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もみ

もみ

秋田県の藩士・人見蕉雨の随筆『黒甜瑣語』で紹介されている妖虫の一種。
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曖昧さ回避

  1. 秋田県の藩士・人見蕉雨の随筆『黒甜瑣語』に記載される妖虫。→本項で解説。
  2. カエル、あるいはそれを調理したものを指す言葉。
  3. 脱穀されていない、外皮に包まれたの事。
  4. 籾殻の表記揺れ。
  5. ベニバナで染めた無地の生地。もみぎぬの事。
  6. 樅の平仮名表記。
  7. モミの平仮名表記、表記揺れ。
  8. 「もみもみもみ」の省略。
  9. ムササビの古い呼び名。

概要

秋田県の藩士・人見蕉雨の随筆『黒甜瑣語』で紹介されている妖虫の一種。


森吉山に棲息しているという、ヤモリに似たヤモリよりも少し大きな姿をした虫で、草深い所には必ずいるといわれており、山中でうたた寝していると男女に係わらず、性器に取り付いて体内へと潜り込み、精液を吸い尽くして虚労(過度の性交などによる疲労で心身が衰弱した状態)状態にして廃人にしてしまうとされる。その他、火を焚いていると集まって来るともいわれている。


その為、人々はこのような事態にならない様に、股引を固く締めて山へと入っていたという。


また森吉山などの阿仁山中以外にも木曾山中にも同様の虫が棲息しているとされ、著者はこれらを『本草綱目』に記述される蛤蚧(ごうかい。オオヤモリの事)の類ではないかと考察している。


関連タグ

妖虫 日本妖怪 妖怪

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