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曖昧さ回避編集

べる(ゆっくり実況者)


概要編集

CV:高森奈津美(リメイク版)


ライブアライブ」の原始編におけるメインヒロイン。

クー族の少女で、おーでぃーおーに対する生け贄にされる運命だった。しかし何とか逃げ延び、偶然出会ったライバル部族の少年ポゴに支えられていく。自分が属する部族の戦闘隊長ざきに連れ戻されてしまうが、ポゴが渾身の力で助けに来た。


だが、感動の再開も束の間で、彼女らが乗っていた足場は崩落し、谷底に落ちたクー族司祭を殺しただけでは飽き足りず、餌と血に飢えたおーでぃーおーが現れる。べるは勇気を振り絞ってゴリと共にポゴを支援し、援軍のざきと共闘しておーでぃーおーを滅ぼした。


その後、緑の大地を見つけたべるはクー族の新族長になったざきとポゴの村の長が和解した祭りの日にポゴとの結婚を許してもらい、幸せな生活を送る事となった。


性能編集

ステータスは低く直接的な攻撃は期待できないが、貴重な範囲回復技の“ふれふれー”によるサポートが得意。

…というのが初見時の感想になるだろうが、彼女のポテンシャルはそんなものではない。


最初は殴ったり蹴ったりする技しか使えないため、攻撃力の低い彼女では一見戦力にならない。

しかし原始編にはアイテム合成のシステムがあり、それにより彼女専用の装備を作ることができる。それが「野性ドレス(レア素材のかわひも・ケガワが必要)」「野性バッグ(かわひも・かたいカワが必要)」の二つ(もう一種類専用アクセサリーもある)なのだが、この二つの装備は性能が異様に高い。

バッグを持たせた彼女の“ぽかぽか”は、ポゴ以上の火力を容易に叩き出す。まさかのメインアタッカー化である。


そして更にレベルを上げていくと、歌で攻撃する”るーるー”を覚える。

これは高火力の多段ヒット技という、どこぞのガンマンの最終必殺技みたいな性能の技であり、余裕でカンストダメージを叩き出す最強クラスの技。


超高火力の技に範囲回復まで使える彼女の性能は、ライブアライブのプレイアブルキャラクターの中でもトップクラスに高く、最強キャラとの呼び声も高い。



それだけに使える時期が限られているのが惜しい点。キングマンモー戦に参戦できればどれだけ楽だったことだろう。


最終編にて編集

オルステッドを主人公に選んだ場合、大恐竜おーでぃーおーを操作してポゴ一味を倒す事となるが、デフォルトでるーるーを覚えており、油断していると鬼門的存在になる。必殺技の急降下などたいていの攻撃で倒せるため、動き出す前に撃破するのが望ましい。オルステッド以外を選んだ場合はエンディングでポゴと蜜月を過ごしており、彼との間に赤ちゃんを授かり幸福に暮らしている。


余談編集

センシティブな作品

このイラストのように、毛皮のビキニを着た萌えキャラで描かれる事が多いが、小林よしのり氏による原画では、メイン画像にあるような貝殻水着とアクセサリーしか身に着けておらず、グラマーな雰囲気になっている。

もっとも、原始編では海どころか湖などは行ける範囲にはなく、舞台となる場所は内陸と推測される。べるはどこで貝殻を調達したのだろうか?


また、かなりの食いしん坊でおしゃれな性格をしており、彼女を匿った時にお肉をあげるとキスをし、野性バッグや野生ドレスなど専用装備をあげるとセクシーなサービスをしてくれる。つけムナゲやカチンコケースなど下ネタ系をあげてしまった場合、ビンタされた挙げ句ゴリに笑われると言うイベントが起こる。


また、生贄にされかけているところを自力で逃げ出し、遠いポゴの村までその足で来てしまうなど、さらわれ系ヒロインでありながら彼女自身もかなりアクティブ。ポゴが助けに行かなくても自力でどうにかしてしまったんじゃないかという気がしなくもない。

もっともこの行動力こそ、魔王オディオが語った「助けを乞うだけの人間」とべるの最大の違いでもある。べるもまた、ポゴや他編の主人公達と同じように自らの意思で未来をつかみ取ったキャラクターだと言えるだろう。


リメイク版編集

TIPSにて、クー族は豊穣と安寧のため、おーでぃーおーに定期的に価値あるものの命を捧げていた事が発覚した。

逃げ出したべるをクー族が何としてでも取り戻そうとしたのは、生贄が誰でもいいわけではなく、べるが生贄に相応しいクー族にとって価値あるものだからである。

それを踏まえて劇中の描写をよく見ると、原始編では女性キャラがあまり登場しないポゴの集落も同様だが)。クー族がべる以外にも多数のメスゴリラを捕まえているのを見ると、クー族にとっての価値あるものとは、契り交わって子孫を増やすために必要な女性という可能性が高い。


いつから、そしてどれだけのサイクルで生贄を捧げていたかは不明だが、おーでぃーおーと戦う谷底にはおびただしい数の人骨が散らばっており、相当な数の命が犠牲になっていた事が窺い知れる(オリジナル版にも人骨があったが数は然程ではなかった)。

もし、この凶行が続けられていたとすれば、原人達に待ち受けているのは子孫を残せずにじわじわと滅んでいく滅亡の道であったのかもしれない。


そして、上述のセクシーなサービスは、リメイク版ではやはりコンプラ的な理由で描写が変更されている……が、直接見せない分、余計にいやらしいものになっている。


リメイク版では移動時のキャラグラフィックが戦闘時の頭身と共通になった為、SFC版と違いポゴよりも長身である。


ちなみにライブアライブの声の出演者は時田貴司氏が指名したキャスティングだったが、唯一「べる」だけはオーディションを行って決めたとの事。


関連タグ編集

ライブアライブ

原始編


アニー(ライブアライブ):同作の西部編のヒロイン。こちらは腕の立つサンダウン・キッドマッド・ドッグに「戦う術は知らないけど自分たちもできる限りの範囲で協力するから町を守る手助けをしてほしい」と町の代表として申し出て共闘し町を守り切ることに成功した、べるとは別の意味でたくましく主人公たちと手を取り合ったヒロイン。

 

アリシア(ライブアライブ):同作の中世編のヒロインになれなかった女性。辛抱強く助けが来るのを待てなかったという点は本人が精神的に摩耗していた(それだけべるが逞しかったともいえるが)、ストレイボウの虚言を信じ込んでしまった、オルステッドの意見に聞く耳持たず自害してしまった、亡霊として登場した時は愕然として反省していたストレイボウと違ってどこか他人事、と見る人によってはいやな女に見えてしまう攫われ女子。

レイチェル・クライン:SF編のヒロインになれなかった女性キャラ。恋人を目の前で失ったという同情すべき点があったとはいえヤンデレ&発狂&協調性皆無等々事態の打開には全くと言っていいほど貢献しなかった。まぁ、彼女のほうは終始受け身だったおかげで最悪の結末まで導いてしまう事態は避けられたため最後に大暴走してオルステッドを絶望させ国を破滅させたアリシアよりはまだましではあるが・・・。





その他の「べる」編集

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※登場作品名50音順

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