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さとサグ

さとさぐ

さとサグとは、東方Projectに登場する古明地さとりと稀神サグメの二人による二次創作カップリングである。
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概要

東方Projectに登場する古明地さとり稀神サグメの二人によるカップリング。
二人はそれぞれ『東方地霊殿』、『東方紺珠伝』に初登場した。

サグメは天空彼方の月の都、さとりは地下深くの地底にそれぞれ住まうという、東方Projectの二次創作に見る関係性においてもとりわけ距離的に離れた世界に住まう二人でもある。

2016年7月現在では原作では両者が出会う様子は描かれていないため、二人のかかわりは主に二次創作において多様に想像されるものとなっている。

閉鎖した社会で

さとりとサグメはそれぞれの住まう社会において立場のある身であり、来訪者あるいは有事の際は外敵に対処する様子も描かれている。
さとりは地霊殿の主にして地底の怨霊を管理し、地霊殿への侵入者があった場合も自らその相手として立ちはだかっている(『地霊殿』)。サグメは月の都において純狐らの攻撃に対処し、その際には想定外の介入者にも対応、これを利用する術を見出した(『紺珠伝』)。

今日の幻想郷(及び外の世界)には多数の世界観があり、相互に接触するものもあるが、さとりとサグメの住まう社会はいずれも地上などとの接触を断っていたり拒んでいたりしている。

さとりの住まう地底世界と地上は(地底世界の形成に至る経緯などから)社会同士としては相互に不干渉の立場にあり、さとりもまた自身の能力の副次的な効果もあって地霊殿を主たる所在地としている。他者関係も妹の古明地こいしを除けば主に動物や動物から変化した妖怪などである。
サグメの住まう月の都はその成立の経緯からして「穢れ」を極度に忌避する世界であり、「穢れ」が不可避のものである地上世界を拒否している。綿月豊姫によれば、月世界から見て地上は罪のあるものが落ちる「 監獄 」とも(『東方儚月抄』)。

それぞれが住まう社会は、(個人単位ではなく社会単位としては)各々の経緯から地上などと広く交流を持つことができない状況にあるのである。

地上を挟んで対岸にあるともいえる月の都と地底世界の間でもそれはまた然りであり、特に月の都側からは、様々な「穢れ」の密度の濃い(例えば『東方茨歌仙』)地底世界は地上以上に忌避するところであるかもしれない。

「サトリ」と「舌禍」

さとりとサグメの両者とも作中で特殊な能力を披露している。
さとりは相手の心を読み、言葉で調整される以前のダイレクトな相手の思考を感知している。
サグメは自らの発する言葉で運命を「 逆転 」させ、異なる未来を作り出そうとした。
この際さとりもサグメも、相手の心を探っていくような、見極めていくような観察をもって相手に臨んでおり、静かに相手を見る様子が描かれているなど、対他者にみる様子には共感するものもある。

なお、『紺珠伝』作中においてサグメと東風谷早苗が対面した際、サグメが早苗の心の内側を読み取っているかのような描写があり、ファンの間などでもサグメにも心を読む能力があるのでは、
と想像されたが、実際にはこのときの早苗の表情が分かりやすいもので、元々早苗は感情が表情にでやすいタイプであったことなどに由来するとZUNによって語られている(『東方外來韋編』)。

「サトリ」と「サギ」

先述のようにさとりは相手の心を読むことができ、相手が言葉にしない意図の部分も読み取ることができる。例えば騙そうという意思の有無なども読み取ることが出来る。
この様子は『地霊殿』や『茨歌仙』などで相手の心を読んだ際に相手がさとりに対して二心がなく、言葉によって「騙す意図がない」ことを理解する様子などからもみてとることができる。

サグメは「言葉」によって世界を動かす存在である。
結果の質の如何はともかくも発した言葉が世界を変えてゆく(『外來韋編』)。
サグメの場合はここに、もう一つの側面としての天邪鬼な「詐欺」の要素も込められいる。
「騙す」ことによる「詐欺」の要素もまたサグメの一面である。

平素こそ寡黙ながら、要に応じて言葉を巧むサグメと、言葉の裏側や向こう側にある、言葉にはならない本人の意図の部分に対して見抜くようにダイレクトにアプローチできるさとりは対比的である。

