××は、かりうを なげつけた。
○○は、からだじゅうに さむけがおそった。
○○は、びょうきで うごけない。
概要
かりうとは世界観やストーリーは高く評価されているが、残念ながらゲームシステムの難解さから伝説のクソゲーといわれてしまっているファミコン用SFロールプレイングゲーム『星をみるひと』をクソゲーたらしめている要因の一つである恐怖の特殊攻撃。
この特殊攻撃は、戦闘中に遺伝子改造で生み出された攻撃本能しかない「異様な生命体」系のモンスターが使用してくるもので、戦闘中パーティメンバーに「かりう」という謎の物体を投げつけてくる。
この攻撃を受けてしまうと正体不明の「びょうき」に罹ってしまい、体中に寒気が襲うという症状のため行動不能(麻痺状態)になってしまう。
正体については火竜説、カリウム説、顆粒説など様々な考察がファンによってなされている。
このゲームには敵の特殊攻撃を回避する方法および、戦闘中にこの状態異常を回復する手段は存在しない。
戦闘を何とか終えることができれば、仲間が終盤使えるようになるESP「にゅうえあ」か、回復薬「くらっと」で治すことができる。(治さないで移動すると一歩ごとにダメージ)
しかし、最序盤であるみなみ一人旅のときに出現するモンスター・さらまんどがバンバン使用してくるために多くのプレイヤーにトラウマを与えた。
また、終盤において万全な状態であっても防御手段はないため、「全員麻痺してしまうとゲームオーバー」という概念がないレトロゲームにありがちな仕様のおかげで、微ダメージで「しぼう」するまで長時間待つかリセットするしかない。
この恐ろしい「かりう」と同名の薬を、中盤には調合によって造りだすことができるのだが、戦闘中使用すると…
「かりうをのむと からだじゅうに さむけが おそった。」
って自分が飲むんかい!
なおこのタグが付けられたイラストにある「ねつが でて くるしい。」は、本作中のイベントで「でうすのむら」の村人が感染して苦しんでいる「りんすきんびょう」の症状によるものであり、正確には異なる。