高橋留美子による作品世界の全般を総称して表す言葉。(広義のるーみっくわーるど)
もともとは『うる星やつら』や『めぞん一刻』のアオリにおいて当時の担当編集が好んで使用した言葉。これに関してはるーみっくあるいは高橋留美子などの各項目を参照。
狭義においては1980年代に出された高橋留美子の(主には少年向けとなる)短編集のタイトル。あるいは、同短編集収録作品を原作に置き制作されたOVA作品シリーズのシリーズタイトル。もしくは、そこからブランドを継承して発刊された短編集単行本のシリーズタイトル。そして、それら各種単行本に収録された作品全般を指す言葉。(狭義のるーみっくわーるど)
単行本「るーみっく わーるど」
1984年に発刊された高橋留美子の短編集。同年に3巻まで刊行されている。
シリーズの定期刊行は終了しているが、後に発刊される高橋留美子の短編集に対しては、この呼称が使われる事がある。(「るーみっくわーるど すぺしゃる」など)
なお収録作品の末尾に☆があるものは、OVAシリーズ「るーみっくわーるど」としてアニメ化されたもの。OVAシリーズとしては全3話、全3巻。
第1巻所収
第2巻所収
第3巻所収
るーみっくわーるど スペシャル
いわゆる『人魚シリーズ』の特別装丁単行本。全2巻。
収録全話『人魚シリーズ』で構成されているが、扱いは短編集であるため「るーみっくわーるど」の単行本ブランドが用いられた。あくまでも短編集のくくりによる、各巻独立単行本なので巻数表記は無い。(シリーズとしての単行本ではなく、それぞれが独立した1冊の扱い)
のちに『人魚シリーズ』として未収録作品を加えた再編集版の単行本が出されたため、狭義の「るーみっくわーるど」からは外される事となった。
- 人魚の森
- 実質上の第1巻。「人魚は笑わない」から「人魚の森」までを収録。
- 人魚の傷
- 実質上の第2巻。「夢の終わり」から「舎利姫」までを収録。
- 以降は「るーみっくわーるど」としては未収。
るーみっくわーるど 高橋留美子短編集「1orW」
「るーみっくわーるど」の第3弾(第1弾が初期3巻、第2弾が「スペシャル」)として出された単行本。現時点で「るーみっくわーるど」のブランドを引き継いでいる最後の短編集。
関連タグ
高橋留美子劇場 - ビッグコミック系で展開された同作者による、もうひとつの短編集シリーズ。
人魚の森(人魚シリーズ)- 本来は「るーみっくわーるど」の「特別編」という扱いだった。
るーみっく100users入り るーみっく500users入り るーみっく1000users入り
るーみっく5000users入り るーみっく10000users入り
(※なお、うる星やつら、めぞん一刻、らんま1/2、犬夜叉、境界のRINNE、MAO(高橋留美子)は各タイトル毎のusers入りタグが使用されているので、そちらを参照して頂けると幸いである)