動物に対する二人の「サトリ」

先述のようにさとりも住まう地霊殿には多数のペットが存在している。
さとりはその能力で動物たちの心も読み、言語を介した詳細なコミュニケーションが困難、またはそもそも不可能な動物たちとも交流することができる。
さとりはその能力を通して複雑な思念の体系と言葉によってそれを隠す様を知ってしまうため、それができる人間などを苦手としている。他方でさとりが心を読んで対応することで複雑な概念や意図の想いを直接理解してくれる動物からは大変好かれている。

この「動物の心を読む」という点は、サグメにも関連する。
サグメの由来(または本人)と目される存在は日本神話などにおけるアメノサグメであるが、アメノサグメは動物の声を聴くことができる「巫女」(または「女神」)であった。

その神話ではアメノサグメが動物の声を聴くことができるということに信頼がおかれる様子が描かれている。
ただし神話の中でアメノサグメは高天原から遣わされたアマテラスの代理である雉の鳴き声を翻訳せず、それどころかその雉を射るように助言するという行動をとっている。

さとりは今日でも、サグメはともすればかつて、それぞれの形で動物の心や声を理解する存在である(サグメの場合はその可能性がある)のである。

二次創作では

さとりとサグメについては、二次創作では先述のように両者の住まう世界観の隔絶から直接の接触の難しさなども想像されることもある一方、触れてみれば文字通り心を割って関わり合えるような関係性が想像されることもある。

特に共にその副次的な効果に苦心する様子が想像されることも多い能力面において、さとりとサグメはちょうど不足分と過剰分を補い合える関係とも想像されている。

サグメは「 関係者 」に対してはその「言葉」が様々な運命の「 逆転 」へと至らしめるために、言葉に対して慎重である。二次創作では自由な発話・発言に相当な制限があり、またそれを自戒しているためにサグメ本人も苦悩していると想像されることもある。
一方でさとりは、「言葉」になる前の思考を読むことができる。サグメが普段言葉で他者に伝えることができない思いを、さとりはダイレクトに理解することができるのである。
また、さとりがサグメの想いを変わって言葉にすることで、サグメが口にできない事柄であってもさとりの声と言葉がそれを示してくれるのである。

「さとサグ」としては、言葉による交流を半ばあきらめていたサグメにおいて、さとりのこの能力が突如訪れた救済のような位置づけとして見出されることもある。さとりもまた自らの能力が複雑な思考と言葉による欺瞞の能力も持ち得る他者にも忌み嫌われることなく素直に喜ばれたことに驚きを得るなど、さとりとサグメならではの交流が想像されている。

またさとりは心を読まれること嫌う他者、あるいは思考を読まれるのではなく発話によってその怨嗟を口にしたい怨霊などからも嫌われているとされ、サグメについては二次創作によっては「舌禍」という性質から他者から忌避されているとする創作もある。
それぞれ自分の能力のゆえに他者に避けられているという姿が想像されていることも二人の共通点でもあり、一方で互いの能力や人柄を嫌うことのない「さとサグ」にはつよい絆が生まれるのでは、と想像するアプローチもまたある。

この他の要素としては、動物たちを愛するさとりの姿の延長として、サグメには「鷺」の要素もあるため例えば初対面時等でさとりがサグメを新たに妖怪変化を遂げた動物の一種とみて「鷺を飼う」感覚でサグメに接しようとする、いわばテイマーとペットような関係性が見出されることもある。

二次創作などではさとりとサグメの両者ともにしっかり者としての一面の他に天然ボケのような側面や個性的な観点をもつなどの要素が見出されることもあり、性格面における二次創作的アプローチにおいてもさとりとサグメは共感するものを持つ。

一方でそれぞれのカリスマフルな様が描かれることも両者の二次創作の在り方の一つでもあり、例えば「さとサグ」などでは、それは今日の月の都と地霊殿の出会いとして緊張感のもとで二人が出会うという想像もまたある。
また先述のように言葉を駆使するサグメと直接心や意図を読むことで言葉の技巧・装飾を無意味にするさとりの対比が描かれることもあり、そのキャラクター性も相まってその二人の対峙には独特な緊張感や先の読めない緊迫感などが描かれることもあるなど、「さとサグ」ならではの交流も見出されている。

さとりとサグメの間を隔てる要素は物理的、心理的のいずれにおいても容易ならぬものではあるが、一方で出会ってみれば互いに共感しあえる間柄であろうと想像されているのも「さとサグ」の特徴と言えるだろう。

関連イラスト

サグメ様とさとり様
サグメさんと



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