一般的な概要
かつて日本ミルクコミュニティが販売していた牛乳のブランドで、2020年現在は協同乳業株式会社(メイトー)が製造している。シンプルな朱色(赤)のパッケージに「農協牛乳」と書かれている。
下記の空耳アワーのVTRで使用されているのはこの赤パッケージの商品であるが、他にも全国農協乳業協会の会員用の青パッケージ、らくれん(四国乳業)や名古屋牛乳などが製造している緑パッケージが存在する。
外部リンク
空耳としての概要
それはタモリが司会を担当していたTV番組『タモリ倶楽部』での事。
「洋楽のここの部分がこう聞こえる!」という物を視聴者からのハガキ投稿を発表していた名物コーナー『空耳アワー』。
そこでプリンスの「バット・ダンス」と言う曲が紹介され、空耳の部分が流れた。
……その空耳こそが「農協牛乳」だったのである。
その部分は実際には「DON'T STOP DANCIN'」と歌っているのだが、プリンスの独特の歌い方から、農協牛乳と聞こえてしまったのである。
この空耳は司会のタモリや安齋肇、そして番組を見ていた人達の腹筋を刺激し、爆笑の渦が巻き起こった。
更に、番組スタッフが作成した「スモークの中、音楽と共に地面からせり上がってくる農協牛乳」(メイン画像及び関連動画)と言うシュールさが極まった演出の映像で笑いに拍車がかかっている。卑怯にも視聴者の腹筋を殺しに来ているのが火を見るより明らかである。
結果、この空耳は景品としてジャンパーを進呈され、本コーナー及び番組が終了した現在も「最強の空耳」の一つとして語り継がれ、
番組の最終回の前週に放送された『頑張ったけど、スベったらゴメンね!ALL新作 空耳アワー』に出演した星野源がマイベスト空耳としてこの作品を挙げ、長年ソラミミストを務めた安斎肇が番組終了後に出演したラジオ番組で1番印象に残った空耳にこの作品を挙げて、その影響で今もなおこの牛乳を買ってしまうというエピソードを語った。
まさかのトリビュート
2020年11月のタモリ倶楽部で放送された事を受け、メイトー/協同乳業公式Twitterアカウントにてこのネタをトリビュートして制作された農協ヨーグルトの動画が公開された。
余談
このネタの前座作品が「あーノーパン喫茶があそこにあるわ!」と言う下ネタ作品であり、下ネタからの不意討ちで爆笑ネタの流れを確立した。
関連動画
関連タグ
東京ミュウミュウ:発音のイントネーションが同じ事を、原作者自らネタにしていた