ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

アイクジャケット

あいくじゃけっと

1940年代から60年代までアメリカ軍及びイギリス軍、及びそれらの友好国で人気を博した軍服。
目次 [非表示]

アイクジャケットとは、アメリカ軍及びイギリス軍、イギリス連邦各国、アメリカの友好国等で人気を博した軍服の様式である。


概要編集


第二次世界大戦中、欧州戦線で指揮を取っていたアメリカ陸軍ドナルド・アイゼンハワー将軍が「実用的でカッコいいジャケットを作れ」と指示したことが発端である。

この指示をもと、イギリス軍で用いられた短ジャケット型の軍服を参考に作られたものである。

その後、この種の軍服はそこそこ流行したのだが、アメリカ軍のものが大きな影響力を持ったためか、はたまた「他所の軍隊の文化≒アメリカ軍の文化」という構図が長く続いた日本独自の事情の所為か、元となったイギリス軍のジャケットが「英軍のアイクジャケット」と呼ばれることもあった。哀れイギリス…

デザイン編集

将官から兵卒まで使用されていた上に(当然兵卒と将官では仕立てが違う)、戦時中の試行錯誤もあったためか、かなりバリエーションが多い服である。


一般的に褐色でウール製の短ジャケットである。

ボタン留めの飾りベルトなどで、裾(ウエスト)を絞ることができる。

ポケットが左右に付く。常勤服として体裁が良いように底が丸型でプリーツが付く少々凝ったものが一般的である。


士官の常勤服に用いられる他、下士官の外出服、簡易的な防寒着など用途は幅広い。


日本では、警察予備隊創設時にアメリカより供与され、やがて国産化が成された。

保安隊を経て自衛隊に成ってからは、徐々に姿を消していった様子である。


【例大祭10】新刊サンプル「東方自衛隊」



関連タグ編集

陸軍航空隊 軍服

この記事のカテゴリ編集

制服 防寒着 アメリカ軍 イギリス軍

関連記事

親記事

軍服 ぐんぷく

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 13144

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました