概要
『東方風神録』以降、ほとんどの東方Project作品で異変の発端に守矢神社の祭神「八坂神奈子」、「洩矢諏訪子」が関わっていることがもとで生まれたタグ。
本来、幻想郷では誰もが異変の元凶となりうる可能性がある。
しかし守矢神社の場合、その皆勤賞レベルの出現率と、一貫性を感じさせるはた迷惑っぷりからファンの印象に強く残る結果となった。
以来、二次創作において守矢神社ネタが投稿されるたび、人々は心の中でつぶやくのである。
「また守矢か」と。
※以下作品の結末についてのネタバレあり!!
『東方風神録 ~ Mountain of Faith.』
守矢神社初登場作品。
守矢神社は外界で信仰が得られなくなったため、信仰を求めて神社ごと幻想郷の妖怪の山へ移動したきた。
そこで妖怪の信仰を集め、代わりに神徳を与え続けた結果、妖怪勢力のパワーバランスを崩してしまう。その上博麗神社にまで営業停止を迫ったせいで異変として叩かれることになってしまった。
この時点ではまだ幻想郷のルールを知らなかったからという言い訳もできたのだが……
『東方地霊殿 ~ Subterranean Animism.』
記念すべき「また守矢か」一件目。EXステージも守矢神社である。
旧地獄で地獄鴉の「霊烏路空」が八咫烏をとり込み暴走した異変。
その八咫烏を空にもたらしたのが神奈子と諏訪子である。空に「核融合を操る程度の能力」を与えることで幻想郷に産業革命を起こそうとしたらしい。
一応対策として空が調子に乗って地上に侵攻してきたら叩き潰す算段だったらしいが…
また守矢か
『東方星蓮船 ~ Undefined Fantastic Object.』
守矢神社の風祝「東風谷早苗」が自機として初参戦した作品。また、早苗が常識を忘れはじめたころ。
旧地獄に封印されていた飛倉と「村紗水蜜」らが解放されたことで、法界に封印されていた「聖白蓮」の復活のために動き出した異変。
直接的な原因は命蓮寺組、あるいは「封獣ぬえ」と言うことができるが、飛倉の封印が解けたのは旧地獄異変のときにできた間欠泉のせいである。その間欠泉も元をたどれば……
ただしこの場合にかぎり命蓮寺組の背景を知ったプレイヤーからは「守矢gj」の賛辞が贈られることもある。
命蓮寺のことを神奈子は強く警戒していたが、諏訪子は寺の建設地を整備したりと協力的。
…と思いきや次作の伏線でした。
また守矢か
『東方神霊廟 ~ Ten Desires.』
東風谷早苗が自機として続投し、レギュラー入りを感じさせる作品。
霊廟に眠り続けていた「豊聡耳神子」が復活するに際し小神霊が大量発生した異変。
もともと外界にあった霊廟が幻想郷に移動することで復活するはずだったが、何の因果か霊廟の真上には新しく命蓮寺が。
しかも実際にはもう暫く眠りについているつもりだったがむしろ白蓮からの刺激によって復活が早まってしまったというのである。
あれ?命蓮寺の土地整えたのって…
また守矢か
なお、今回の黒幕である神子は後の異変の元凶だったり重要人物と関わってたりする。
今度はお前か