概要できないじゃない!
アメリカのバンド・ペインキラーの楽曲「スカッドアタック」から発見された空耳。
2015年10月30日の空耳アワーで採用された。
男性が携帯ゲーム機で遊ぼうと弄っていると、遊ぶどころか電源すら入らない。
そして裏を見ると…電池が入っていなかった。
そして男性は泣き顔にも憤怒の顔にも見える表情でこう叫んだ…。
「ならできないじゃない!」(元歌詞:WHY DON'T YOU GIVE IT TO ME)
約6秒程度とかなり短い作品ながら、その映像と元音源のシャウトのインパクトは、タモリ&安齋肇のレギュラーメンバーのみならず、たまたま同席していたゲスト(人気企画「タモリ電車クラブ」の収録に参加していた鉄オタ芸能人たち)をも爆笑の渦に巻き込み、見事ジャンパー獲得作品となった。
ちなみにこの回のゲストであり、日米ハーフで英語が達者な市川紗椰にタモリが頼んで元の歌詞を読んでもらったが「ならできないじゃない!」とは、到底聞こえない代物であった。
※ただし、このバンドには、日本人のミュージシャンである山塚アイ氏(現ボアダムス、元ハナタラシ)がボーカルとして参加しており、この空耳の箇所のように、何語かわからない言葉をひたすら絶叫するスタイルのボーカリストのため、そもそも歌詞など存在しない可能性も十分ある
そのため、本作は絶妙な短さと秀逸な映像、それに元音源の力強いシャウト(というか勢い)と「農協牛乳」並みのインパクトで獲得したジャンパー作品といえる。
余談できないじゃない!
・実は元歌詞にはさらに続きのシャウト部分があり、なんと「オーマイガー!ア゙ァーーー!!」だったりする。
この部分は番組では触れられなかったが、これはこれで空耳でも合っていると一部で密かに話題になっていた。
・この次の週の放送でも、引き続き同じゲストが参加しての「空耳アワー」にて、なんと二週連続でジャンパー作品が登場したが、それが「ナゲット割って父ちゃん」である。
・このネタの前座作品は「包茎、カブ、包茎」という下ネタ作品であり、お茶の間の視聴者は久しぶりに下ネタからの爆笑ネタの餌食となった。
・なお、同バンドの昔の空耳には「田中がカタカナださ~!」という名作があるが、そちらでは歌詞が不明となっていた。(スタッフが英会話の先生のところに、何と歌っているかを聞きにいったが、結局わからなかったそうである)
後年の空耳アワーでは、歌詞カードがない曲については外国人スタッフによるリスニングで歌詞を付けるようになったため、今回は歌詞が表示されたものと思われる。
・ちなみにこの空耳ネタの投稿者の伊藤大貴さんは次週の回の、「北九州」で耳かきを獲得した(ナゲット割って父ちゃんの前のネタ)。そして、伊藤さんは2017年6月2日に「あんた舐めろ ・・・(以下略)」でジャンパーを獲得した。
参考動画
この「ならできないじゃない!」の部分はイントロ部分でありいきなり始まるので音量には注意。