概要
桐野アヤ(19)と黒川千秋(20)の組み合わせ。初期衣装ユニット「レッドバラード」内での年少組に当たる。
アヤは格闘技観戦に燃え、千秋はひたむきにトップを目指すメンタリティから、両者ともに熱くストイックなタイプといえる。また、アヤの隠れた趣味にドール集めがあるが、黒髪ぱっつんでお嬢様育ちの千秋はまさにお人形さんのような美女なわけで、アヤにとって憧れの存在になるのかもしれない。
逆に正反対の部分といえば、アヤが男勝りのガサツな性分なのに対し、千秋が何をやっても気品あふれる育ちのよさで「住む世界が違う」といったところだが果たして。
レッドバラード
モバゲー版・『スターライトステージ』共通の無印カード特訓後の衣装、および同衣装で構成されたクインテット。他のメンバーに高橋礼子、相川千夏、東郷あいがいる。
モバゲー版のイベントには対戦相手としてNPCユニットが登場するが、そのうちのひとつとして【レッドバラード】がメンバーを入れ替えて現れている。
2013年1月22日からの「アイドルLIVEツアー in イギリス」で2人が揃って登場。
メンバーはアヤ・千夏・千秋。初期の仕様で、アヤがユニットを代表して1人がしゃべっていたため、千秋とのやりとりはない。ただ、
- 「ア、アタイが海外でLIVEとか…本当にいいのかよ…? で、でもLIVEするからには全力だぜ!」
という台詞から、アヤが海外に不慣れなことがわかる。千夏はフランスに留学経験があり、千秋はウィーンに馴染みが深いため、アヤがアウェー感を抱いてしまうのも仕方ないのかもしれない。
その後も【レッドバラード】はメンバーを入れ替えながら登場したが、アヤと千秋が揃うのはしばらく後、2017年3月31日からの「ドリームLIVEフェスティバル スプリングSP」にて。
このころにはユニットの表示システムが更新され、【レッドバラード】5人全員での初登場が叶った。メンバー唯一の未成年であるアヤは「重厚なワインのように、観客を酔わせてみせるわね」と言う千夏に対し、「酔うってどんな感じだ?」と訊いている。
アヤと千秋がやりとりするのはWIN台詞。
- 千秋「不思議ね。背中を預けると、胸のあたりがあたたかくなるの」
- アヤ「気が合うな。みんなで飛び込むステージも悪くないな」
と、長い月日をかけて信頼関係を育んだのが見て取れる。背中を預けるからにはお互いの見えないところをカバーし合える仲間という意識があるのだろう。
初登場時との間に何があったのかは下記を参照のこと。
ロワイヤルスタイルNP
イベント「アイドルLIVEロワイヤル」で連続して登場している[ロワイヤルスタイルNP]の同衣装によるユニット。
紫色の同じデザインの衣装で、第6回に千秋、第7回に長富蓮実、第11回にアヤが追加。ユニットは第7回に千秋と蓮実のデュオが、第11回にアヤを加えたトリオが登場し、【レッドバラード】以外でのかかわりが生まれた。2015年3月20日のことであった。
- アヤ「アタシたちのファイティングスピリッツで、相手の勢いを飲み込んじまおう!」
- 千秋「そうね…協力して掴み取る勝利というのも、悪くはないわ」
と、これまで孤高の存在であった千秋が態度を軟化させている。その様子はユニットでアヤがセンターを任されているあたりからも察することができ、LOSE(向こうが勝った場面)では
- アヤ「よっしゃ! アタシらのチームワークの勝利ってところだな!」
- 千秋「やはり、リーダーは多少荒々しいくらいが良いということかしらね」
と、自分とは違うアヤの個性を認めている。
また、DRAW台詞では
- アヤ「残念! 惜しい所で勝てなかったな…! 仕切り直そうぜ」
- 千秋「負けずに済んだ、という見方もできるわ。油断は禁物よ」
と冷静に切り替えて参謀役に回る千秋の姿がある。
Le Ciel Aile
2017年7月10日からの「第24回アイドルLIVEロワイヤル」で、千秋、アヤ、伊集院惠のトリオ【Le Ciel Aile】が登場した。ユニット名は「空の翼」を表すフランス語。カードはそれぞれ[気高きプライド][不意の幸せ][ドイツスタイル]で、群青色の衣装で統一されている。
- アヤ「熱くなるガチの勝負だからこそ、冷静に戦う。それがアタシたちさ」
- 千秋「今日の私たち…美しく気高い歌を、このステージで羽ばたかせるわ」
というやりとりから、情熱と冷静の両立というテーマをこれまで同様に継続しているのがわかる。一方でアヤの台詞からは荒々しさが消えており、千秋がアヤを咎める場面がない。
- アヤ「クールに決めつつ、心は熱く…! この情熱、みんなに伝わったよな!」
- 千秋「えぇ、確かに。私たちを包むこの歓声が、証明してくれているわ」