盤でストーリーがシリアスなものに分岐した場合、桃姫が桃天使に変身し、敵対する相手と戦うことになる。


登場キャラクター編集

メインヒロイン3人とも巨乳である。

本作品の主人公。プレイヤーキャラクターである為、名前が存在しない。

その為ピンチになっても名前で呼んでもらえない不憫な人。

CD/漫画版では「公丸」という名前がついている。

式神を使った妖術に長けており、運動面はあまり得意でない。

本作のヒロインの一人であり、本シリーズの重要人物。モチーフは桃太郎。

高い身体能力を持っており、強敵に立ち向かう際には桃天使と呼ばれる戦士の姿に変身する事ができる。

本作のヒロインの一人で犬の化身。治癒術を得意とする。

本作のヒロインの一人で雉の化身。露出の高い服を着ている。

全身甲冑を身にまとった大柄の男性。色々と謎が多い。


謎の続編構想編集

PS版とDC版と共に2作目のエンディングに3作目の「予告編」と取れるムービーがあり、その内容が「桃姫達が現代の学園生活を送る」と言う当時の看板作品だった「ときめきメモリアル」のセルフパロディーだった。当時のフリーペーパー雑誌でも「一般公募で第三作の内容が決まった」と言っていたが、その後プレリリースも無く、企画倒れに終わった模様。


この「かってに桃天使3(仮称)」が実現していれば、コナミギャルゲーの歴史は違っていた一方、コナミの当時からの体質に潰されたなら、セルフパロディーにも寛容ではなかった事になる。

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