概要
タラの卵巣。一般にはスケトウダラの卵巣を塩漬けにしたものを指す。
タラの卵(子)であることから「たらこ」の名がついた。西日本の一部地方では明太子と呼ばれるが、これは朝鮮語由来の言葉で、原型が朝鮮半島から伝わったことを起源とする。詳しい歴史については明太子の記事を参照。
生の卵巣を食塩水で洗って汚れを除き、食塩を加えて塩漬けにしてつくる。食用色素を加えて紅色に着色することも多く、紅葉子(もみじこ)の別称もある。
塩漬けした後に唐辛子の入ったエキスにつけて熟成させたものは辛子明太子と呼ばれて区別されている。
そのまま食べたり、加熱して焼きたらこにしたり、おにぎりやお茶漬けの具、和え物、カナッペなどに用いる。
塩分およびコレステロールが高い。
pixivでは、たらこキューピーに関連したイラストが多く見られる。