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やじうまワイド

やじうまわいど

やじうまワイドとは嘗てテレビ朝日などで放送されていた朝の情報系バラエティ番組のタイトル。ここではその前身や後身に関しても述べる。
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概要

1987年9月28日から2002年6月28日にかけて、テレビ朝日で平日の朝に放送されていた、朝の情報系バラエティ番組。また、1998年4月4日から2002年6月29日にかけては、土曜日にも放送されていた。


今でこそ朝の情報番組では当たり前になっている複数の新聞社の朝刊スポーツ新聞の記事紹介は本番組が最初であり、エレクトーンを使ったBGM(番組開始~1993年4月2日まで)や低予算で作られたのが特徴だった。

新聞記事を紹介しつつコメンテーターに感想などを伺うという形を取っていたのだが、時にコメンテーターと司会を務めていたテレビ朝日の吉沢一彦アナウンサー、あるいはコメンテーターと芸能記事にコメントするはずの芸能評論家(例えば梨元勝や須藤甚一郎)が激しい言い争いをすることがしょっちゅうあったという。


実はこの番組は、全編ローカルセールス枠であった。ゆえに系列局でも一部時間帯のみ放送や、放送自体なし、と言うケースも少なからずあった。


歴史

元々は朝日放送の「おはよう朝日です」という番組を関東ローカライズ化した「おはようテレビ朝日」と言う関東ローカルバラエティ番組のワンコーナーの「ヤジウマ新聞」だったのだが(ちなみに「おはようテレビ朝日」は1981年3月30日スタート)、1985年秋の改編で「おはようテレビ朝日」が終了することになった際にこの「ヤジウマ新聞」を独立した番組として再発足させたのがこの番組の始まりであった。

そして先述の通り1987年9月28日に「やじうまワイド」として改めて再スタートを切ったのだった。


1993年4月から1996年9月までは「新やじうまワイド」と名乗っていた。また、スピンオフ番組として、1989年1月から3月にかけて「やじうま新聞日曜版」が日曜朝11時台に、1994年10月から1996年9月にかけて「やじうま6」が平日朝6時台に、1997年4月から1998年3月にかけて「やじうまサタデー」が土曜朝7時台に、それぞれ放送されていた。


ANNネットワーク拡大運動に合わせてネット局を増やし、昭和局の地元独自の情報番組とも徐々に交替していったのだが、先述の通り全編ローカルセールス枠であったため、放送しないケースもあった。とくに土曜版は終始関東ローカルであった。


2002年6月28日放送分をもって終了、14年9ヶ月の歴史に幕を下ろした。


その後

2002年7月1日から「やじうまプラス」としてリニューアル、新聞記事紹介を中心に据えつつも、VTRを積極的に紹介したり生活情報を取り扱ってみたりと裏番組の「めざましテレビ」(フジテレビ系列局、ただし一部系列局除く)を意識した内容としたものの、2010年10月1日に終了した。


「やじうまプラス」終了から3日後の2010年10月4日、「やじうまテレビ!」として再リニューアルが図られた。天気予報を中心とした構成に変更された(ゆえに司会はウェザーニューズ社から依田司という人を借りてあてた)。

ただこのスタイルに視聴者は全くなじめず、結局「やじうまプラス」とほぼ同じ内容に戻した(依田はただのお天気おじさんに降格)。

その後も細かい変更を重ねてきたものの「めざましテレビ」との差はなかなか縮まらなかった。


東日本大震災取材の際「やじうま」がついているだけで不都合な面が現れたことから、「やじうま」の看板を外すことを決断、2013年9月27日放送分限りで終了、「グッド!モーニング」に後を託すこととなった。


関連タグ

テレビ朝日

グッド!モーニング:後継番組で現在のテレ朝平日朝の情報番組。

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